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「ボキャブラリー」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!

「ボキャブラリー」とは、語彙(ごい)や特定の範囲内における知っている言葉・単語の数のことです。

「ボキャブラリー」「意味・類語・言い換え・使い方・例文・英語のスペル・ボキャブラリーが少ない人の原因・言葉」などについて、詳しく説明していきます。

ボキャブラリー

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「ボキャブラリー」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!>


目次

  • 「ボキャブラリー」の意味とは?
  • 「ボキャブラリー」の類語や言い換え・似た言葉
  • 「ボキャブラリー」の言葉の使い方
  • 「ボキャブラリー」を使った例文
  • 「ボキャブラリー」の英語のスペル
  • 「ボキャブラリー」が少ない人の原因
  • 「ボキャブラリー」を使った言葉


「ボキャブラリー」の意味とは?

「ボキャブラリー」の意味とは?

「ボキャブラリー」の意味は、一般的に「語彙(ごい)」として理解されていますが、語彙とは何なのかを具体的に説明できる人は意外に少ないのです。

語彙の「彙(い)」「集まり」を意味していて、語彙とは単純に説明すれば「言葉の集まり」になります。

ボキャブラリー(語彙)とは、「特定の範囲における言葉の集まり(言葉の総体)・単語の数」を意味しているのです。

ボキャブラリーの意味をより噛み砕いて説明すると、「その人が知っている言葉・単語の数」「ある言語(日本語・英語)が持っている言葉・単語の数」ということになります。

ボキャブラリー(語彙)は乳幼児期からのコミュニケーションを介した言語学習によって増えていき、児童期以降は対人的なコミュニケーション以外の読書・国語の教科学習などを通してボキャブラリーが更に増加していきます。



「ボキャブラリー」の類語や言い換え・似た言葉

「ボキャブラリー」の類語や言い換え・似た言葉

「ボキャブラリー」の類語や言い換え・似た言葉には、どのようなものがあるのでしょうか?「ボキャブラリー」の類語・言い換え・似た言葉について、分かりやすく解説していきます。

  • 「語彙」【ごい】
  • 「百科事典」【ひゃっかじてん】
  • 「リファレンス」【りふぁれんす】

「語彙」【ごい】

「ボキャブラリー」の類語・言い換えとして、「語彙(ごい)」があります。

ボキャブラリーの日本語訳が「語彙」なので、ボキャブラリーはそのまま「語彙」に言い換えることが可能なのです。

「語彙」の意味は「特定の範囲における言葉・単語の総体(数)」であり、「ある人が知っている言葉(単語)の数」「ある言語体系が持っている言葉(単語)の数」を意味しています。

「百科事典」【ひゃっかじてん】

「ボキャブラリー」の類語・似た言葉として、「百科事典・辞書」があります。

「百科事典」とは、あらゆる分野の物事・現象・人物などの項目について詳しい説明を加えたものであり、ある特定言語のボキャブラリー(語彙)をかなり網羅している書物になります。

ある特定言語の単語とその意味を収載している「辞書」も、ボキャブラリーと結びついた書物です。

ボキャブラリーの具体的な数・内容を記載しているという意味で、類語として「百科事典・辞書」を上げることができます。

「リファレンス」【りふぁれんす】

「ボキャブラリー」の類語・似た言葉として、「リファレンス」があります。

リファレンスとは「参照・参考・言及」のことであり、専門用語や言葉(単語)の意味をより詳しく説明するために論文・参考書などにリファレンスが記されていることが多くあります。

各言葉・各言葉の意味や内容を詳しく説明しているという意味で、「リファレンス」「ボキャブラリー」に似た言葉だと言えるでしょう。

「ボキャブラリー」の言葉の使い方

「ボキャブラリー」の言葉の使い方

「ボキャブラリー」という言葉は、「その人が知っている言葉・単語の数・量」「ある言語(日本語・英語)が持っている言葉・単語の数・量」といった意味合いで使われることが多くなっています。

「その人が知っている言葉・単語の数・量」「ある言語(日本語・英語)が持っている言葉・単語の数・量」というのが、一般的に言われる「語彙(ごい)」のことなのです。

ボキャブラリーの言葉の使い方で多いのが、「ボキャブラリーが多い・少ない」という言い回しであり、知っている言葉・単語の数が多い人のことを指して「ボキャブラリーの多い人」と言います。

反対に、知っている言葉・単語の数が少なくて、いつも同じような言葉・単語ばかり使っているような人のことを指して「ボキャブラリーが少ない人」と言います。

教養人・知識人・文化人に分類されるような言語表現が多様・多彩な人は、概ね「ボキャブラリーが多い人(豊かな人)」として表現されるのです。



「ボキャブラリー」を使った例文

「ボキャブラリー」を使った例文

「ボキャブラリー」を使った例文には、どのようなものがあるのでしょうか?「ボキャブラリー」を使った例文について紹介していきます。

  • 「ボキャブラリー」の例文1
  • 「ボキャブラリー」の例文2
  • 「ボキャブラリー」の例文3

「ボキャブラリー」の例文1

ただボキャブラリーが豊富というだけで、まるで知識人や文化人のような扱いを受けることが多く、博覧強記なわけでもない私はいつも恐縮してしまう。

「ボキャブラリー」の例文2

ボキャブラリーを強化したいのであれば、まずは国語の勉強を頑張ることが大切であり、次に単語の意味を意識しながらできるだけ多くの本を読むことである。

「ボキャブラリー」の例文3

大人になってボキャブラリーが極端に少ないと、色々な場面で「言葉を知らない無知な人」として恥ずかしい思いをしやすいから、若いうちからできるだけボキャブラリーは増やしておいた方が良い。

