「デジャブ」の意味とは?映画?使い方や例文を紹介!
「デジャブ」の言葉の意味や現象について紹介します。
さらに「デジャブ」を使った例文や、「デジャブ」を題材にした映画などを紹介します。
目次
- 「デジャブ」の意味とは?
- 「デジャブ」の使い方
- 「デジャブ」を使った例文
- 映画「デジャブ」
「デジャブ」の意味とは?
「デジャブ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
人によって「デジャブ」に対する認知度は大きく違うため、「知っている人は知っている」「知らない人は全く知らない」言葉かもしれません。
そこで、「デジャブ」について知っていきましょう。
- 「デジャブ」はフランス語
- 「既視感」とは
- 実は体験済みのケースもあります
- 論理的に説明が付かない場合も…
「デジャブ」はフランス語
そもそも「デジャブ」という言葉が何語なのかも、よくわからないかもしれません。
実は「デジャブ」はフランス語で、“dejavu”という綴りになります。
「デジャブ」というよりも「デジャビュー」という感じの発音になります。
フランス語から派生した英語もあり、そちらの発音は「デジャブ」に近いです。
「デジャブ」がフランス語だと知ると、それだけで少しオシャレな雰囲気がするから不思議です。
そして「デジャブ」は日本語にすると、「既視感(きしかん)」になります。
「既視感」とは
「デジャブ」を日本語にすると、「既視感」となります。
「既視感」を直訳すると、「すでに見ている感じ」となります。
「既視感」や「デジャブ」は、「実際はまだ体験していないはずなのに、すでに見たり触ったりしたことがある感覚」の事を意味します。
ここでは「実際にはまだ体験していないはずなのに」という所がポイントとなります。
例えば初めて訪れた商店街に足を踏み入れた時に、「あれ?何だかこの風景を見た事があるな」と思ったら、それはまさに「既視感」です。
さらに「何だか、この場所の空気を嗅いだことがある」とか、「この地面の脚触りが懐かしい」などと感じる事があります。
実は体験済みのケースもあります
初めて足を踏み入れた商店街を、すでに見たことがあると感じる時、懐かしいと感じる時の感覚を「デジャブ」と呼びます。
そして「デジャブ」を感じる場所について詳しく調べて行くと、「実は以前に訪れた事がある」という事が分かる事もあります。
例えば、小学校に上がる前に暮らしていた街があるとします。
しかしその事を忘れていて成長し、大人になって訪れると、「初めて来たのに懐かしい」と「デジャブ」を感じる事があります。
またテレビのドキュメンタリーなどで観た事がある街、小説などの舞台になっていた街など、「デジャブ」を感じる理由が何となく推察できるケースもあります。
論理的に説明が付かない場合も…
一方で、「デジャブ」を感じる理由の説明が付かないケースもあります。
例えば、「懐かしい」と感じる街が、絶対に訪れた事がないと断言できる場合です。
テレビでも見た事もないような外国のマイナーな街を訪れて、懐かしいと感じた時や、最近できたばかりの新興住宅街を訪れた時に、「以前暮らした経験がある」などと感じる時は、論理的な説明が付かないでしょう。
このように「デジャブ」には、どこか不思議な印象が残ります。
「デジャブ」という現象が、ドラマや映画、小説の題材になる理由のひとつかもしれません。
「デジャブ」の使い方
「デジャブ」という言葉を使う時は、「初めてなのに、見たことがある」「初めてなのに、懐かしい」と感じた時がぴったりです。
そんな時に「デジャブだ」と言いましょう。
また、「デジャブ」という言葉を使って文章にして、知り合いや友達に伝えてみましょう。
初めて訪れた街、初めて読むはずの小説、リアルタイムで放送されているスポーツ中継の結果など、絶対に以前に知っているはずがない事柄を、「知っている」「懐かしい」「見たことがある」と感じたら、ぜひ「デジャブ」を使いましょう。
「デジャブ」を使った例文
次に「デジャブ」を使った例文を見て行きましょう。
例えば合コンに参加をした時に、初めて経験したはずの場面を「懐かしい」「以前した事がある」と感じたら、それは「デジャブ」です。
「この居酒屋に、私達6人が集まっている感じ…なんだか懐かしい。以前、夢とかで見たことがあるというか…。これって『デジャブ』かもしれない。みんなの表情も、飲んでいるお酒も、食べている物も…丸ごと全部、かなり前に見たことがあるような気がする」という感じになります。
「デジャブ」のような、スピリチュアルな感じの話は、飲み会や合コンなどの席と相性が良いはずです。
参加者の誰かが、「本当にこの場面を、あなたが以前、体験していたとしたら、それって運命ってことだよね。
運命の出会いに乾杯!『デジャブ』万歳!」という感じで、場を盛りあげてくれるかもしれません。
映画「デジャブ」
「デジャブ」は小説や映画などの題材になりやすいです。
2006年には「デジャブ」というハリウッド映画が公開されています。
デンゼル・ワシントン主演のハリウッド映画で、ある事件と「デジャブ」が密接に関係した謎解きミステリーとなっています。
SF映画やミステリーが好きな人、何より「デジャブ」に興味がある人におすすめの映画です。
「デジャブ」という言葉、そして「デジャブ」という現象は、とても興味深いものです。
ぜひ言葉の意味や現象について理解して、周囲の人と共有して欲しいと思います。