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「臍で茶を沸かす」の意味・読み方・同じ意味のことわざ【使い方や例文】

「臍で茶を沸かす」とは、「おかしくてしょうがないこと」「バカバカしくて仕方がないこと」です。

「臍で茶を沸かす」「意味・読み方・同じ意味のことわざ・使い方・例文と解釈・英語・語源・漫画」などについて、詳しく説明していきます。

臍で茶を沸かす

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「臍で茶を沸かす」の意味・読み方・同じ意味のことわざ【使い方や例文】>


目次

  • 「臍で茶を沸かす」の意味とは?
  • 「臍で茶を沸かす」と似た意味のことわざ・言葉
  • 「臍で茶を沸かす」の言葉の使い方
  • 「臍で茶を沸かす」を使った例文や短文(解釈)
  • 「臍で茶を沸かす」の英語
  • 「臍で茶を沸かす」の語源や由来
  • 「へそで茶をわかす」がタイトルの漫画の概要
  • その他の「臍」を使ったことわざと意味を解釈


「臍で茶を沸かす」の意味とは?

「臍で茶を沸かす」の意味とは?

「臍で茶を沸かす」の意味は、「滑稽でおかしくてしょうがないこと」「相手の言動・態度などが馬鹿馬鹿しくて仕方がないこと」などになります。

元々は、「臍で茶を沸かす」ではなく「臍が茶を沸かす」が正しい言い方でした。

「臍で茶を沸かす」ということわざ(諺)は基本的に、「相手の行動・発言・態度などをバカバカしくて意味がないものとして低く評価していること」を意味していて、相手の言動や態度を軽視して嘲ったり馬鹿にしたりしているのです。

「臍で茶を沸かす」ということわざは、「おかしくて仕方がないこと+馬鹿馬鹿しくて笑ってしまうこと」を意味しているのですが、そのことわざには「チャンチャラおかしい・片腹痛い(笑止)・馬鹿馬鹿しくて意味がない」というニュアンスが込められています。

「臍で茶を沸かす」には、「面白かったり滑稽だったりして笑ってしまう」という意味もあるのですが、「まともに相手する価値がないほど馬鹿馬鹿しいために失笑する」という意味もあります。

  • 「臍で茶を沸かす」の読み方

「臍で茶を沸かす」の読み方

「臍で茶を沸かす」の読み方は、「へそでちゃをわかす」になります。



「臍で茶を沸かす」と似た意味のことわざ・言葉

「臍で茶を沸かす」と似た意味のことわざ・言葉

「臍で茶を沸かす」と似た意味のことわざ・言葉には、どのようなものがあるのでしょうか?「臍で茶を沸かす」と似た意味のことわざ・言葉について、分かりやすく解説していきます。

  • 「笑止千万」【しょうしせんばん】
  • 「腹の皮が捩れる」【はらのかわがよじれる】
  • 「踵が茶沸かす」【かかとがちゃわかす】
  • 「失笑噴飯」【しっしょうふんぱん】

「笑止千万」【しょうしせんばん】

「臍で茶を沸かす」と似た意味のことわざ・言葉として、「笑止千万(しょうしせんばん)」があります。

「笑止千万」という言葉は、「あまりに馬鹿馬鹿しすぎて笑ってしまうこと・非常に滑稽な様子」「あまりに情けなくてとても気の毒なさま」を意味しています。

「臍で茶を沸かす」ということわざも、「おかしすぎて笑ってしまうこと」「馬鹿馬鹿しくて仕方がないこと」を意味しています。

そのため、「笑止千万」ということわざ・言葉は、「臍で茶を沸かす」とほぼ同じ意味を持っていると言えるのです。

「腹の皮が捩れる」【はらのかわがよじれる】

「臍で茶を沸かす」と似た意味のことわざとして、「腹の皮が捩れる(はらのかわがよじれる)」があります。

「腹の皮が捩れる」というのは、「面白すぎて腹の皮がよじれてしまうこと」「おかしすぎて大笑いすること」を意味しています。

「腹の皮が捩れる」ということわざは、「臍で茶を沸かす」とほぼ同じ意味を持つのです。

「踵が茶沸かす」【かかとがちゃわかす】

「臍で茶を沸かす」と似た意味のことわざとして、「踵が茶沸かす(かかとがちゃわかす)」があります。

「踵が茶沸かす」は現代ではほとんど使われないことわざですが、有り得ない身体の部分である踵がお茶を沸かすということで、「面白くて仕方がないこと・思わず笑ってしまうこと」を意味しています。

「踵が茶沸かす」ということわざは、「臍で茶を沸かす」とほぼ同じ意味を持っているのです。

「失笑噴飯」【しっしょうふんぱん】

「臍で茶を沸かす」と似た意味のことわざ・言葉として、「失笑噴飯(しっしょうふんぱん)」があります。

「失笑噴飯」ということわざは、「おかし過ぎて思わず笑い出してしまうこと」「面白くて我慢できずに噴き出してしまうこと」を意味しています。

「失笑噴飯」「失笑+噴飯」で構成されたことわざであり、「おかしくて食べかけのご飯を我慢できずに噴き出す」という噴飯の意味を含んでいます。

「失笑噴飯」という言葉は、「臍で茶を沸かす」とほぼ同じ意味を持っています。

「臍で茶を沸かす」の言葉の使い方

「臍で茶を沸かす」の言葉の使い方

「臍で茶を沸かす」の言葉の使い方は、相手の行動や発言が馬鹿馬鹿しくて笑いがこみ上げてくるような時に使うというものです。

「臍で茶を沸かす」ということわざは、「馬鹿馬鹿しい時・滑稽で仕方がない時・おかしくて我慢できない時・相手を馬鹿にして笑いたくなった時」に使用することができます。

「臍で茶を沸かす」「相手の言動・態度などを自分よりも低く評価している場合」に使うことわざであり、良い意味では使われない点に注意が必要になります。



「臍で茶を沸かす」を使った例文や短文(解釈)

