「誰得」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!
「誰得」という言葉は、使われることが非常に多くなっています。
現代社会でこの誰得という言葉を使うケースは増えていると言えるでしょう。
実はこの言葉は、ネット用語として知れ渡り、今現在も使われている言葉です。
漢字を読むことによって意味がわかり易い言葉です。
そこで、誰得という言葉の使い方や、その意味について具体的にみていきましょう。
目次
- 「誰得」の意味とは?
- 「誰得」の類語や言い換え・似た言葉
- 「誰得」の言葉の使い方
- 「誰得」を使った例文と解釈
- 「誰得」の英語
- 「誰得」と似た言葉と解釈
- 「誰得」を使った言葉と意味
「誰得」の意味とは?
「誰得」は具体的にどのような意味があるのでしょうか。
漢字を読めば、意味は大体わかると思いますが、基本的には、誰得とは「これは、誰が得するんだ」という意味があります。
たとえば、誰からも需要がないような商品についてこの誰得という言葉を使ったり、得する人が想像つきにくいようなニッチなものなどに対して、この言葉を使うことになります。
この誰得は、まったく需要がないと決まっていなくても、需要がなさそうだとか、微妙なイメージがあれば、使うことが多いです。
ネタが半分、面白半分で使われることも多く、会話やネットで使われる用語の一つです。
ビジネスシーンや、表立ってはあまり使われることはありません。
最近では、バラエティ番組でも使われることが増えてきています。
- 「誰得」の読み方
「誰得」の読み方
誰得については基本的には「だれとく」と呼びます。
そのまま読むことになりますので、分かりやすい読み方です。
どちらも訓読みで読むことになりますので、分かりやすいです。
和製の熟語であり中国語ではありません。
ルーツなども完全に日本です。
「誰得」の類語や言い換え・似た言葉
誰得の類語や言い換え方、似た言葉にはどういった言葉があるのでしょうか。
誰得は最近できた言葉ですが、似たような言葉はいくつかありますので、みていきましょう。
- 「需要がない」
- 「無価値」
- 「不毛」
「需要がない」
誰得というのは、誰が得するんだという意味合いがあります。
従って、需要や、それを求めるニーズがないということを意味しています。
よって「需要がない」という言葉に言い換えることが出来ます。
しかし、需要がないという意味は、完全に求められていない意味を指しますが、誰得は、得している人もいるかもしれないので、その点で使い分ける必要があります。
「無価値」
誰得は、誰も得しないということもあり、誰も得しない商品や誰も興味がないものを指しています。
従って、同じような言葉として「無価値」があります。
無価値は価値がないという意味であり、誰得と同様の意味があります。
しかし、無価値は完全に物の価値がないという意味になっており、誰が得するのという疑問を含めた意味とは少々異なるので、これも使い分けが大切です。
「不毛」
不毛は、「不毛な会話」で意味するように、なんの意味があるのだろう、まったく意味をなさないという意味で使われる言葉です。
従って、誰得という意味と似ています。
不毛な言い争い、会話などで使われます。
しかし、誰得は完全に第三者からの感想などを気にしている部分がありますが、不毛はそうでなくても使うので、その点で少々違いがあります。
「誰得」の言葉の使い方
誰得の言葉の使い方は、誰が得するんだという場面や、シーンで使うことになります。
基本的に第三者や、周囲の人、多くの人にとって意味があるのかどうかという風に問いかけたい場面で使います。
この商品は誰得なのかという風に、商品やものにたいして使うことになります。
人間に対して、使うことはありません。
このため、限られた場面で使うことが多いです。
「誰得」を使った例文と解釈
誰得を使った例文にはどういった例文があるのでしょうか。
そしてその意味などを詳しく見ていきましょう。
誰得の意味を間違えて使わないようにすることがとても大切です。
- 「誰得」の例文1
- 「誰得」の例文2
- 「誰得」の例文3
「誰得」の例文1
「思わず誰得と言いたくなるアプリである」
スマートフォンのアプリで、かなり需要がないと思われるような謎のもの、それを指し、誰得という風に疑問に思っている文章となります。
このように、需要があるかどうか分からず、誰が得するんだろうと思われる際に、これを指して誰得と使うことになります。
「誰得」の例文2
「このようなスペックの商品は誰得なんだ」
これは、商品のスペックが低く、誰も得しないだろうという意味で、商品自体の質が低いので、誰も得しないという意味で使われます。
謎のものや意味不明なものだけではなく、スペックや品質が低いこともあり、必要がないと見込まれるものに対しても使えます。
「誰得」の例文3
「このデータは誰得なのか」
収益のデータや、誰も興味がないデータなど、そういった需要がないデータについても誰得を使うことになります。
誰もメリットが無いと考えられるようなデータを公表する場合だったり、自分自身でこれを公表している場合に、自虐的に使うこともあります。
「誰得」の英語
誰得は、ネットから生まれた最近の現代語であり、決まった英語はありません。
英文にすることが出来ます。
たとえば、“Who gets the profit?”だったり、“No one gets the profit!”というのは、それは誰が得をするの?なんて無価値なんだ!という意味があり、誰得を意味しています。
「誰得」と似た言葉と解釈
誰得には似た言葉があると言われています。
現代になって出来た誰得という言葉ですが、実はいくつか似た言葉がありますので、その意味を知っておきましょう。
そうすることで、使い分けることが出来ます。
- 何得
- 俺得
何得
何得は、誰得と似た意味で使われることになります。
基本的には同じような意味がありますが、何得は、こんなことして何の得があるんだという意味になります。
誰得というのは誰が得をするのかという意味で、第三者である誰が得するんだという意味で使いますが、何得は、なんの得があるのかと具体的なメリットを謎に思うという意味で使います。
俺得
俺得はどのような意味で使われるのでしょうか。
俺得というのは、「俺だけが得をする」という意味で使われます。
誰得は誰が得をするのかわかりませんが、俺得は自分だけが得をするという自分だけが得になることが分かっているという意味で使われます。
また自分だけが得をして、他の人にはまったくと苦にならないという意味もありますので、誰得と類語でもあるのです。
「誰得」を使った言葉と意味
誰得を使った言葉にはどのような言葉があるのでしょうか。
現代で出来た誰得という言葉ですが、他にどのような言葉があるのかをみていきましょう。
- 【誰得動画】
- 【誰得情報】
【誰得動画】
誰得は、主にネットで使われる用語であることから、動画などを作成した場合や、どうでもいい動画を見た際に「誰得動画」と表現されることが多いです。
ニコニコ動画などの意味不明な動画についてはこの「誰得動画」カテゴリーに分けられることになり、無意味な動画に対してツッコミが入ることになります。
【誰得情報】
誰得は、主に情報に対して使われることが多く、これを誰得情報という一つの言葉として使うことがあります。
「誰得情報をお届けします」という風に使われます。
最初から誰得情報として、提供されていることもあり、意味もない情報ですが、楽しんでくださいという意味合いで、ネットで使われていることも多いです。
いかがでしたでしょうか。
誰得という意味は、誰が得するのか、意味がない、無価値という意味もありますが、ネットで出来た用語であり、つっこみの対象になったり、面白おかしく使われている部分もあります。
使い方や、似たような言葉を覚えておきましょう。