意味解説の読み物

meaning-book

meaning-bookは意味解説の読み物です

「まーた〇〇がやらかしたのか」の意味・語源【使い方や例文】

「まーた〇〇がやらかしたのか」は、有名な大型の掲示板では定番になっているフレーズです。

まーた〇〇がやらかしたのか

Meaning-Book
「まーた〇〇がやらかしたのか」の意味・語源【使い方や例文】>


目次

  • 「まーた〇〇がやらかしたのか」の意味とは?
  • 「まーた〇〇がやらかしたのか」の語源
  • 「まーた〇〇がやらかしたのか」の言葉の使い方
  • 「まーた〇〇がやらかしたのか」を使った例文と解釈
  • 「まーた〇〇がやらかしたのか」が使われた有名なポカ事件
  • 「まーた〇〇がやらかしたのか」からの派生、改変例


「まーた〇〇がやらかしたのか」の意味とは?

「まーた〇〇がやらかしたのか」の意味とは?

まーた〇〇がやらかしたのかという言い方は、以前に何か失態を犯したことがある存在が、また何かをやってしまった時に使われる表現です。

つまり、言葉そのままの使い方をします。

その言い方から、面白がって使っているということが分かります。



「まーた〇〇がやらかしたのか」の語源

「まーた〇〇がやらかしたのか」の語源

まーた〇〇がやらかしたのかという表現が生まれたのは、有名な大型の掲示板の中にかつて存在した元プロ野球選手に関するスレッドです。

そこで、その選手が何かやらかす度に(大したことではなくても、面白がって大袈裟に)「まーた〇〇(その選手)がやらかしたのか」と何度も書かれていたことから、この表現が慣用句のような形で定着してしまったという具合です。

「まーた〇〇がやらかしたのか」の言葉の使い方

「まーた〇〇がやらかしたのか」の言葉の使い方

まーた〇〇がやらかしたのかを使うのは、その○○という存在にある程度の知名度があることが条件で、以前に(ちょっとしたニュースになったくらいの規模の)何をやってしまったことがあり、その上で、今回またそれなりのことをしでかしてしまった場合という、かなり限定されたシチュエーションです。

その為、○○は誰もが知っているような有名人や団体(有名企業)ということがほとんどです。



「まーた〇〇がやらかしたのか」を使った例文と解釈

「まーた〇〇がやらかしたのか」を使った例文と解釈

まーた〇〇がやらかしたのかは、様々な○○(対象)に対して使える言葉です。

例えば、大手企業が何か世間的なニュースになるほどの失敗をしてしまった(前にも何かをやったことがある)時や、何度も薬物関係で逮捕されている有名人などに使われるケースが多いです。

発祥元の掲示板の各板(コーナー)では、その板で扱う対象の存在がそういったことをすると、誰かしらが必ず言い出す言葉となっています。

  • 自動車のリコール騒動があった時に→「まーた〇〇(その車メーカー)がやらかしたのか」
  • 色々とお騒がせな有名人がまた何かをやった時に→「まーた〇〇(その有名人)がやらかしたのか」
  • 以前に前評判を裏切ったゲームを発売したメーカーが次作でも失敗した時に→「まーた〇〇(そのメーカー)がやらかしたのか」

自動車のリコール騒動があった時に→「まーた〇〇(その車メーカー)がやらかしたのか」

自動車のリコール(発売後に不具合が発覚したことによる無料改修)は、定期的に起きていると言っていいほどです。

有名な車メーカーは、どこも必ず何度か行っていると言っていい為、リコールがあった際には、この表現はお決まりだと言えるでしょう。

色々とお騒がせな有名人がまた何かをやった時に→「まーた〇〇(その有名人)がやらかしたのか」

以前とは全く違うことでも、世間的な話題になるようなことであれば、この「また」という表現の中に入れてしまって構いません。

例えば、以前に離婚問題で世間を騒がした有名人が、今度は薬物所持で逮捕されたような時です。

以前に前評判を裏切ったゲームを発売したメーカーが次作でも失敗した時に→「まーた〇〇(そのメーカー)がやらかしたのか」

この「まーた〇〇がやらかしたのか」が実際に使われる有名なケースです。

ハードウェアでも一緒で、値段の割に性能が大したことがなかったハードを発売したメーカーが、また同じようなハードを発売した時にもこのように言われてしまいます。

「まーた〇〇がやらかしたのか」が使われた有名なポカ事件

「まーた〇〇がやらかしたのか」が使われた有名なポカ事件

最年少でプロとなった天才棋士の登場で、世間的な話題になることも多くなった将棋ですが、2018年の10月18日に行われた菅井七段と橋本八段の対局で、菅井七段が何と反則負けをしました。

この相手の橋本八段は、以前にテレビで放映された対局中に反則負けをしたことがあった為、最初「まーた橋本がやらかしたのか」と言われましたが、今度は逆に反則で勝ちを拾ったのでした。

ちなみに、プロ棋士同士の対局は、男女合わせて年間に約3000ほど行われますが、反則はあっても1万局に1回程度です。

その為、誰かがそれをやらかすと、どこかで(特にスポーツ関係のメディアで)必ずニュースになります。

尚、この件はそれだけに留まらず、その日以降の5日間に、更に2回のプロ棋士(1人は女流棋士)の反則負けがあり、その度に「まーた〇〇(反則負けをした棋士)がやらかしたのか」と繰り返されたのです。

(本人としては初めてでも)

これほどプロ棋士の反則負けが短期間に続いた例は、今までにありません。

「まーた〇〇がやらかしたのか」からの派生、改変例

「まーた〇〇がやらかしたのか」からの派生、改変例

まーた〇〇がやらかしたのかの派生文として、「まーた○○が晒されてしまったのか」という表現があります。

使い方はほとんど一緒で、こちらは団体より、有名人に対して使うことが多いです。

この表現は、オリジナルより「呆れた」という意味を大いに含んでいます。

更に、「まーた負けてしまったのか」という表現も、あちこちで使われています。

こちらはスポーツでなかなか勝てないチームが、また負けた場合に使うようなことが多く、色々な所で見掛ける表現です。

icon まとめ

まーた〇〇がやらかしたのかは、場所によっては、そのようなことがあった時のお決まりのセリフです。

ここから派生したものも合わせて、色々な場所で見掛ける機会があるでしょう。