「臍で茶を沸かす」を使った例文や短文(解釈)
  • 「臍で茶を沸かす」の例文1
  • 「臍で茶を沸かす」の例文2
  • 「臍で茶を沸かす」の例文3

「臍で茶を沸かす」の例文1

あの程度の実力で、世界チャンピオンの俺に挑戦してくるとは臍で茶を沸かしてしまう。

この例文の「臍で茶を沸かす」には、世界チャンピオンである自分と相手の間にある実力の差を前提にして、「大したことない実力で俺に挑戦してくるなんて馬鹿げている」といった意味合いになっています。

相手を自分よりも力が劣る格下の選手と見なして、「自分に勝てるはずがないだろう」という相手を小馬鹿にしたニュアンスがあるのです。

「臍で茶を沸かす」の例文2

臍で茶を沸かして馬鹿にしていたが、この半年で彼女は見違えるほどに水泳の実力を上げてきた。

この例文の「臍で茶を沸かす」は、はじめは水泳選手として大した能力のない相手だと彼女を馬鹿にして笑っていたということを示唆しています。

しかし、その後にメキメキと彼女が水泳選手としての実力を付けてきて、良い意味で驚かされているというニュアンスが込められています。

「臍で茶を沸かす」の例文3

意志薄弱な君の決意表明など聞いても時間の無駄であり、臍で茶を沸かすだけである。

この例文の「臍で茶を沸かす」は、目標を掲げて何度も決意表明してもそれを実行できない意志・行動力の弱さを、馬鹿にして笑っているという意味になっています。

「臍で茶を沸かす」の英語

「臍で茶を沸かす」の英語

「臍で茶を沸かす」の英語は、以下のような格言や文章になります。

“It would make a horse laugh. ”(それは、馬を笑わせてしまうほどに馬鹿げている。)

“Don't make me laugh. ”(私を笑わせないでよ(=臍で茶を沸かす)。)

“I split my sides. ”(おかしくて腹が捩れてしまう(=臍で茶を沸かす)。)

「臍で茶を沸かす」の語源や由来

「臍で茶を沸かす」の語源や由来

「臍で茶を沸かす」の語源・由来は、元々は「臍が茶を沸かす」という言い方が正しい言い方でした。

「臍が茶を沸かす」の語源として有力なものに、江戸中期以降の浄瑠璃の芝居と関係した「臍を茶化す(へそをちゃかす)」があり、「馬鹿にして大笑いすること」を意味していました。

江戸時代の町民には、服を脱いでへそを見せる生活習慣は無かったので、「臍を茶化す」「へそを出したおかしな格好をしている奴を、馬鹿にして大笑いする」というニュアンスが生まれました。

「臍を茶化す」という語源が変形していって、「臍が茶を沸かす」「臍で茶を沸かす」のことわざが出来たのです。

「へそで茶をわかす」がタイトルの漫画の概要

「へそで茶をわかす」がタイトルの漫画の概要

「へそで茶をわかす」というタイトルの4コマ漫画がありますが、この4コマ漫画は「茶畑るり」が描いた女子高生・江崎ぐりこが笑えるネタを提供してくれるギャグ漫画になっています。

女子高生の江崎ぐりこが、親友のまり、ムー、まさこ、まりの兄マリローや父のジョニーなどと一緒に、色々な笑える話を4コマ漫画の形式で展開するギャグストーリーの漫画です。

1992年から漫画雑誌「りぼん」で8年間連載され、単行本は全3巻が出ています。

その他の「臍」を使ったことわざと意味を解釈

その他の「臍」を使ったことわざと意味を解釈

「臍で茶を沸かす」以外の「臍」を使ったことわざを紹介して、その意味を分かりやすく解釈していきます。

  • 「臍の緒引き摺る 」【へそのおひきずる】
  • 「臍の下に知恵のない人 」【へそのしたにちえのないひと】

「臍の緒引き摺る 」【へそのおひきずる】

「臍の緒引き摺る」ということわざの意味は、「生まれた赤ちゃんの時と変わらず、少しも進歩・前進していないこと」になります。

臍の緒は生まれた時にすぐ切るのが普通ですが、それを切ることなくずっと引きずっているということから、「生まれてからずっと全く進歩していない」という皮肉な意味を伝えているのです。

「臍の緒引き摺る」と似た意味のことわざとして、「三つ子の魂百まで」「雀百まで踊り忘れず」などを上げることができます。

「臍の下に知恵のない人 」【へそのしたにちえのないひと】

「臍の下に知恵のない人 (へそのしたにちえのないひと)」ということわざの意味は、「色欲(異性への欲望)に溺れやすい情欲のかたまりの人」「性欲に振り回されて思慮分別のない人」になります。

「臍の下」というのが「男女の性器・性欲」のことを意味していて、そこに知恵が宿っていないから、思慮分別を失って色欲・劣情に振り回されてしまうのです。

icon まとめ

「臍で茶を沸かす」ということわざについて徹底的に解説しましたが、臍で茶を沸かすには「大笑いしたいほどにおかしくてしょうがないこと」「滑稽で馬鹿馬鹿しくて仕方がないこと」などの意味があります。

臍で茶を沸かすに似た意味のことわざとしては「笑止千万」「腹の皮が捩れる」「踵が茶沸かす」「失笑噴飯」などがあります。

「臍で茶を沸かす」という言葉・ことわざについて詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。