「クレメンス」の意味・【使い方や例文】

「クレメンス」の意味とは?

クレメンスとは、「教えて欲しい」ということ表すくだけた表現だと考えていいでしょう。

もしくは単に「(それが)欲しい」ということを表します。

その為、昔で言うと「キボンヌ」という言葉に該当すると考えてください。

その表現をあまり見なくなったと思ったら、それが今はこの「クレメンス」になったと考えると分かりやすいと思います。

「クレメンス」の語源

クレメンスの語源は、「ロジャー・クレメンス」という元大リーグの選手です。

直接は何の関係もありませんが、「クレメンス」という語呂だけをそこからもらって、(教えて)くれ→クレメンスと変化したと考えてください。

発祥元は、冒頭でも書いた有名な大型の掲示板です。

この選手が現役で主に活躍していたのは1990〜2000年代で、その頃に誕生した言葉ですが、引退した後も言葉の方だけは残り、未だに普通に使われています。

「クレメンス」の言葉の使い方

クレメンスという言葉は、使い勝手のよさから、様々なシチュエーションで使うことができます。

何かについて詳しく聞きたい時や、画像や動画を希望する時、関連する情報を知りたい時など、この言葉の前に付ける言葉次第で色々な対象に対して用いることができる言葉です。

元が「キボンヌ」だと思うと、それと置き換えればいいだけだと思うかも知れませんが、それより若干ですが、丁寧な表現となっています。

「クレメンス」を使った例文と解釈

クレメンスは使い方が難しい言葉ではないので、特に身構えて使う必要はありません。

それこそ気軽にそう書いてしまって構わないと言えるでしょう。

ただし、キボンヌと同じく、1つのことに対してあまり連発すると、ウザがられてしまうことがあるので注意してください。

• 「その学校について教えてクレメンス」
• 「どういう曲だっけ?聞けるurlがあったらクレメンス」
• 「もう少し詳しくクレメンス」

「その学校について教えてクレメンス」

ある学校の名前が出た時に、どのような学校なのかを説明して欲しいと言いたい例です。

最近では入試に不正があったり、体罰問題など色々な学校がニュースの話題になるので、この使い方は実例に近いでしょう。

「どういう曲だっけ?聞けるurlがあったらクレメンス」

何かの曲の話が出て、聞いてみたいと思った時に使っている例です。

YouTubeなどの動画サイトのurlを希望していることが分かりますが、サイトによっては違法アップロードされている音楽や動画もあるので、下手なurlを踏まない注意も必要です。

(特にあまり聞かない海外のサイトには注意しましょう)

「もう少し詳しくクレメンス」

既にあった説明ではよく分からなかった時に、このように使って詳細を希望します。

使われ方としてはよくあるケースですが、必ずしもその後に説明をしてもらえるとは限りません。

(聞き方が悪いという訳ではなく、その場の雰囲気や、もっと詳しい説明ができる人が居るかどうかです)

「クレメンス」の関連語

クレメンスのように、実在のスポーツ選手が語源となっている、関連語とも言うべき言葉がいくつかあります。

その中から、同じく大リーグの選手が語源となっている言葉を1つ紹介します。

• 「ハラデイ」【はらでい】

「ハラデイ」【はらでい】

これは、「ロイ・ハラデイ」というロジャー・クレメンスと同時期に大リーグで活躍した選手の名前が語源です。

意味は「貼ってくれ」となります。

クレメンスと同じく、語呂遊びで作られた言葉です。

こちらも今でもよく使われています。