「バイタリティ」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!
「バイタリティ」とは、生き生きとした生命力やポジティブな印象のある活力・活気のことです。
「バイタリティ」の「意味・類語・言い換え・使い方・例文・英語・バイタリティ溢れる人の特徴」などについて、詳しく説明していきます。

目次
- 「バイタリティ」の意味とは?
- 「バイタリティ」の類語や言い換え・似た言葉
- 「バイタリティ」の言葉の使い方
- 「バイタリティ」を使った例文
- 「バイタリティ」の英語
- バイタリティ溢れる人の特徴
「バイタリティ」の意味とは?

「バイタリティ」の意味は、一般的に「生命力・活力・生活力・エネルギッシュであること・パワフルであること・生きる力が旺盛であること・タフであること(打たれ強いこと)・精力・勢力の強さ」などになります。
「バイタリティ」とは、「生命力が漲っていて(みなぎっていて)充実している状態」や「パワフルでエネルギッシュな勢いがある状態」のことを意味しています。
「バイタリティ」は気力・精力・エネルギーが溢れるように充実していて、勢い良くポジティブに物事を成し遂げていこうとする「パワフルな状態」のことを意味しています。
「バイタリティ」の類語や言い換え・似た言葉

「バイタリティ」の類語や言い換え・似た言葉には、どのようなものがあるのでしょうか?「バイタリティ」の類語・言い換え・似た言葉について、分かりやすく解説していきます。
- 「生命力」【せいめいりょく】
- 「エネルギー」【えねるぎー】
- 「精彩」【せいさい】
「生命力」【せいめいりょく】
「バイタリティ」の類語・言い換えとして、「生命力・生活力」があります。
生命力というのは、「生物・動物の生きる力」や「エネルギッシュな生命活動を支えるパワー」のことを意味しています。
生活力というのは、「人間(生物)が日々の生活を行っていくためのエネルギー・気力」のことを指しています。
バイタリティには人生を生き生きと生きていくための生命力という意味合いがあるので、「バイタリティ」の類語として「生命力・生活力」を上げることができるのです。
「エネルギー」【えねるぎー】
「バイタリティ」の類語・言い換えとして、「エネルギー・活力」があります。
エネルギーは科学用語としては、「物体が物理的な仕事をするための能力」のことですが、一般的には「物事や仕事を成し遂げるために使われる原動力。気力・活力・精力のこと」を意味しています。
活力というのは、「活動を可能にするパワー+元気よく動いたり働いたりする力」のことを意味しています。
「バイタリティ」には人生や物事を成し遂げるパワーの意味があるので、「エネルギー・活力」という言葉で言い換えることができます。
「精彩」【せいさい】
「バイタリティ」の類語・似た言葉として、「精彩・生彩(せいさい)」があります。
精彩・生彩というのは、「生き生きとした活気のある様子・姿」や「彩りが美しくて艶があること」を意味しています。
「精彩(生彩)のある華麗なプレイ」や「精彩(生彩)を欠いた鈍い動き」といった表現をすることができます。
バイタリティには生き生きとした躍動的なエネルギーの意味がありますから、「バイタリティ」と「精彩・生彩」は似た言葉として解釈することができるでしょう。
「バイタリティ」の言葉の使い方

「バイタリティ」の言葉の使い方は、前向きな目的意識とモチベーション(やる気)を持っていて積極的に行動している人に対して使うということになります。
バイタリティは「行動力・生命力・活力活気がある人」に対して使う言葉であり、「やる気に乏しい行動力のない人・引っ込み思案で生命力に乏しい人」には使うことがない言葉なのです。
自分が持っている体力・能力・持久力(根気)をフルに活用して、一生懸命に精力的に頑張っている人に対しても、「バイタリティ溢れる人」という言葉を使うことが多いでしょう。
「バイタリティ」という言葉は、「生き生きとした生命力のパワーやエネルギーを感じられる前向きな人+ネガティブにならずに自分ができることを懸命にやる行動力のある人」に対して使われているのです。
「バイタリティ」を使った例文

「バイタリティ」を使った例文には、どのようなものがあるのでしょうか?「バイタリティ」を使った例文について紹介していきます。
- 「バイタリティ」の例文1
- 「バイタリティ」の例文2
- 「バイタリティ」の例文3
「バイタリティ」の例文1
昼夜を問わずエネルギッシュに働いているバイタリティに富んだ凄腕の上司を見ていると、一体どこからそれだけの体力・気力・やる気が湧き出てくるのかが不思議で仕方なかった。
「バイタリティ」の例文2
歴史に名前を残すような大きな仕事を成し遂げた皇帝や国王、戦国の武将というのは、天賦のバイタリティに恵まれた特別な人物であることが多い。
「バイタリティ」の例文3
現実の社会で活躍している医師・法曹(弁護士)・戦略コンサルタント・外交官といったエリートは、人並み外れたバイタリティを縦横無尽に活用して生き生きと働いていることが多い。
「バイタリティ」の英語

