「B専」の意味・英語・対義語【使い方や例文】定義はあるのか

「B専」の意味とは?

B専とは、「不細工な相手(男性なら女性、もしくはその逆)が好み」なことを表現する言葉です。

ごく普通に考えると、男性であれば美しい女性が、女性ならいわゆるイケメンと呼ばれる男性が好みだという人がほとんどだと思いますが、「蓼食う虫も好き好き」とは言ったもので、世の中にはそのような嗜好の人たちも居るのです。

「B専」の語源

B専の「B」は、「不細工」を表現しています。

その不細工な相手専門という意味で作られた言葉です。

「デブ専」と間違えて使われることがありますが、そちらとはまた別の言葉です。

(デブ専は、「太った相手専門」という意味からです)

そのような嗜好があったとしても、決して悪いことでも何でもありませんが、多くの人からは「ちょっと変わっている」と思われてしまうかも知れません。

「B専」の言葉の使い方

自らをB専と称している人も、少なからず居るでしょう。

そのような人に対してなら、この言葉を直接使っても特に問題はないと思いますが、そうとは思っていないのに、人から何故かB専と言われてしまう(その人が好みのタイプが、どう見ても美女やイケメンとは思えないなどの理由から)人に対して使ってしまうと、全くその気はなくても、それによって相手を怒らせてしまったり、お互いの関係を壊すことにもなるかも知れないので注意してください。

「B専」を使った例文と解釈

世間的に見てB専の人たちは、それを公言している人と、自分ではそうではないと考えている人の2種類に分かれていると言えるでしょう。

前者は人に対しては自嘲気味にそれを話すことが多いのが特徴で、自分の嗜好が(世間一般の多くとは)違うときちんと理解しているので、人からB専だと言われても、特に気にすることはないでしょう。

しかし、後者に対して言ってしまうと、その人の嗜好が(世間一般とは違うという意味で)おかしいと言っているのと同じなので、気を付けないといけません。

• 「あいつのB専にも困ったもんだ」
• 「B専だと人に言われるが、自分では全くそうは思わないのに…」
• 「(それほど美女、イケメンではない人に対して)世の中にはB専の人だって居るから安心しなよ」

「あいつのB専にも困ったもんだ」

人がB専だという理由で困ることは滅多にありませんが、例えば、2対2の合コンを行う際に、B専の人が相手の2人を選んでしまうと、(言い方が悪くなりますが)とんでもない相手を連れてきてしまうかも知れません。

この例文は、このような時に使う例です。

「B専だと人に言われるが、自分では全くそうは思わないのに…」

人から見ると明らかにB専という人が、自分ではそれに気付いていないという例です。

決してその人が悪い訳ではありませんが、一般的な人とは多少嗜好が違うと思われてしまっているということです。

「(それほど美女、イケメンではない人に対して)世の中にはB専の人だって居るから安心しなよ」

これはとても酷い言い方です。

そう思ったとしても、決して相手に直接言ってはいけません。

陰口として、人からこのように言われている場合があるかも知れませんが、もし直接こんなことを言われることがあれば、その相手との付き合いは考えた方がいいでしょう。

「B専」を英語にすると?

B専は、英語では“attraction to ugly people”と表現します。

この言い方は、正確には「B専の人(たち)」という意味で、最後の“people”を“men”にすると男性(たち)、“women”なら女性(たち)になります。

英語でもこのような決まった言い方があるところを見ると、このB専の人は日本だけでなく、世界中に(少なくとも英語圏には)居るのだと分かります。

これは、決して悪い意味ではありません。

「B専」の対義語

B専の対義語は、「面食い」という言葉です。

そのまま「めんくい」と発音し、異性のタイプとして、何より美女やイケメンであることを好む(外見が一番重要な)人たちのことです。

あまり一般的ではありませんが、その他に「B専」という言葉に対して作られた「A専」という言葉も対義語として考えていいでしょう。

この「A」には何の意味もなく、「B」に対して「A」と使っているだけですが、後付けで「Aランクの相手」という意味になったようです。

「B専」の定義はある?

B専は、特にそう呼ばれる定義が存在する訳ではなく、ごく一般的な嗜好の人から見て、そう判断されるものです。

その為、自分でそうなのかと思った場合でも、それほど気にする必要はありません。

確かに多少人とは異性に対する嗜好が違うかも知れませんが、何も悪いことをしている訳ではないからです。

人の異性のタイプについてあれこれと言う方が、よほど無粋で無神経というものです。