「イカホモ」の意味【使い方や例文】
イカホモという言葉は、主にLGBTの人たちの間で使われています。
どんな意味で使っているのでしょうか。
目次
- 「イカホモ」の意味とは?
- 「イカホモ」の語源
- 「イカホモ」の言葉の使い方
- 「イカホモ」を使った例文と解釈
- 「イカホモ」の関連語と意味を解釈
「イカホモ」の意味とは?
イカホモとは、どう見てもホモ(男性の同性愛者のことです。
以下、「ホモ」で統一します)に見える人のことを指す言葉です。
そのような人たちでないと分からない、見ただけで恐らくそれと分かる特徴があるのだそうです。
もちろん例外もあるので一概には言えませんが、ガッチリとした体格で薄着を好む人や、ヒゲの生やし方がそれっぽい人、ホモの人に多い仕草があるなどの理由から、そのように判断することが多いそうです。
「イカホモ」の語源
イカホモという言葉は、「いかにも」+「ホモっぽい」という2つの言葉からです。
それぞれの最初の2文字をくっ付けて、「イカホモ」となりました。
近年、LGBTは日本でも理解が深まってきていますが、まだ一般的には特異な人たちと思われている傾向があることも事実です。
「ホモ」という言葉自体が差別的な意味を含んでいるとも言われている為、この「イカホモ」も、決して表立って使うような言葉ではありません。
「イカホモ」の言葉の使い方
イカホモは、LGBTの人たちだけでなく、一般の人が使うこともあります。
しかし、ホモの人たちを揶揄することになってしまいかねないので、下手に使うのはやめておきましょう。
使う場合も、そう思った人には決して聞こえないように程度に留めておいてください。
下手をすると、トラブルにもなりかねません。
「イカホモ」を使った例文と解釈
イカホモという言葉を使うのは、それっぽい人を見付けた時に限られるので、例文の形も限られます。
その為、一般の人が使った時の例も一緒に挙げておきます。
- 例文1
- 例文2
- 「その服装はイカホモっぽいから、やめておいた方がいいよ」
例文1
「あの人、イカホモ。同じホモの俺には分かる」
ホモの人から見ると、このようなことも少なくないようです。
しかしながら、このイカホモという言葉は、ホモだと言い切ってはいない点にも注目で、時には間違いもあるようです。
例文2
「どう見てもイカホモの特徴そのままだけど、そこまで自信はないなぁ」
一般の人がイカホモと思われる人を見て使っている例です。
ホモの人に多いと言われる特徴をもった人でも、もちろんその全員がホモだという訳ではありません。
ホモの人でないと分からないような細かい部分も多々あるのでしょう。
(そのホモの人でも、全て分かる訳ではありません)
「その服装はイカホモっぽいから、やめておいた方がいいよ」
ホモの人には服装にも特徴があるそうです。
具体的なその服装を挙げるのは難しいですが、ホモではないのに、そう思われかねない服装について注意しているという例文になります。
「イカホモ」の関連語と意味を解釈
イカホモの関連語として、以下の2つを紹介します。
これらはイカホモとは多少違い、一般の人が使うことの方が多いと言えるでしょう。
- 「ガチムチホモ」【がちむちほも】
- 「ホモ百合」【ほもゆり】
「ガチムチホモ」【がちむちほも】
ガッチリとした体格のイカホモの人を指す言葉です。
外見からホモと判断される材料として、このガッチリという特徴は外せない為、イカホモの代表的な例とも言うことができます。
「ホモ百合」【ほもゆり】
ホモの人は通常、タチ(男性役)とネコ(女性役)に分かれているものですが、このホモ百合と言われる2人は、共にネコだという組み合わせになります。
「百合」は女性同士のカップルのことを表す言葉で、そこからこの言葉が誕生しました。
ホモの人の中には、イカホモの人を見て、その中でもタチかネコが分かる人も多いそうです。
イカホモは、LGBTの人以外でも使える言葉ですが、使う時にはくれぐれも注意してください。
それによってどんなトラブルを招いてしまっても、全てはこの言葉を使った人の責任です。