「スイーツ脳」の意味・読み方【使い方や例文】
インターネットやスマホが普及してから、若い人を中心にTwitterやInstagramのようなSNSが活況を帯びてきました。
その中で、新しいネットスラングも増えてきて、年配の人達がついて行けなくなることも珍しくはありません。
そんなネットスラングの1つで、「スイーツ脳」という言葉をご存知でしょうか?
ここでは、この言葉について触れていきたいと思います。
目次
- 「スイーツ脳」の意味とは?
- 「スイーツ」女子の特徴
- 「スイーツ脳」の言葉の使い方
- 「スイーツ脳」を使った例文や短文
- 「逆スイーツ脳」とは
- 「スイーツ脳」の具体例
- 「男版スイーツ」も存在する
「スイーツ脳」の意味とは?
「スイーツ脳」とは、お菓子やデザートなどの甘味を「スイーツ」とお洒落ぶって呼んでいるような日本人女性のことを意味しているインターネットのスラングです。
ネットスラングでお洒落に聞こえてはいるものの、通常は揶揄的に皮肉の意味を込めて使われることが多い表現です。
10代の若い女の子ならまだ可愛さがあるのですが、アラサーにもなっても、「スイーツ脳」と、ある意味烙印を押されることもあって、決して良いケースで使われることはありません。
落ち着いているべきアラサーの女性がメディアに踊らされている姿は、かなり見苦しいと感じている人もいるのです。
ちなみに「スイーツ脳」は、「スイーツ(笑)」とも呼ばれることがあります。
「スイーツ」女子の特徴
では、「スイーツ脳」の女性はどんな特徴があるのでしょうか?
- 韓流スターの名前を5人以上覚えている
- 毎週欠かさずに観ているドラマがある
- 携帯小説に夢中
韓流スターの名前を5人以上覚えている
「スイーツ脳」女子は、韓流スター命の人が少なくありませんので、「スイーツ脳」女子のポピュラーとも言える趣味です。
チャン、グンソク、ドンゴンと話題を聞かされる男性からすると、かなりドン引きしてしまうくらいです。
毎週欠かさずに観ているドラマがある
女性にとっては、テレビで放映されている恋愛ドラマは、華やかな世界である種の憧れを抱いています。
しかし、そのような夢の出来事に心を奪われっぱなしなことは、妄想的なことで現実逃避している感じもして、大人の女性としての自覚をしてほしいものです。
寝不足になるくらいにネット動画やレンタルソフトを見続けることで、朝、ボーっとしている顔は、もはや見るに耐え難いことです。
しっかりとリアルな生活を送ってほしくなります。
携帯小説に夢中
この頃携帯小説が流行っていますが、手軽に読めることで人気が高いのですが、恋愛ものも多く、女性にとっては楽しい読み物ばかり。
しかし、携帯小説はあくまでライトノベルなので、決して教養を深めるということにはなりません。
大人の女性だからこそ、きちんとした活字の本を読むべきではないかと思います。
「スイーツ脳」の言葉の使い方
「スイーツ脳」の使い方は、ネットなどの仮想的な世界にハマり込んでいる女性に対して、ある意味、嫌味的に例える時に使われることがあります。
そのために「スイーツ脳」と呼ばれる人は、あまりいい見方をされていないと言えるでしょう。
「スイーツ脳」を使った例文や短文
では、「スイーツ脳」の使い方をみていくことにしましょう。
- 「スイーツ脳」の例文1
- 「スイーツ脳」の例文2
- 「スイーツ脳」の例文3
「スイーツ脳」の例文1
「スイーツ脳女子は群れたがり」
女性同士で群れるのが好きな女性の中でも「スイーツ脳」女子は、同じ快感を持つ人達で群れをなしていることが多いようです。
「スイーツ脳」の例文2
「合コンばかりのスイーツ脳女子」
女性ばかりで群れるたがるのが、「スイーツ脳」女子の特徴ですが、そんな人達は合コンも大好きなようです。
「スイーツ脳」の例文3
「女子会も大好きスイーツ脳女子」
ともかく意味もなく集まるのですから、「スイーツ脳女子」は「女子会」と称して定期的に集まっているというイメージもあります。
「逆スイーツ脳」とは
「スイーツ脳」女子とは、反対に「逆スイーツ脳」女子もいます。
どのようなタイプの人を「逆スイーツ脳」かと言うと
- 全ての女性がスイーツに見えてしまう人その対象は、子供から老人まで、自分の母親まで含まれます。
- 「ランチ」、「パスタ」などの言葉を使った女性を見下してしまう。
- スタバに行く女子も「スイーツ脳女子」と認定しまう。
- 今流行しているものを全て馬鹿にして見下してしまう。
逆に言うと、流行についていけない劣等感の裏返しであります。
このような人が「逆スイーツ脳」と言えます。
「スイーツ脳」の具体例
では、具体的な「スイーツ脳」のケースを見てみましょう。
- リア充アピールがすごい
- すぐにSNSにアップする
- 流行に敏感でアピールがすごい
リア充アピールがすごい
「リア充である様をアピールすることがすごい女性ですね。
FacebookやInstagramなどで、リア充満載の画像をいつも載せている見栄っ張りな人や、彼氏と撮った写真や、デートの様子などラブラブをSNSでアピールする人も、「スイーツ脳」の特徴です。
すぐにSNSにアップする
なんでもすぐにSNSにアップしたがる人も、「スイーツ脳」のタイプの人と言えます。
流行に敏感でアピールがすごい
対して似合ってもいないのに流行の服を着たり、すぐ流行のものを取り入れて会話に盛り込む人も、「スイート脳」の人になります。
「男版スイーツ」も存在する
「スイーツ脳」は女性だけではありません。
最近は、男性と女性のボーダーラインがとても曖昧になってきていますが、男性が多かったプラモデル趣味やサバイバルゲーム、オフロードバイカーでも、女性でもこれらの趣味などにチャレンジしている人達が増えてきました
その一方で耳にするようになってきているのが「スイーツ系」の男子です。
多くの女性が甘い物を好んで食べるような男性のことを指していますが、最近ではスイーツ男子ばかりが集まるオフ会などが開かれており、男性がスイーツが好きでも、変な目で見られるようなことがなくなっているから驚きです。
「スイーツ脳」というネットスラングの意味を知ると、時代の流れだけでなく、価値観も大きく変わって来たことを痛感してしまいますね。
でも、こんな時代だからこそ、自分の価値観をしっかりと持つことが大切なのです。