「ウェーイ」の意味【使い方や例文】
ウェーイという言葉は、最近SNSなどでよく見掛けます。
特に若者が好んで使っているようです。
目次
- 「ウェーイ」の意味とは?
- 「ウェーイ」の語源
- 「ウェーイ」の言葉の使い方
- 「ウェーイ」を使った例文と解釈
- 「ウェーイ」を使った言葉
- 「ウェーイ系」と「パリピ」の違い
- 「ウェーイ系」と「リア充」の違い
「ウェーイ」の意味とは?
このウェーイは、テンションが上がっている時に思わず発する言葉として認識されています。
主に若者が使う言葉ですが、この手の言葉としては珍しく、文章中で見掛けるだけでなく、実際に口語として使われることも多いのが特徴です。
仲間と一緒に盛り上がっている時に使われることが多い言葉ですが、SNSなどのネット上では1人で使っていることもあります。
「ウェーイ」の語源
ウェーイの語源は定かではなく、2015年頃から使われるようになったということしか分かっていません。
一説では、「www」という笑っている様子を表す表現の「w」が「う」と読めなくもないことから発展したと言われています。
その「w」と合わせて、「ウェーイwww」と使われることも多いです。
「ウェーイ」の言葉の使い方
ウェーイは、「今(仲間と)盛り上がっている」、「テンションが上がっている」という時に使う言葉です。
乾杯の際の音頭として使われることもあり、若者言葉としてはそれなりに定着していると言っていいでしょう。
ただし、あまりこの言葉を連発すると、いわゆる「チャライ」人だと思われることがあるので注意が必要です。
いかにもそのような言葉の響きがあるのは否めないところです。
「ウェーイ」を使った例文と解釈
ウェーイという言葉を使った時には、その人が楽しいと思っていると考えていいでしょう。
よって、そういったシチュエーションでないと使う言葉ではないので、この言葉が出てきた時には、発した人は機嫌がよい状態だと考えて構いません。
しかし、悪酔いをした状態で使う人も居る為、下手に近付かない方がいいという場合もあります。
- 「ついに欲しかったものが買えた!ウェーイ!」
- 「みんな集まったところで、ウェーイ!」
- 「おー久しぶり!ウェーイ!」
- 「やっぱりそうだろ?ウェーイ!」
「ついに欲しかったものが買えた!ウェーイ!」
この言葉は、こういった使い方をしているのをよく見掛けます。
このような場合、ウェーイではなく、「イェーイ」の方が合っている気がしなくもありませんが、そのイェーイは現在では死語と化していることから、ウェーイの方を使っていると考えられます。
「みんな集まったところで、ウェーイ!」
前述の乾杯の音頭や、意気投合したような場面で口語として使われる例です。
実際に口に出しても全くおかしくない言葉なので、ネット上だけで使われているスラングとは違い、実用もある言葉です。
「おー久しぶり!ウェーイ!」
挨拶代わりに使っている例になります。
この言葉で挨拶ができる仲同士で、街中で会った際などにお互いにそう使うことがあります。
元々の意味とは違う使い方になりますが、このように気軽に使えるところがまた便利な言葉だと言えるでしょう。
「やっぱりそうだろ?ウェーイ!」
この例は、相手と意見が合ったことでウェーイという言葉を使っています。
これもウェーイの使い方として間違ってはおらず、テンションが上がっている時だけでなく、色々な時に使える言葉だというのが分かります。
「ウェーイ」を使った言葉
ウェーイという言葉を含んだ次の2つ言葉について解説していきます。
どちらも、それぞれが1つの言葉として認識されており、意味となる人たちを表す言葉です。
- 「ウェーイ系」【うぇーいけい】
- 「ウェイ勢」【うぇいぜい】
「ウェーイ系」【うぇーいけい】
ウェーイ系とは、ノリがよく、明るい人たちのことを指す言葉です。
「ウェイ系」とも言われ、誰彼構わず話し掛けるほどのテンションがあるのが特徴です。
ただし、あまりよい意味だけでなく、「チャライ人たち」という解釈もできるので、自らをそう称するのは少し考えものです。
「ウェイ勢」【うぇいぜい】
ウェイ勢は、上記のウェーイ系の人たちの集まりを指す言葉です。
よって、基本的には同じような使い方をすると考えていいでしょう。
「あの人はウェーイ系だね」、「俺はウェイ勢だから」などという使い方をされます。
2つ合わせて覚えていくといいでしょう。
「ウェーイ系」と「パリピ」の違い
ウェーイ系とパリピは、よく混同されがちですが、前者は主に大学生だという特徴があり、比較的お金を掛けずに楽しむことが多いです。
(お金を持っていないという理由もあります)
それに対し、後者はお金のことはあまり気にせずに、好きなように楽しむというスタイルです。
遊ぶ場所もウェーイ系より高額なお店のことが多く、ほとんどが社会人です。
つまり、ウェーイ系がもっと大人になり、多少行儀がよくなって、お金の自由も効くようになった人たちと考えると分かりやすいでしょう。
「ウェーイ系」と「リア充」の違い
リア充とは、リアルが毎日充実している人のことを指す言葉です。
ウェーイ系とリア充は、ある意味似ている存在だと言うことができますが、後者は、仲間で集まり、楽しむことが中心のウェーイ系とは違い、他の意味で充実した毎日を送っているだけかも知れません。
ウェーイは、テンションの上がっている時によく使われる言葉ですが、あまり頻繁に使うと、一般的にチャライと思われてしまいがちなので、同じようなノリの人の前以外ではあまり使わない方がいいでしょう。