「バイタリティ」の英語は、“vitality”になります。
“vitality”という英語の原語はラテン語で、“vital”は「命・生命」を意味していました。
形容詞の“vital”は「生命の・生命に関する」を意味していて、形容動詞の“vital”は「活力に満ちたパワフルな状態」を意味しています。
そこから英語の“vitality”は、「生命力・活力・活気に満ちている旺盛な状態」を意味することになったのです。
バイタリティ溢れる人の特徴

バイタリティ溢れる人には、どのような特徴があるのでしょうか?
- 旺盛な行動力がある
- 長時間労働でも疲れを知らない
- いつも上機嫌で笑顔のことが多い
- 周囲の人まで明るくするムードメーカー
- 難しい課題・大きな目標にもひるむことがない
- 姿勢が良くて動作が機敏で美しい
- ポジティブ思考で人生・仕事に前向きに取り組む
- 失敗・挫折をバネにしてもっと頑張る
旺盛な行動力がある
「旺盛な行動力がある」というのが、バイタリティ溢れる人の特徴になっています。
バイタリティ溢れる人で、小さなことでいつまでもくよくよと悩んでなかなか実際の行動に取りかかれないという人はいません。
エネルギッシュな生命力に満ち溢れているバイタリティに富んだ人は、今の自分がやるべき仕事や作業に率先して取り組める「旺盛な行動力」を持っているのです。
長時間労働でも疲れを知らない
バイタリティ溢れる人の特徴として、「長時間労働でも疲れを知らない」ということがあります。
バイタリティ溢れる人というのは、「人並み以上の気力・体力・忍耐力」を持っている人なのです。
そのため、ほとんどの人が音を上げてしまうような長時間のハードワークやノルマ・条件のシビアな仕事にも、パワフルに耐え抜くことができます。
いつも上機嫌で笑顔のことが多い
「いつも上機嫌で笑顔のことが多い」というのが、バイタリティ溢れる人の特徴の一つです。
バイタリティ溢れる人は、ポジティブなセルフコントロールが得意なので、人前でイライラして不機嫌な姿を見せることはまずありません。
バイタリティ溢れる人はいつも機嫌が良いので周囲に人が集まりやすいという特徴を持っていて、その人の明るい笑顔を見ているだけで周りの人も笑顔になっていくのです。
周囲の人まで明るくするムードメーカー
バイタリティ溢れる人の特徴として、「周囲の人まで明るくするムードメーカー」ということがあります。
バイタリティ溢れる人は、生き生きとしたパワフルな雰囲気に周囲にいる人たちも巻き込んでいきます。
その結果、バイタリティに富んだその人がいるだけで、みんなも前向きな気持ちになってやる気が高まる「ムードメーカー」として機能しているのです。
難しい課題・大きな目標にもひるむことがない
バイタリティ溢れる人の特徴として、「難しい課題・大きな目標にもひるむことがない」ということが上げられます。
バイタリティ溢れる人は、難易度が高い難しい課題に直面すると、燃えるようなやる気とチャレンジ精神を掻き立てることができるのです。
難しい問題や壮大な目標に直面しても、「自分にはこんな仕事はとてもできない」などとひるむことは決してなく、「自分なら努力と工夫でこの大きな仕事を成し遂げることができる」と前向きなチャレンジ精神を燃え上がらせるのです。
姿勢が良くて動作が機敏で美しい
「姿勢が良くて動作が機敏で美しい」ということが、バイタリティ溢れる人の特徴の一つです。
バイタリティ溢れる人で猫背で姿勢が丸まっていたり、自信が無さそうにコソコソと動いているような人はまずいません。
バイタリティ溢れる人は一生懸命に生きている自分の人生・仕事・人間関係に自信を持っているので、背筋が真っ直ぐにピンと伸びていて、動作も美しくてテキパキとしているのです。
ポジティブ思考で人生・仕事に前向きに取り組む
バイタリティ溢れる人の特徴として、「ポジティブ思考で人生・仕事に前向きに取り組む」ということがあります。
バイタリティ溢れる人は物事や人間関係を悲観的に捉えることがなく、基本的にポジティブ思考を貫くことができます。
物事や人生をネガティブに考えても気分・意欲が落ち込むだけなので、バイタリティ溢れる人は、いつも人生・仕事に前向きな姿勢で臨んでいるのです。
失敗・挫折をバネにしてもっと頑張る
「失敗・挫折をバネにしてもっと頑張る」というのが、バイタリティ溢れる人の特徴になっています。
バイタリティ溢れる人は、仕事で大きな失敗をしてもそこで心が折れることはなく、「その失敗からの学び・再チャレンジの機会」を大切にします。
人生や恋愛関係で挫折を経験しても、逆にそれをバネにして「次こそもっといい結果を出してやる・こんな所で落ち込んでいても意味がない」とばかりに更に精力的な行動・努力を始めることができるのです。
「バイタリティ」という言葉について徹底的に解説しましたが、バイタリティには「生き生きとした生命力」や「ポジティブな印象のある活力・明るい活気」などの意味があります。
バイタリティの類語・言い換え・似た言葉としては「生命力・生活力」「エネルギー・活力」「精彩・生彩」などがあります。
「バイタリティ」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。