「イケイケ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「イケイケ」は、誕生からかなり息が長い言葉だと言っていいでしょう。
目次
- 「イケイケ」とは?
- 「イケイケ」の表現の使い方
- 「イケイケ」を使った例文と意味を解釈
- 「イケイケ」の類語や類義語
「イケイケ」とは?
「イケイケ」は、1980年代のバブル期に当時の若者によく使われた言葉です。
総じて勢いのある様子に対して使われる言葉で、その表現として今日に至るまで長く用いられています。
- 「イケイケ」の語源
「イケイケ」の語源
「イケイケ」という言葉、要は「行け行け」という言葉をカタカナにしただけです。
発音自体は変わりませんが、後半に掛けて高く(音階的な意味です)発音するのがポイントです。
カタカナにしたことで、若者が好んで使うようになり、バブル期にディスコ(現在のナイトクラブです)によく通っていたような人が盛んに口にしていました。
「イケイケ」の表現の使い方
この「イケイケ」は、使い方によって色々な解釈ができる言葉です。
例えば、「あいつはいつもイケイケだな」と使うと、その相手がいつもおとなしくしていない性格だという表現になり、「ここはイケイケだろう」とした時には、ここは流れや勢いに任せるべきだと解釈できます。
どのような使い方でも、「勢いがある様子」の表現だという基本的な意味を覚えておけば、それだけで解釈に困ることはないでしょう。
「イケイケ」を使った例文と意味を解釈
「イケイケ」を使った例文と、その意味の解釈です。
有名なスロット台の演出で、この「イケイケ」が元になっているものがあります。
- 「イケイケ」を使った例文1
- 「イケイケ」を使った例文2
「イケイケ」を使った例文1
「3連勝に乗って、今はイケイケ状態だ」
3連勝したことで、今はとても勢いがある状態だと言っています。
この「イケイケ状態」はよく見聞きする表現で、とても勢いに乗っていることだと解釈してください。
「イケイケ」を使った例文2
「GOGOランプの語源がイケイケだったとは知らなかった」
先に挙げたように、ジャグラーという有名なスロット台では、「GOGO」と書かれたランプが光ると大当りが確定します。
その「GOGO」は「イケイケ」をそのまま英語にした表現だとメーカーから公式にコメントされており、「イケイケ」という言葉が流行っていたバブル世代の人が思い付いたアイデアだという裏話もありました。
ここから、製品のアイデアに使われるほど当時は盛んに見聞きした言葉だということが分かります。
「イケイケ」の類語や類義語
「イケイケ」と似た意味で使える言葉です。
現在の若者はこちらを使う機会の方が多いでしょう。
- 「ノリノリ」【のりのり】
「ノリノリ」【のりのり】
「イケイケ」とは多少ニュアンスが異なりますが、「勢いに乗っている」という状態の表現です。
「好きな音楽が掛かるとノリノリになる」のように使うことが多く、語源はそのまま「乗っている」ことからです。
置き換えにもなる言葉で、「イケイケな奴」は「ノリノリな奴」としてもほとんど一緒の意味だと考えていいでしょう。
「イケイケ」は、最近ではそれほど見聞きしなくなりましたが、まだまだ現役で使われている言葉です。
このような流行語は一時期を過ぎるとすっかり死語になることが少なくありませんが、この言葉は30年以上も使い続けられています。