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「大凡」の意味・読み方・類語【使い方や例文】

「大凡」の意味や類語を紹介します。

さらに「大凡」の使い方や例文を紹介して行きます。

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「大凡」の意味・読み方・類語【使い方や例文】>


目次

  • 「大凡」の意味とは?
  • 「大凡」の類語や言い換え・似た言葉
  • 「大凡」の言葉の使い方
  • 「大凡」を使った例文
  • 「大凡人」の意味


「大凡」の意味とは?

「大凡」という言葉を知っている人はいるでしょうか。

ほとんどの人が、知らないと答えるのではないかと思います。

しかし「大凡」という文字が読めないだけで、「大凡」の読み方を知れば、この言葉を知っているという人が一気に増えると予想できます。

簡単そうな文字に見えて、実は難読文字なのが「大凡」という言葉です。

そこで、知っているとウンチクを披露する材料になる、「大凡」という言葉の読み方と意味を紹介します。

  • 「大凡」の読み方
  • 「大凡」の意味

「大凡」の読み方

「大凡」の読み方は、実は「おおよそ」です。

「大凡」を初見で「おおよそ」と読める人はほとんどいないのではないでしょうか。

しかし「おおよそ」と聞いただけで、「知ってる」と思った人も多いと思います。

これを機会に「大凡」「おおよそ」と読む事を覚えておきましょう。

「大凡」の意味

「大凡」にはどのような意味があるでしょうか。

「大凡」には、「正確ではないけれど、大体の数として」という意味があります。

例えば「大凡100万円」という場合は、正確な金額ではないけれど、大体100万円くらい…という意味があります。

例えば週末などに、スーパーでたくさん買い物をした時、正確な数字は分からなくても、大体どのくらいの買い物をしているのか、途中経過が知りたくなる時があります。

このような時に、買い物かごの中をざっと見て、「大凡」の金額を把握します。

このように、ざっとした計算をして出た、大体の数字という意味が、「大凡」にはあります。



「大凡」の類語や言い換え・似た言葉

次に「大凡」の類語や、言い換えられる似た意味の言葉を見て行きましょう。

「大凡」を他の言葉に言い換える事ができるようになれば、ボキャブラリーが増えて会話が今よりも楽しくなるかもしれません。

  • 「約」
  • 「ざっと」
  • 「かれこれ」

「約」

「約」は、毎日のように使うことがある、とても頻出する言葉です。

「約」には「大体」という意味があり、「大凡」という言葉と似た意味があります。

例えばこれから仕事に取り掛かる時は、どのくらい時間がかかるか目安となる数字を知っておきたいところです。

このような時に、いちばん仕事に対する理解がある人が、おおよその見当をつけて「約3時間」と言ったりします。

また2時間54分の上映時間の映画を、「約3時間」と表現したり、駅までの距離を聞かれた時に、正確には950mだとしても、「約1km」と答えたりします。

「ざっと」

「ざっと」という言葉も「大凡」という言葉と似ています。

「ざっと」には「大雑把に言って」という意味があります。

例えば、虫かごにバッタが入っているとして、「何匹くらいいる?」と質問された時に、いちいち数えるのが面倒な時があります。

このような時は、だいたいこのくらいだろうと予想して、「ざっと10匹」などと答えます。

「ざっと」と断っておけば、後で数えた時に、8匹でも12匹でも特に問題ないからです。

仕事の途中も、「後どのくらいで作業が終わる」と聞かれた時に、「ざっと1時間」などと言います。

「ざっと」と言っているので、仮に80分掛かったとしても、それほど嫌な気持ちにさせる事はないでしょう。

「かれこれ」

「かれこれ」という言葉も、なかなかおもしろい言葉です。

「かれこれ」には、「あれこれしている内に」という意味があります。

例えば、「かれこれもう2時間たってしまった」などという言い回しをします。

また片想いの相手の事を、ずっと想っている男性がいるとします。

高校生のころから好きで、気が付いたら社会人になっていたとしたら、「彼女に片想いをいしていて、かれこれ7年が過ぎてしまった」などという文章にする事ができます。

「大凡」の言葉の使い方

「大凡」という言葉は、どのような場面で、どのように使えばいいでしょうか。

「大凡」には、「正確ではないけれど、大体の数として」という意味があります。

そのため、大体の数字を割り出した時に、「大凡」という言葉を使ってみましょう。

例えば、段ボール箱いっぱいのリンゴをもらった時、大体の数を知りたい時があります。

このような時に、目算で「大凡15個」などと答えます。

また正確な数字を聞かれた時に、調べる事ができずに正確な答えができない時の言い訳として「大凡」という言葉を使う事があります。

例えば、ビジネスシーンで、最終的な売上高を聞かれた時に、正確な数字が分からない時は、「大凡100万円です」などと、「正確ではないけれど、大体の数として」という断りを入れた上で、現在の予想金額を答えたりします。



「大凡」を使った例文

「大凡」を使った例文を紹介します。

様々な場面における、「大凡」を使った文章を見る事で、「大凡」をどのように使えばいいかが具体的に見えて来るかもしれません。

ビジネスシーンと、日常的なシーンに登場する「大凡」の例文は、どのような例文でしょうか。

  • 例文1
  • 例文2

例文1

ビジネスシーンにおける、「大凡」を使った例文を紹介します。

「俺が手伝わないと仕事が終わらない。今日も残業か…。家に電話しなければいけないから、『大凡』の終了時間だけでも教えてくれない?」「今年の売り上げは、『大凡』1億円となりました。今後、市場に大きな変化がなければ、前年度比120%を達成できそうです」「来月の忘年会の参加人数を『大凡』でいいから教えてください。

全員が入れそうなお店を探して、早めに予約しておきますので」
などです。

正確な数字が分からなくても、大体の数字が分かれば、目的が達成される事があります。

ビジネスシーンでも「大凡」が分かれば、仕事をすすめる事ができる場面は多いでしょう。

例文2

日常的な場面における、「大凡」を使った例文を紹介します。

「これから世界一周旅行に行こうと計画しています。世界一周に掛かる時間は、『大凡』3年だと考えています」「すごい大きな魚が釣れた。『大凡』4kgくらいはあるだろう」「ごめん寝坊しちゃった。『大凡』午後5時には遊びに行けるから、それまで適当なことして時間つぶしてくれない?」などです。

日常的なシーンでも、「大凡」という言葉を使う機会は多いでしょう。

また釣った魚の重さや、ダイエット中の体重など、「大凡」の数字を割り出して、実測した時との違いを比べるのもドキドキして楽しいものです。

「大凡人」の意味

「大凡人」という言葉を知っているでしょうか。

「大凡」に負けないくらいの難読語ですが、「おおよそびと」と読みます。

「大凡人」には、世間一般の人、普通の人という意味があります。

「凡人」という言葉が入っているので、普通の人という意味があるのは納得できるところです。

また「何の関係もない他人」という意味もあります。

平安中期の歌集のひとつ「後撰和歌集」にて、藤原忠房の和歌にも、「大凡人」という言葉登場します。

「君が名の立つに咎なき身なりせば『大凡人』になしてみましや」という歌です。

こちらの和歌の場合は、「何の関係もない他人」という意味で「大凡人」という言葉が使われている事が分かります。

icon まとめ

「大凡」という言葉の意味と使い方を見てきました。

「大凡」は難読文字で「おおよそ」と読むのが難しいですが、読めてしまえば意味を理解するのは、それほど難しくはありません。

「約」「大体」という言葉ばかりを使っている人は、ボキャブラリーを増やす意味でも「大凡」という言葉をラインナップに入れてみましょう。