「ボキャブラリー」の英語のスペル

「ボキャブラリー」の英語のスペル

「ボキャブラリー」の英語のスペルは、“vocabulary”になります。

“vocabulary”「l」「r」の綴りが逆になってしまう人も多いので気をつけましょう。

「ボキャブラリー」が少ない人の原因

「ボキャブラリー」が少ない人の原因

「ボキャブラリー」が少ない人の原因は、大きく分けて3つあります。

一つ目は「乳幼児期からの言語的なコミュニケーション環境が貧しく多様な単語に触れてこなかったこと」です。

親が赤ちゃんや幼児期・児童期の子供に、できるだけ色々な言葉・単語で話しかけて上げて意味を説明することで、ボキャブラリー(語彙)は増えていきます。

二つ目の原因は「国語の教科学習をさぼっていたこと」です。

学校の国語の授業やテストでは、かなり多くのボキャブラリー(語彙)を扱いますので、国語の勉強をしっかりして得意だった人はボキャブラリーが多い傾向があるのです。

最後の三つ目の原因は「読書体験が少なくて本を読む習慣がないこと」です、本・書籍を多く読むことは、豊かなボキャブラリーを獲得するための基本的前提になっています。

「ボキャブラリー」を使った言葉

「ボキャブラリー」を使った言葉

「ボキャブラリー」を使った言葉には、以下のようなものがあります。

  • 「ボキャブラリーが豊富・ボキャブラリーが多い」
  • 「ボキャブラリーが貧困・ボキャブラリーが少ない」
  • 「日本語(英語)のボキャブラリー」
  • 「ボキャブラリーを増やす・ボキャブラリーを強化する」
  • 「ボキャブラ天国」

「ボキャブラリーが豊富・ボキャブラリーが多い」

「ボキャブラリーが豊富・ボキャブラリーが多い」というのは、簡単に言えば「その人が知っている言葉・単語の数が多い」ということを意味しています。

幼少期から多くの言葉を覚えてきていて、更に学校の勉強や読書の経験によって語彙を増やした人が、「ボキャブラリーが豊富な人(ボキャブラリーが多い人)」になるのです。

「ボキャブラリーが貧困・ボキャブラリーが少ない」

「ボキャブラリーが貧困・ボキャブラリーが少ない」というのは、簡単に言えば「その人が知っている言葉・単語の数が少ない」ということを意味しています。

幼少期からの言語的コミュニケーション環境が貧困だったり、読書経験が殆ど無かったりすると「ボキャブラリーが貧困な人(ボキャブラリーが少ない人)」になってしまうのです。

ボキャブラリーが貧困だと、知的水準も低いと見られやすくなります。

「日本語(英語)のボキャブラリー」

「日本語(英語)のボキャブラリー」というのは、日本語(英語)の言葉・単語の数をどれだけ多く知っているかということを意味しています。

日本の英語学習では英単語や英語の熟語(イディオム)の学習を優先して、できるだけ多くの英単語やイディオムを覚えようとしますが、それによって英語のボキャブラリー(語彙)を増やすことができるのです。

「ボキャブラリーを増やす・ボキャブラリーを強化する」

「ボキャブラリーを増やす・ボキャブラリーを強化する」というのは、言葉・単語を勉強することによって「自分が知っている言葉・単語の数」を増やしていくことです。

知識人・教養人・文化人の基本的な素養として「ボキャブラリーの豊かさ・多さ」がありますから、知的な生活や文化を楽しみたいのであれば、ボキャブラリーを増やして強化することが重要になります。

「ボキャブラ天国」

「ボキャブラ天国(タモリのボキャブラ天国)」とは、1992年10月14日から2008年9月29日までフジテレビ系列局で断続的に放送されていたタモリが司会を務める「言葉・語彙のネタ」を中心にしたバラエティ番組のタイトルです。

視聴者がハガキで投稿してくれた「ボキャブった作品(格言・名前・歌詞などのダジャレ・替え歌をVTR化)」を品評するという「言葉遊びをテーマにしたバラエティ番組」でした。

icon まとめ

「ボキャブラリー」という言葉について徹底的に解説しましたが、ボキャブラリーには「語彙(ごい)、ある言語やある人が持っている単語の総体」という意味があります。

ボキャブラリーの類語・言い換え・似た言葉としては「語彙」「百科事典・辞書」「リファレンス」などがあります。

「ボキャブラリー」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。