「ふじこふじこ」の意味・元ネタ【使い方や例文】
ネットで色々な掲示板やSNSなどを見ていると、たまに見掛けるのがこの「ふじこふじこ」という言葉です。
目次
- 「ふじこふじこ」の意味とは?
- 「ふじこふじこ」の元ネタとは?
- 「ふじこふじこ」の言葉の使い方
- 「ふじこふじこ」を使った例文と解釈
- 「ふじこふじこ」と峰不二子は全く関係がない?
「ふじこふじこ」の意味とは?
「ふじこふじこ」とは、意味が分からないことが起きた時、よく分からなくなってしまった時に、それを表現する為に使う言葉です。
この言葉を見たことがないと、いきなり何を書き出したのかと思ってしまうかも知れませんが、決して人の名前ではなく、それだけいわゆるテンパっている状態だと察してあげましょう。
「ふじこふじこ」の元ネタとは?
ごく一般的なPCのキーボード(QWERTY配列)で、左上の「Q」のキーから、次は「A」、その次は「W」、更に「S」と、「L」に辿り着くまで順番に上下にジグザグに指をスライドさせていくと、「くぁwせdrftgyふじこlp」と打ち込むことになります。
このことから、「くぁwせdrftgyふじこlp」という表現が、それだけ意味が不明な行動をとっているという様子になります。
その中で、偶然「ふじこ」と読める部分を取り出して、それを2つ重ねることで、「くぁwせdrftgyふじこlp」と同じ意味として使っているという訳です。
何故「ふじこ」の1回だけではないのかと言えば、それでは誰かの名前だと思ってしまうかも知れないからです。
以前はその1回だけで使う例も見られましたが、今は「ふじこふじこ」と使うのが一般的です。
応用例として、「ふじこlp」という使い方もあります。
(最後の「lp」が、ドメイン名でよく見る「jp」に近いところがポイントとなっています)
「ふじこふじこ」の言葉の使い方
「ふじこふじこ」は、それだけで単独でも使える言葉です。
単にそう書いただけで、この言葉の意味を知っている人には、「この人はテンパっている」と分かってもらえます。
また、「〜なのでふじこふじこ」という使い方をすると、「〜」の部分に当たる何かがあったことで、意味の分からない、よく分からない状態になってしまったという意味になります。
「ふじこふじこ」を使った例文と解釈
「ふじこふじこ」は、覚えた瞬間から簡単に使うことができる言葉です。
そのような状況になった時に、ただそう書けばいいだけだからです。
ただ、書いた側はそれでいいですが、見る方からは、それについての説明がないと、何故そうなってしまった全く理解できない為、そこまで分かって欲しいという時には、軽くでも理由を付けておくといいでしょう。
- 「セーブする前にフリーズしてしまった!ふじこふじこ!」
- 「明日はテストなのに全く勉強が!ふじこふじこ!!」
「セーブする前にフリーズしてしまった!ふじこふじこ!」
「ふじこふじこ」という言葉を使うべき、代表的なシチュエーションだと言っていいでしょう。
このようなことが起きた時にこそ、この言葉がピッタリと合います。
「明日はテストなのに全く勉強が!ふじこふじこ!!」
このような使い方もよく見掛けます。
状況が状況だけに、この言葉を使う時には、単に「ふじこふじこ」と書くだけでなく、大抵の場合は最後に「!」を一緒に付けて使います。
その数が多いほど、困っている状況だと考えていいでしょう。
「ふじこふじこ」と峰不二子は全く関係がない?
「ふじこ」と聞けば、日本人ならまず思い浮かべるのは、あのルパン三世の峰不二子でしょう。
しかし、ここで紹介している「ふじこふじこ」は、元ネタからも分かりますが、それとは全く関係ありません。
この言葉の意味を知っていれば、「ふじこふじこ」から峰不二子を連想することはありませんが、初めて見た人は、どうしてもそちらを想像してしまうかも知れません。
「ふじこふじこ」は、パニックになった時にこそ使う言葉です。
もうそれしか表現の仕方がないというほどの状態だという意味ですが、中にはちょっとしたことで気軽に使ってしまう人も居るので、この言葉を見たとしても、そこまで重大に考える必要はありません。