「パンピー」の意味・語源【使い方や例文】
パンピーという言い方は、相手を見下して使う言葉です。
よって、できれば使わないに越したことはありません。
目次
- 「パンピー」の意味とは?
- 「パンピー」を言い換えると?
- 「パンピー」の言葉の使い方
- 「パンピー」を使った例文と解釈
- 「パンピー」は使う人によって意味が少し違う?
「パンピー」の意味とは?
このパンピーとは、「一般ピープル」という意味で使います。
つまり、自分たちはその人たちとは違う特別な存在だということを言いたい為に用いる言葉だと考えてください。
当然ですが、そう呼ばれた方は、いい気分がするものではなく、馬鹿にされていると分かります。
一時期は調子に乗った人がよく使っていた言葉ですが、面等向かって言ってしまった為にトラブルになった例もあり、現在ではほとんど聞くことはありません。
「パンピー」を言い換えると?
パンピーはその意味から、「一般人」と言い換えられます。
この言い方であれば、誰に対して使っても問題になることはありませんが、「パンピー」という言葉になると、いかにも馬鹿にしているというニュアンスになるので注意してください。
一般人を小馬鹿にした言い方がこの「パンピー」だと覚えておけば、間違いはありません。
「パンピー」の言葉の使い方
人のことをパンピーなどと呼びたがる人ほど、特に大した存在でもないことがほとんどです。
有名人が使うのならまだ分かるというものの、完全な一般人が、同じく一般人に対して使うことがほとんどなのが困ったところです。
よく使われる場面としては、ナイトクラブなどで、その店では有名な人(あくまで一般客です)が、一見さん、滅多に来ないお客さんをそう呼ぶことがあります。
自分をどれだけのものだと思っているのか知りませんが、こんな言葉を連発するような人とは付き合わない方がいいでしょう。
「パンピー」を使った例文と解釈
パンピーという言葉を使うような人は、正直なところ、何か勘違いをしている人が多いです。
有名人と一般人というカテゴリ分けでは、完全に一般人の方だというのに、「自分は他の人とは違う」などと考えているからです。
- 「今日はパンピーだらけで困ったもんだ」
- 「あれってパンピー?それにしてはイカしてんじゃん」
「今日はパンピーだらけで困ったもんだ」
パンピーは、主にこのような使い方をされる言葉です。
自分(たち)をどれだけのものだと思っているのかという話で、こんな言い方を(言った人、言われた人と全く関係なく)聞いた方も、決して気分のいいものではありません。
「あれってパンピー?それにしてはイカしてんじゃん」
このような言い方も、ナイトクラブなどでよく聞いたものです。
常連ではないお客さんに対して、使っている方は褒めているつもりでしょうが、こんなことを言われて喜ぶ人はいません。
「パンピー」は使う人によって意味が少し違う?
パンピーという言葉は、芸能人などの有名人が使えば、普通に「一般人」という意味になりますが、前述のように、その人たちを小馬鹿にしていることになるので、現在そんな言い方をした日には、すぐに「炎上」することでしょう。
元々このパンピーという言葉は、「自分(たち)は他人とは違う」などと勘違いをした若者たちが生み出した言葉なので、わざわざ使う必要はありません。
- 「ヤンキー」が使う場合
- 「バンドマン」が使う場合
- 「オタク」が使う場合
「ヤンキー」が使う場合
ヤンキーと呼ばれる人たちが使うと、自分たちと同年代で、そうではない人たちのことになります。
ヤンキーという性格上、今でもこの言葉を使っている可能性が一番高い人種かも知れません。
「バンドマン」が使う場合
バンドマンからは、同じようにバンドを組んでいる人以外の一般のファンやお客さんのことを指します。
しかし、折角のファンなどを馬鹿にしていることになってしまうので、ほとんど使うことはないでしょう。
「オタク」が使う場合
あまり見ることはありませんが、オタクと呼ばれる人たちからは、特にこれといってハマっている趣味がない人たちのことを指して使うことになります。
ですが、こちらも現在ではまず使われる表現ではありません。
要は言葉自体がもう古く、死語と呼ばれても仕方のない言葉の1つだからです。
パンピーは、一時期若者の間で流行った言葉ですが、その相手を見下すニュアンスが多分に含まれているので、使わないに限る言葉です。
更に、現在ではもう死語とも言える為、この言葉に興味をもつ必要はないでしょう。