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「うちなんちゅー」の意味とは?沖縄の方言?使い方や例文を紹介!

離島に住む人々に共通する、気質やものの見方・考え方など、離島が故に生み出される、特有の価値観や評価基準があります。

それらを生み出す基盤となる離島で使われる方言について調べてみます。

うちなんちゅー

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「うちなんちゅー」の意味とは?沖縄の方言?使い方や例文を紹介!>


目次

  • 「うちなんちゅー」の意味とは?
  • 「うちなんちゅー」を標準語に言い換え
  • 「うちなんちゅー」の言葉の使い方
  • 「うちなんちゅー」の例文
  • 「うちなんちゅー」を使った代表的な言葉
  • 「うちなんちゅー」ではなく本土の人の言い方


「うちなんちゅー」の意味とは?

沖縄で日常的に交わされている言葉は、方言と言うよりも、独自の言語体系をもった、沖縄だけで使われる「沖縄語」とでも言った方が、分かりやすいくらいです。

標準語や他の方言からも類推できない言葉がいろいろとあって、この言葉もそのうちの一つです。

沖縄のことを「うちなー」と島の人達は、呼びます。

それに(〜の人)という意味を表す「ちゅー」が加わって「うちなんちゅー」となります。

それで、意味は当然「沖縄の人」となります。



「うちなんちゅー」を標準語に言い換え

  • 「沖縄の人」

「沖縄の人」

実用日本語表現辞典では「うちなんちゅー」の意味の説明が、始めに「沖縄の言葉で」と、明らかに、沖縄語としての言語体系を認めた表記の仕方で、説明されています。

意味は「沖縄の人」「沖縄人」を指す言葉として扱われています。

こうした「うちなんちゅー」の意味の解明や言葉の説明などで「沖縄人」という言葉を、異常に多く使用したり、強調したりしている場合には、アイヌ民族、琉球民族といったくくりを大事にする民俗学が、基盤にあることを示しています。

だからといって、意味が変わるわけではありませんが、同じ「沖縄人」と理解しても、本土の日本人とルーツを同じにしているか否かには、大きな違いがあることに留意しておくことが、大切です。

「うちなんちゅー」の言葉の使い方

沖縄の人という名詞ですので、普通は、文頭に来て、主部を形成します。

同じ系列の言葉である(漁師)や(船乗り)を意味する「うみんちゅー」と同様に、その言葉を使う上で、特に、留意する点はありません。



「うちなんちゅー」の例文

  • 「うちなんちゅー」の例文1
  • 「うちなんちゅー」の例文2

「うちなんちゅー」の例文1

約束の時間に遅れてきても「なんくるないさー」と、軽く流してしまう(うちなんちゅー)の気持ちで、ないちゃーと付き合っていたら、「あいつは、いい加減なやつだ」と思われているみたいで、今では、遅れないように気を付けています。

「うちなんちゅー」の例文2

先日、ないちゃー達とカラオケに行って飲んでるときに、タンバリン持たされて、「エイサーやって」だの「指笛吹いて」だのと(うちなんちゅー)なら、だれでも、エイサー踊れて、指笛吹くみたいに思われているのには、驚き、あきれてしまった。

「うちなんちゅー」を使った代表的な言葉

  • 「うちなんちゅーだからよー」

「うちなんちゅーだからよー」

「だからよー」という言葉は、標準語の「だから」と同じなのですが、そこに、微妙なニュアンスの違いがあります。

「だからよ」「だからね」「だからさ」「だから」といった言葉に置き換えてみると、決して同じではない、微妙な違いが感じられると思います。

例えば「沖縄人だからヨ、うまくできないのさー」「沖縄人だからサ、うまくできないのさー」とを比べてみると、両方とも、うちなんちゅーであることが、できないことの原因とされています。

しかし、後者の方は、「沖縄人だからサ」と、どうがんばろうと、工夫をしようと、沖縄人にはできないのだというあきらめと、沖縄人から抜けることは出来ない、あきらめとが、一緒になった気持ちが感じ取られます。

また、会話をしている途中で、いきなり「うちなんちゅーだからよー」「今までのこと全ては、沖縄人だからなんだよ」と、結論付けて、そのことに関する会話を打ち切る場合に使用することがあります。

「うちなんちゅー」ではなく本土の人の言い方

本土を表す「内地」から、「内地の人」という意味で、沖縄県民以外の人達を「ないちゃー」と呼んでいます。

また、高齢の人の中には「ヤマトンチュ」という人もいます。

icon まとめ

沖縄がウチナーと呼ばれることから生まれた「うちなんちゅー」という、沖縄人を総称する言葉には、何事にも「なんくるないさー」の精神で、おおらかに対応する沖縄の人々の心が、宿っているようです。

「うちなんちゅーだからよー」で、許せることや任せられることもあるようです。

沖縄の持つ、プラスの文化遺産を大事に継承していく使命が、私達にはあるようです。