「会敵」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!
会敵の意味をご存知でしょうか。
会敵というのは、ゲームや映画では「会敵」といって使われていることが多いです。
探索中に敵を見つけることという意味合いがあり、接触や遭遇という意味合いで使われます。
あまり、日常会話で使うことはそれほど多くありませんが、この言葉を知っておくといざという時に、混乱することはありません。
そこで、「会敵」の意味や使い方について知っていきましょう。
目次
- 「会敵」の意味とは?
- 「会敵」の類語や言い換え・似た言葉
- 「会敵」の言葉の使い方
- 「会敵」を使った例文と解釈
- 「会敵」と接敵の違い
- 「会敵」の英語
- 「会敵」の言葉の由来
- 「会敵」と斥候の違い
- 「会敵」と索敵の違い
「会敵」の意味とは?
会敵の意味ですが、まずは、探索中に敵を見つける、そして接触する、そして、遭遇という意味があります。
または、敵を見つけるための行動中などに、敵を発見したときに使用することになります。
基本的には、主にミリタリー用語としても使用されることが多いです。
「たまたま敵を見つけた」という意味はないので、意図せず出会ったという意味ではなく、行動中、見つけるために動き、意図的に遭遇したという意味があります。
「敵を見つけること」という意味以外にも、さまざまな意味があります。
たとえば、「見つけた敵と戦うこと」という意味も実は含まれているため、状況によって使い分けるようにしましょう。
- 「会敵」の読み方
「会敵」の読み方
「会敵」の読み方ですが、こちらは「かいてき」と読みます。
あまり日常会話で使うことはありませんので、読み方を「えてき」のように間違えて覚えている方もいると思いますが、正しい読み方を覚えておく必要があります。
「会敵」の類語や言い換え・似た言葉
会敵の類語、言い換え、似た言葉はたくさんありますが、どのような言葉が類語でそうでないのかをしっかりと理解しておくようにしましょう。
敵と遭遇するという意味を持つ類語になりますが、シチュエーションが少々違うので、違いも知っておく必要がありますね。
- 接触
- 索敵
- 接敵
接触
会敵の類語として「接触」があります。
こちらの接触は、敵と遭遇し、そして敵と直接的に働きかけるという意味を示しています。
また、何かトラブルが起こる可能性をも示しているのです。
会敵との違いは、敵と何か必ず直接的に何か起こることを示しているので、状況によって、使い方が異なります。
索敵
索敵は、敵の状況だったり、様子などを探るという意味合いがあります。
兵力や、位置、そして状況などを探ることで、戦闘を有利にするという意味合いがあるのです。
日常会話でそれほど使うことはありませんが、会敵と合わせて使われることも多いです。
しかし、会敵と違う点は、このように敵を探すという意味、様子を探るという意味合いが強いので、その点とは異なっているので、注意をしましょう。
ゲームで登場することも多い言葉ですので、知っておくようにしましょう。
接敵
接敵に関しても会敵と同じような意味合いの言葉となっています。
敵と合うだとか、接触するという意味があり、自ら行動し、敵と接触するという意味があります。
こちらは、敵と調節的に接触するという意味合いが強いので、会敵とは違い、近づいていくという意味合いが強くなります。
シチュエーションで使い分けるようにしましょう。
「会敵」の言葉の使い方
会敵の言葉の使い方ですが、ゲームや、敵がいるシチュエーションで使うことになりますので、使い方を間違えないようにしましょう。
たとえば、会敵した場合、会敵する、会敵するポイントにいくという意味で、敵と遭遇することを前提とした行動などで使うことになります。
また、敵と会敵するという言葉は、二重表現になりますので、気をつけるようにしましょう。
「会敵」を使った例文と解釈
会敵を使った例文にはどういったものがあるのでしょうか。
会敵は敵と遭遇する意味がありますので、そういったシチュエーションで使うので使うポイントが限定されています。
しかし、表現などに間違いがないように注意をしましょう。
- 「会敵」の例文1
- 「会敵」の例文2
- 「会敵」の例文3
「会敵」の例文1
「会敵しなかった場合、爆弾は捨てて帰艦しよう」
会敵は「会敵しない」などの使い方も可能です。
このため、最終的に会敵をしなかった場合の言葉にも使うことが出来るのです。
従って、会敵をしなかった場合〜という例文ではこのように、最終的にどうするかという言葉を付け加えることになります。
「会敵」の例文2
「会敵の確率は少ない」
このように、会敵は、会敵するという言葉だけではなく、「会敵の」という使い方も可能となっています。
会敵するという言葉で、その確率や会敵する可能性などを語ることも出来るのです。
「会敵」の例文3
「連絡が入ったので今からただちに会敵点に向かう」
こちらは、連絡が入ったので、会敵点に向かうという意味であり、会敵するポイントのことを会敵点という言い方をします。
ポイントについてこのように示すことも出来て、事前にそこに到達するつもりであるという文章でも使えます。
「会敵」と接敵の違い
会敵と接敵は同様の意味で使われがちですが、実はまったく異なっています。
接敵は敵の在り処を探り、そして、接触を試みるという意味があります。
接敵の場合には、敵の居場所がすでにわかっていることが多く、新たに発見することはないです。
それに対して、会敵は居場所がわからない敵に対して使う言葉になりますので、そのあたりで違いがあります。
また、会敵の場合、居場所がわからない敵に偶然接触するという意味が強いので、偶然の要素が強い言葉となっています。
「会敵」の英語
会敵の英語ですが、こちらは、「会敵」と全く同じ意味で使用されている英単語はありません。
しかし、英語では、“intercept”が一番近い意味で使用されているといえるでしょう。
こちらは、「インターセプト」と読み、意味は、「途中で捕らえる、横取りする、傍受する、さえぎる」などの意味があり、捕らえるという意味などがこの会敵と近い意味を指していると言われています。
「会敵」の言葉の由来
会敵の言葉の由来についてですが、戦争中などに、敵に会うという意味から、この言葉が作られました。
戦闘中に用いられる言葉であり、敵を敵と認識していた時代から使われている言葉です。
日本では、以前まで、ミリタリー用語として使われてきましたが、最近では、ゲームがインターネットの普及で、日常的なものとあり、ゲームなどで使われる機会が多くなりました。
「会敵」と斥候の違い
「斥候」は、会敵とよく比較される言葉となっています。
こちらは、本隊より先に敵に近づき、敵の数だったり、あとは、敵との交戦予定地の地形などを事前に調べる役割などを指します。
また、あるいはこれらのその役割を負った部隊を指す言葉となっています。
敵を攻撃するための部隊とは別に、戦闘中には、こちらの斥候をするためだけに作られた部隊があります。
この点で、会敵とは異なっています。
「会敵」と索敵の違い
「索敵」は敵を探す意味の言葉となっています。
敵の数や装備、敵の居場所や配置などを調べる行為のことを「索敵」と言います。
斥候の役目なども「索敵」となっています。
このように会敵とは、探すという意味のほうが強いので、異なっているのです。
いかがでしたでしょうか。
会敵と言う言葉は、敵に遭遇するという意味であり、少々意味が他と異なっています。
類語もありますが、ゲームでも最近では、よく使用されるので、その違いを知っておくことがおすすめです。