「ステマ」の意味【使い方や例文】わかりやすく解説
この「ステマ」という言葉は、ネット上でよく見掛けます。
では、どんな意味で使われるのでしょうか。
目次
- 「ステマ」の意味とは?
- 「ステマ」と「アフィリエイト」の関係
- 「ステマ」の言葉の使い方
- 「ステマ」を使った例文と解釈
- 「ステマ」の語源
- 「ステマ」と「ダイマ」の違い
- 「ステマ」の具体例
「ステマ」の意味とは?
「ステマ」とは、一見そうとは思わせない表現で、特定の製品やサービスを紹介する行為を指します。
よって、それが「ステマ」だと見破られてしまうと意味がないので、これを行うにはそれなりのテクニックが必要です。
慣れた人になると、「あたかも本当にその製品やサービスをたまたま見付けたかのような」うまい「ステマ」を行っています。
「ステマ」と「アフィリエイト」の関係
「ステマ」は主に「アフィリエイト」や自社製品などの広告宣伝の為に行うと考えていいでしょう。
「アフィリエイト」とは、自分が管理しているブログやホームページで紹介した商品やサービスに、それらのページを経由してアクセスがあったり、購入者や契約者が現れると、報酬を得られるという収入システムです。
「アフィリエイト」で収入を得る為には、対象の製品やサービスをうまく紹介する必要がありますが、これに「ステマ」をうまく使うことで、自然にそれらへと誘導することができます。
「ステマ」の言葉の使い方
「ステマ」という言葉は、それだと見破った人が使うことがほとんどです。
行っている側は、もちろんそれをやっていると分かっていても、決して自分からそうだとは言いません。
「ステマ」はいかにさりげなく行えるかが一番のポイントですが、こればかりは自分で研究しないといけない部分です。
「ステマ」を使った例文と解釈
「ステマ」は何度も行い過ぎると、それまでうまく行えていた場合でも、薄々それだと勘付かれてしまいます。
特にブログの場合、日替わりで色々な製品やサービスを次々と「ステマ」を使って紹介していると、どれだけうまくやっているつもりでも、そのうち絶対にバレてしまうと言っていいでしょう。
- 「今までの経験から、ステマにはそれなりに自信がある」
- 「あのブログは本当にうまく書かれているので、全くステマだと気付かなかった」
- 「ステマ、ステマと言われるが、全くそんな気はないのに…」
「今までの経験から、ステマにはそれなりに自信がある」
行っている側が「ステマ」という言葉と使っている珍しいケースです。
「ステマ」は経験によって、序々にうまくなっていくものです。
ただし、自分でうまくなってきたと感じている時が一番危ないタイミングで、つい調子に乗って連発してしまうと、それだと見破られてしまうかも知れません。
「あのブログは本当にうまく書かれているので、全くステマだと気付かなかった」
後で「ステマ」だと分かった時に、うまくやっていたものだと感心しているケースです。
「ステマ」は、いくらうまく行える人でも、いつまでも全くそれだと勘付かれないということはまずありません。
その為、いかに長くバレずに続けられるかが大切なのです。
「ステマ、ステマと言われるが、全くそんな気はないのに…」
真っ当に商売をしたいなら、「ステマ」を行う必要は全くありません。
本当に自分でよいと思った製品やサービスをブログなどで紹介した時に、「ステマ」だと思われてしまったというケースになります。
このような場合、特に気にする必要はありませんが、あまり気分のいいものでもないでしょう。
「ステマ」の語源
「ステマ」という言葉は、 “Stealth Marketing”(ステルスマーケティング)を略して作られました。
文字通り、隠しながらマーケティング行為を行うことです。
略さず、そのままステルスマーケティングと使う場合も少なくありませんが、ネット上ではその方が打ち込む文字数が少ないことから、「ステマ」と表現される場合がほとんどです。
「ステマ」と「ダイマ」の違い
「ステマ」に対して、このダイマは“Direct Marketing”(ダイレクトマーケティング)を略した言葉です。
「ステマ」の完全な反対語になり、何1つ隠すことなく、そのまま宣伝を行うことを表します。
「ステマ行為」がバレてしまった際に、この「ダイマ」に切り替える人も多く居ます。
いかにも宣伝だと分かることから、「ステマ」より「アフィリエイト」には不利と言われていますが、やり方次第では、下手に「ステマ」を行うより、収入をあげられることも少なくありません。
「ステマ」の具体例
「ステマ」が実際にどんな風に行われているのかを、具体的な例を挙げて説明していきたいと思います。
似たような書き方がされているブログやホームページを見付けた時には、それは「ステマ」の可能性が高いと言っていいでしょう。
- 「ステマ」の具体例1
- 「ステマ」の具体例2
「ステマ」の具体例1
「昨日お店で見付けて、買ってしまったこの製品ですが、思ったより使いやすくてビックリしています。コストパフォーマンス的にもとても得をした気分です!」
「ステマ」の代表的な例とも言える形です。
何気なく買った(もしくは、他の方法で入手した)製品がとてもよいので、これを読んでいる皆さんにもおすすめです、という内容で、「ステマ」の王道とも言える話の展開です。
「ステマ」の具体例2
「元は他の用途の為に買った製品ですが、実はこんな使い方もあると初めて知りました!」
既に持っている製品を改めて見直したという内容です。
この形で「ステマ」が行われると、なかなかそれとは気付きにくいものですが、何度もこのような話ばかりを書いていると、さすがに「ステマ」と疑われてしまうでしょう。
よって、簡単にはそうと気付かれにくいながらも、そう何度も使えるパターンでもありません。
「ステマ」は、決して悪いことではなく、何の法にも触れていません。
ただし、必ずアフィリエイト(その人の収入)と絡んでいる為、あまりよく思われていないのも事実です。