「ワイ将」の意味・元ネタ【使い方や例文】
ワイ将とは、一時期からネット上で見るようになった言葉です。
では、どんな意味があるのか、使い方などについて見ていきましょう。
目次
- 「ワイ将」の意味とは?
- 「ワイ将」の元ネタとは?
- 「ワイ将」の言葉の使い方
- 「ワイ将」を使った例文と解釈
- 「ワイ将」を使ったスレタイの例
- 「ワイ将」の言い換え
「ワイ将」の意味とは?
ワイ将とは、自分の一人称に使います。
つまり、「私」、「俺」などと同様です。
どのような時に主に使うのかと言えば、自分が(仮にという場合も合わせて)何かを率いているという状況だったり、続けて書く内容を多くの人に伝えたいという時です。
例えば、スマホゲームをプレイしていると、自分が様々なキャラクターに指示が出せます。
そのような時に、「ワイ将はこう指示をした」などと使います。
「ワイ将」の元ネタとは?
このワイ将という言葉の元となったのは、有名な大型の掲示板で、2009年頃にプロ野球について語っていたスレッドです。
そこで、自分が監督ならこの選手を起用する、こう指示するといった内容の中で、「ワイ将は〜」と自分の意見を書いていた人が居て、それを周りが真似し、他の分野の話でも使われるようになりました。
「ワイ将」の言葉の使い方
ワイ将は、語源となったプロ野球やサッカーなどのスポーツについて語る時、または、仲間を率いて戦うゲームのプレイヤーが好んで使う言葉です。
注目を集めたいという意味で使うこともありますが、それが後述するスレタイ(スレッドのタイトル)の場合が多いです。
「将」が、元々「将軍」や「大将」(語源としては「監督」ですが、一軍の将なので)からきているだけに、自分をその将軍などに見立てて、自分ならこうするということを書きたい時に好んで使われています。
「ワイ将」を使った例文と解釈
ワイ将は、スポーツやゲームの話をしていると、誰かしらがそのうち使い出す言葉だと言っていいでしょう。
しかし、その場所にも影響される言葉で、ツイッターではあまり見掛けることはありません。
その為、同様のネットスラングが常に飛び交っているような場所でないと、迂闊には使えない言葉だとも言えそうです。
- 例文1
- 例文2
例文1
「ワイ将ならここはバントじゃなく、ヒッティングさせるわ」
この言葉の発祥の元となったのが、このような発言でした。
この例では自分をそのチームの監督に見立てて使っており、このようなケースでよく使われる言葉です。
例文2
「いつも外れカードばかり。ワイ将、全く運がない」
スマホゲームでガチャを回しても、いつも外ればかりというシチュエーションです。
このような使い方もよく見掛けます。
この言葉は人に対して使うことはなく、必ず自分のこと(自分の意見)を絡めて使う言葉です。
「ワイ将」を使ったスレタイの例
ワイ将という言葉がスレッドのタイトルとして使われる場合、ほとんどは何か大きなこと(くだらない内容のことが多いです)をやらかしたという場合です。
実際には、以下のような形で使われており、ワイ将という言葉を使うことで、注目を集めたいという意味が暗に込められています。
- 「ワイ将、彼女宛のメールを間違って社内メールで一斉送信してしまう」
「ワイ将、彼女宛のメールを間違って社内メールで一斉送信してしまう」
そんなことをやらかしてしまった、ということを多くの人に知って(見て)もらいたいと、ワイ将という言葉を使っている例です。
スレタイでは、大抵このような形で見掛けます。
「ワイ将」の言い換え
ワイ将は、上で説明したように、「私」や「俺」と言い換えてしまえばいい訳ですが、それでは面白くないという場合には、「俺氏」などと言い換えるといいでしょう。
この俺氏も、ワイ将と同じ掲示板から発祥した言葉で、自分の存在をいつもより強調したい時に使う一人称です。
スレタイにもよく使われており、その手の掲示板を利用するなら、知っておいて損はない言葉です。
ワイ将は、この言葉が誕生した掲示板では頻繁に見掛ける言葉です。
しかし、それ以外のそれ以外の場所で見掛けることはあまりないので、使う場所には注意した方がいいかも知れません。