「メンマ代」の意味!元ネタ!使うときの注意点
メンマ代という言葉は、そのままの意味で使っても間違いではありませんが、スラングとしては、もう少し広い意味の言葉となっています。
目次
- 「メンマ代」の意味とは?
- 「メンマ代」の元ネタとは?
- 「メンマ代」の言葉の使い方
- 「メンマ代」を使った例文と解釈
- 「メンマ代」を英語にすると?
- 「メンマ代」と「しなちく代」は違うもの?
「メンマ代」の意味とは?
メンマ代とは、基本的にはその言葉のまま、メンマを購入するのに遣ったお金のことです。
それではスラングにも何にもならないと思うかも知れませんが、有名な大型の掲示板でのちょっとしたことから、この言葉の語源となった人以外が使う場合には、「その人の(一風変わった)趣味、嗜好」に遣う為のお金のことに表す言葉になりました。
よって、この言葉はメンマを購入するお金だけでなく、色々な支出に対して使うことができます。
(しかし、誰が見てもまともな支出に対しては使えません)
「メンマ代」の元ネタとは?
ここで紹介しているネットスラングとしてのメンマ代は、前述の通り、ある掲示板での出来事から生まれた言葉です。
その出来事とは、1ヶ月の収入と各支出を公開するスレッドで、(純粋な)メンマ代として1ヶ月に1万円も計上していた人が居たことです。
普通には考えられない支出なので、それだけメンマが好きだという嗜好のある人だったのは間違いなく、ここから前項にも書いたように、その人の特殊な趣味や嗜好の為に遣われるお金を表現する為の言葉となったのです。
「メンマ代」の言葉の使い方
相手がスラングとしてのメンマ代の意味を知らないと、本当にメンマの為に遣うお金だと思われてしまうので、使うシチュエーションには注意が必要です。
この言葉の生まれる元となった掲示板では、全く問題なく、ここで紹介している意味で通用しますが、ツイッターなどのSNSで使う場合には、相手がきちんとした意味で理解してくれるか分からないので気を付けてください。
「メンマ代」を使った例文と解釈
メンマ代は、(人はちょっと違った)こんなことにお金を遣っているというアピールの為に使う言葉なのと同時に、人から使われる場合も多い言葉だと言っていいでしょう。
どちらでも使われる言葉の為、好んで使う人が多いSNSや掲示板では、頻繁に見掛けるかも知れません。
- 「俺はスノボに遣うお金がメンマ代だな」
- 「食費を削ってでもメンマ代だけは確保しないと…」
- 「何だそのメンマ代っていうのは?」
「俺はスノボに遣うお金がメンマ代だな」
メンマ代の本来の意味をきちんと理解して使っているいい例です。
この他にも、趣味にお金を掛ける人が、それに遣うお金を表現するのに使う例は様々です。
「食費を削ってでもメンマ代だけは確保しないと…」
食費とメンマ代が別という、一見面白い表現ですが、本来の意味を知っていれば、食費を削ってでも趣味や嗜好の為のお金を確保したいという意味だと分かるでしょう。
「何だそのメンマ代っていうのは?」
本人がメンマ代として計上したお金の、本当の遣い道を尋ねています。
このメンマ代という言葉が使われている時に、そう書いていても、そのまま額面通りにメンマの購入費用だということはまずないからです。
「メンマ代」を英語にすると?
ここで紹介しているメンマ代は、英語では“money on hobbies”と表現できます。
「趣味や趣向の為に遣うお金」という意味で、英語圏で同様の使い道のお金を指す為によく使われる表現です。
これが「メンマ代」の英訳だと考えていいでしょう。
「メンマ代」と「しなちく代」は違うもの?
メンマは、中国や台湾の支那竹(しなちく)と同じものです。
よって、メンマ代はしなちく代と言い換えてもよさそうなものですが、語源が語源だけに、しなちく代では意味が通らないので、メンマ代をしなちく代と言い換えるのはやめておきましょう。
メンマ代というスラングは、一度意味を知ってしまえば、色々な応用が聞く言葉だと言っていいでしょう。
よって、今ではこの言葉が誕生した掲示板以外でも、幅広く使われている言葉です。