「これ豆な」の意味・元ネタ【使い方や例文】
これ豆なという表現は、いつの間にか見るようになりました。
この手の言葉をいくつか普段から使っている人であれば、何となく意味の想像が付くのではないでしょうか。
目次
- 「これ豆な」の意味とは?
- 「これ豆な」の元ネタとは?
- 「これ豆な」の言葉の使い方
- 「これ豆な」を使った例文と解釈
- 「これ豆な」の言い換え
- 「これ豆な」を英語にすると?
「これ豆な」の意味とは?
これ豆なという言葉は、「これは豆知識なので、知っておいた方がいいよ」という意味で使います。
ネット上で他にも色々と見掛ける、いわゆる省略語の1つだと考えていいでしょう。
それほど有名な言葉ではないながら、見ただけである程度の想像が付くことから、序々に普及していきました。
「これ豆な」の元ネタとは?
これ豆なという言葉の発祥は定かではありませんが、同様の短縮語がよくそこから誕生している有名な大型の掲示板だという説が有力です。
実際にもその掲示板からは数多くのネットスラングが誕生しています。
そして、序々にその他の場所にも広まっているというのが実情です。
「これ豆な」の言葉の使い方
これ豆なという言い方は、何かの知識を披露した人が、最後にそう付け加えて使います。
よって、そのようなケースでの本人以外は使わない言葉です。
いわゆる「ドヤ顔」で使う言葉の為、嫌っている人も多いので、それほどの知識でもない場合には使わない方が無難だと言えるでしょう。
「これ豆な」を使った例文と解釈
これ豆なを使った例文は、そのような知識について書いた本人が使う言葉なだけに、そう多くは挙がりません。
たくさん挙げたとしても、どれも似たようなものになってしまうからです。
そこで、使ってもいいと思われるケースと、使わない方がいいケースの2通りを挙げてみます。
- 例文1
- 例文2
例文1
「ブリヂストンの社名の由来は、創業者が「石橋」(英語でストーン、ブリッジ)という苗字だったからだよ。これ豆な」
これ豆なという言葉の使い方そのものです。
この手の豆知識を披露した後に、何気なく最後に付けて使う言葉です。
どう考えても誰も知らなそうなことに対しては、それこそドヤ顔で使ってもいいですが、上の例のような知っている人も多いと思われることには、なるべく使わないことをおすすめします。
例文2
「女なんて星の数ほど居るとよく言うが、星は太陽系だけで2000億個もあるんだぜ?そんなに居る訳がないだろう。あ、これ豆な」
使い方としては間違っていませんが、わざわざ「これ豆な」を付けることもない文章です。
この場合など、それこそ蛇足というもので、付ければいいというものでもないといったいい例です。
「これ豆な」の言い換え
これ豆なは、「これ豆だから」、「これ豆っぽくない?」などと使い方に応用が聞く言葉で、「常考」と言い換えることができます。
常考は特にスラングという訳ではなく、普通の日本語として存在している言葉ですが、これ豆なの代わりとして使う場合には、「常識的に考えて、これは知ってて当たり前だから」という意味になり、(これ豆なと同じく)あまりよい意味では使わないので、多用しないように気を付けてください。
「これ豆な」を英語にすると?
これ豆なは、2通りの英語にすることができます。
この言葉を使う前に披露した知識によってそれが異なり、本当に役に立つと思われる情報には、“tips”(チップス)を使います。
そして、くだらないことの場合には“trivia”(トリビア)がそれに当てはまり、それぞれ、英語の文章の最後に、“This is tips(trivia)”と付ければ、日本語で最後に「これ豆な」と付けたのと同様の表現になります。
これ豆なは、それを書いた人がドヤ顔をしているシチュエーションが浮かぶ言葉なだけに、使いどころには注意が必要です。
特に、そのようなことは知っていて当たり前だと思われる場所(人の前)では、決して使わない方がいいでしょう。