「プークスクス」の意味・【使い方や例文】
プークスクスは、漫画が元ネタだと言われています。
それも、かなり前のことですが、未だによく使われる言葉です。
目次
- 「プークスクス」の意味とは?
- 「プークスクス」の語源
- 「プークスクス」の言葉の使い方
- 「プークスクス」を使った例文と解釈
- 「プークスクス」はリアルの会話では使わないほうがいい?
「プークスクス」の意味とは?
プークスクスという言葉は、笑ってしまうシチュエーションで使う言葉です。
ですが、「(笑)」や「w」といった直接的な感情を表す時ではなく、思わず「プッ」と吹き出すような時にこそ使います。
使われた(そのような笑いの対象になった)方は、先の(笑)やwより嫌な気分になることがあるので、その点には注意が必要です。
「プークスクス」の語源
このプークスクスという言葉の初出は定かではありませんが、あの「ドラえもん」だと言われています。
(1985年頃です)
いつものように、のび太が馬鹿なことを言い出したのに対して、ドラえもんがこの言い方をしました。
それ以前にも使われていたことがあったかも知れませんが、一般に広がったのはここからだと言われています。
尚、この漫画ではその後も度々同様の表現が見られます。
このように、およそ30年以上に渡って使われている言葉で、今でもネット上でよく見掛けます。
「プークスクス」の言葉の使い方
プークスクスは、「何を(そんな変なことを)やってるんだ?」と思わず吹き出すような時に使う言葉です。
最初に書いたように、直接ではなく、多少陰湿な笑いという意味が込められている言葉なだけに、それも充分に理解した上で使ってください。
「プークスクス」を使った例文と解釈
プークスクスを使う時には、ここまでに書いてきたように、多少注意が必要になります。
いきなりの相手には使わない方がいいでしょう。
ある程度気心が知れた相手であれば、(そのようなシチュエーションがあった時に限りますが)いつ使っても問題になることはないでしょう。
- 風でかつらが飛ばされてしまった人を見た→「プークスクス」
- 麻雀で相手の捨て牌を見たら2つも役ができていた→「プークスクス」
- 「全く同じ本を2冊買ってしまった」という書き込みに対して→「プークスクス」
風でかつらが飛ばされてしまった人を見た→「プークスクス」
漫画やアニメの中くらいでしか見ないシチュエーションだと言えますが、このような場面を見た時にこそ使う言葉です。
このような場合、対象は知らない人のことがほとんどだと思うので、その人に気付かれてしまうことなく、あくまでこっそりと使わないといけません。
麻雀で相手の捨て牌を見たら2つも役ができていた→「プークスクス」
仲のよい同士で遊んでいる場合なら、それを指摘して堂々とプークスクスと言ってもいいでしょう。
あまり知らない(その場でたまたま一緒に囲んだ)相手だった場合には、口に出すどころか、その様子さえ見せてはいけません。
そのようなシチュエーションは、麻雀が好きな人ほど恥だと考えているからです。
「全く同じ本を2冊買ってしまった」という書き込みに対して→「プークスクス」
このようなケースでは、相手が大して知らない人でも使って構わないと言えるでしょう。
それは、相手も自らそれを笑って欲しいと思って書いていると思われる為です。
本人からしても、本だけは、いかなる場合でも返品はできないので、笑うしかないところでしょう。
「プークスクス」はリアルの会話では使わないほうがいい?
プークスクスは、リアルでも上の麻雀の例のように、使えないこともありません。
しかし、現実的には、かなり限定された場面でしか使うことができない言葉です。
かつらの例のように、相手に気付かれずに使う分には構いませんが、面等を向かって使う時には、その相手との関係性がとても重要だと言えるでしょう。
プークスクスは、漫画から発祥したと言われているだけに、それこそ漫画のようなシチュエーションでもないと(まともには)使えない言葉ですが、ネット上であれば、それなりに見掛けることや、自分から使うこともある言葉です。