「ニラヲチ」の意味・元ネタ【使い方や例文】
ニラヲチという言葉は、最近結構見掛けるようになりました。
発祥の元となった掲示板だけでなく、ツイッターでもよく使われています。
目次
- 「ニラヲチ」の意味とは?
- 「ニラヲチ」の元ネタとは?
- 「ニラヲチ」の言葉の使い方
- 「ニラヲチ」を使った例文や解釈
- 「ニラヲチ物件」とはどんな意味?
- 「ニラヲチ」する心理
「ニラヲチ」の意味とは?
ニラヲチとは、「ニヤニヤしながら興味深く観察すること」を表す言葉です。
面白いと思う光景がすぐ目の前にある場面や、アニメやゲームでそのようなシーンがあった時などによく使われる言葉です。
難しく考える必要は何もなく、軽い気持ちで使って問題のない言葉なので、よく見掛けるネットスラングの1つだと言えるでしょう。
「ニラヲチ」の元ネタとは?
この言葉の発祥は、有名な大型の掲示板です。
どのタイミングで誕生したのかは定かではありませんが、ニヤニヤとしている様子を「ニラ」と表現しているのは、発音が大きく関わっているものと思われます。
そして、2回繰り返しているのを一度で留めて短くしています。
「ヲチ」は、ウォッチ(観察する)をその掲示板風に表現したものだと考えていいでしょう。
その2つから、このような言葉ができたという訳です。
「ニラヲチ」の言葉の使い方
ニラヲチは、それをしている人が自ら使う場合と、そんな人に対して他の人が使う場合があります。
どちらのケースも多く見られるので、特にどちら向きだという言葉でもありません。
ただ、人からこの様子で表現される場合、あまりいい意味で使われた訳ではないということは覚えておいた方がいいでしょう。
「ニラヲチ」を使った例文や解釈
ニラヲチをいう言葉が使われる場面はそれなりに多いので、意味は一緒ながら、その場面場面で様々な使われ方をしています。
よって、ここで挙げる例以外の使い方も当然いくつもありますが、代表的だと思われる使い方(使われ方)をいくつか挙げてみます。
- 例文1
- 例文2
例文1
「アイドルのライブでチラッとだけ下着が見えた。当然ニラヲチだったよ」
基本とも言える使い方で、発祥の元となった掲示板では、そのようなシチュエーションには欠かせない言葉だとも言えるでしょう。
そのようなことがあったり、繰り返し再生(プレイ)できるメディアでそんなシーンがある場合には、何分何秒がそのニラヲチポイントだと紹介することも珍しくありません。
例文2
「街中ですごい夫婦喧嘩をしているのを見掛けたよ。周りはみんなニラヲチ状態だったね」
これも、ニラヲチという言葉を使うにはピッタリのシチュエーションだと言っていいかも知れません。
特にツイッターでは、このような書き込みが結構見られます。
この言葉は、これらのような場合に使う(使われる)言葉だということです。
「ニラヲチ物件」とはどんな意味?
このニラヲチ物件とは、間取りがすごく変だったり、周囲の環境がそれだったりする物件のことです。
例を挙げると、玄関を開けたらすぐ目の前にトイレがあったり、廊下が人1人が通れるかどうか分からないような狭さの場合などです。
環境の場合は、窓から病院と葬儀屋が同時に見えるなどの特殊な場合だと考えてください。
実際にもそのような物件は結構あるもので、有名な掲示板では、面白い間取りの物件を見付けたら、それをアップする専用スレッドまで用意されている始末です。
「ニラヲチ」する心理
ニラヲチとは、要は生暖かい目で面白がって観察することなので、その対象を馬鹿にする意味が多分に含まれています。
つまり、あまり趣味がよいとは言えません。
そのような行為を生理的に嫌がる人も多く、誰かがこれをしていたと書いたことで、その人の評判に関わる場合もあるので、人に対して使う時には注意してください。
ニラヲチは、確かに面白い行為かも知れませんが、時と場所を選んですることをおすすめします。
1人でアニメやゲームをしながらする分には、一向に問題ありません。