「竹生える」の意味・竹から笹生えるの意味 【使い方や例文】
この竹生えるという言葉は、比較的最近見掛けるようになりました。
では、一体何を表しているのでしょうか。
目次
- 「竹生える」の意味とは?
- 「竹生える」の元ネタとは?
- 「竹生える」の言葉の使い方
- 「竹生える」を使った例文と解釈
- 「竹生える」と似た意味の派生言葉
- 「竹生える」をリアルで使うのはあり?
「竹生える」の意味とは?
竹生えるは、かなり笑ってしまう場面で、そのことを表現する為に使う言葉です。
そこまでではない場合に使うのは推奨されず、それほどおかしいことがあった時こそ使ってください。
そうと思える発言や行為、景色や物体など、そこまで笑える対象であれば、何に対して使うことができます。
「竹生える」の元ネタとは?
竹生えるという言葉の元ネタは、この言葉より(多少笑えるという程度で)軽く使うことができる「草生える」という言葉からです。
その草がパワーアップし、竹になったと考えると分かりやすいでしょう。
草生えるの由来は、「(笑)」と書くところを、ネット上ではよくそのイニシャルの“w”で表現することからです。
この“w”を草が生えている様子に見立てて、笑ってしまうことに対して「草生える」と使います。
そこから転じて、もっと笑えることは「竹生える」と言われるようになったのです。
「竹生える」の言葉の使い方
竹生えるは、ネット上でたまに見掛ける表現です。
少し度合いを抑えた草生えるの方がメジャーなことと、“w”との組み合わせで竹生えるの意味となる、かなり笑えることまで表現できてしまう為、場所によってはほとんど見掛けないかも知れません。
草生えるを使って、竹生える並の意味にするには、“草生えるwwwww”といったように、語尾に“w”をいくつも重ねます。
この表現を見たことがある人も多いでしょう。
「竹生える」を使った例文と解釈
竹生えるが使われる時にも、草生えるで“w”を合わせて使う(ことで、その意味を強くできる)ように、“T”を合わせて使います。
この“T”は“w”と同じく、竹生えるのイニシャルのTからです。
“竹生えるTTTTT”となると、かなり笑えるほどにおかしい、面白いという意味だと解釈します。
- 例文1
- 例文2
- 例文3
例文1
「何その髪型www 竹生えるTTT」
このように、一文中で“w”と組み合わせて使うことも可能です。
この例文が正にそれで、こういった合わせた使われ方も結構普通に見掛けます。
例文2
「あの転び方は竹生えるよw」
面白かった事柄に対して、竹生えるという言葉を使っている例です。
こちらでも後ろに“w”が付いていますが、この竹生えるや草生えるという言葉の後には、“w”や“T”を付けるのが当たり前だと考えていいでしょう。
竹生えるの方だからといって、必ずしも「T」である必要はありません。
例文3
「超竹生えるTTTTTTTT」
ここまでくると、大爆笑ものの出来事などが起きた場合です。
大したことでもないのに、簡単にこのような表現を使ってしまう人も居ますが、あまり頻繁に使っていると、本当にそれほどのことが起きた時にそれ以上の表現がなく、困ってしまうことになるので注意しましょう。
「竹生える」と似た意味の派生言葉
竹生えるとよく似た意味で使える言葉がいくつかあります。
どれも「草生える」よりは意味合いが強く、この「竹生える」から派生してできた言葉です。
最後以外は、「竹」を「草」に代えて使うこともできます。
その場合は、草生えるとほぼ一緒の意味だと考えて構いません。
- 「竹不可避」【たけふかひ】
- 「まじ竹」【まじたけ】
- 「竹から笹生える」【たけからささはえる】
「竹不可避」【たけふかひ】
竹生えると同様に、それほどに笑わざるを得ないという意味です。
この言葉の場合、語尾に“w”や“T”は付けず、この四文字だけで使うことが多いです。
「まじ竹」【まじたけ】
本当に竹生える(状況や風景、物体など)という意味ですが、竹生えるという言葉より、こちらの方が見掛けることが多いかも知れません。
竹生えるという時点で、既にかなり面白いことという意味なので、「まじ」が付いたこちらの方が表現的に使いやすいからだと考えられます。
「竹から笹生える」【たけからささはえる】
これは、竹生えるを更に大きくした(ものすごく笑えるという意味の)表現になります。
ご存知のように、実際にも竹からは笹が生えます。
笑いのレベルが、草や竹では留まらず、上位表現となる竹から笹まで生えてしまうほどだという意味です。
これをもっと簡単にすると、「笹レベル」という言葉になります。
こちらでも充分に、竹から笹生えると同じ意味で使えます。
「竹生える」をリアルで使うのはあり?
竹生えるという言葉は、ネット上だからこそ使える言葉だと考えておいてください。
リアルで使うと、意味が通じないことが多いというだけでなく、ネットでそのような言葉(比較的ディープなネット用語)をいつも普通に使っているのかと思われてしまい、引かれてしまうことが考えられます。
この「竹生える」だけに限りませんが、ネット用語を使うのはネットの中だけと、リアルとはきちんと分けることが大切です。
竹生えるは、草生えるの上位版の言葉だと考えておけば問題ありません。
草生えるより後発で、つい数年前から見掛けるようになった比較的新しい言葉ですが、その草生えるや“w”を普段から使っている人から、この言葉も同じ調子で使えるでしょう。