「ktkr」の意味とは?類語、使い方や例文、対義語を紹介!
「ktkr」は、2ちゃんねるなどの掲示板やネット上のSNSで使われることのあるネットスラングです。
ネットスラングはネット内での認知度が高くても、一般社会では知らない人が多くなっています。
「ktkrの意味・読み方・類語・使い方」などを分かりやすく解説していきます。
目次
- 「ktkr」の意味とは?
- 「ktkr」の類語や言い換え
- 「ktkr」の使い方
- 「ktkr」を使った例文
- 「ktkr」と同じく2ちゃんで使われる略英語
「ktkr」の意味とは?
「ktkr」の意味は、ネット上に自分が待ち望んでいた「情報・発言・画像(写真)・映像」などがアップロードされた時に「キタコレ(欲しかった情報が来たぞ!欲しかった〜が来た!)」というものです。
「ktkr」の意味は簡単に言えば、「待っていた情報やコンテンツが来て嬉しい(予想していた欲しい情報が出て来て嬉しい)」や「コレコレ、自分が欲しかったのは正にこの情報(コンテンツ)なんだよ」ということなのです。
ネット上の掲示板やSNSで、自分がずっと欲しかった情報がアップされた時に、嬉しそうな顔をしながら「ktkr」と書き込むような使い方をします。
「ktkr」は、ネットスラングの中でも「略英語のネットスラング」と呼ばれる種類になります。
「ktkr」は「来たこれ!(キタコレ!)」から「kitakore」となり、更に省略(短縮)されて「ktkr」になっていったと考えられる略英語のネットスラングです。
2ちゃんねるの匿名掲示板では「ktkr」が使われますが、今でも昔ながらの顔文字(AA)である「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!」を使う人も沢山います。
- 「ktkr」の読み方
「ktkr」の読み方
「ktkr」の読み方は、「キタコレ」になります。
2ちゃんねるの匿名掲示板で一時期、流行した「キターーー!」と同じような感じで、「キ」にアクセントを置いて発音します。
ネット上の掲示板やSNSで待ちわびていた「情報・発言・画像(写真)・映像」などがアップロードされた時に、反射的に「キタコレ」と呟きながら「ktkr」と書き込んでいる人が大勢いるのです。
真面目な政治経済・社会問題・人生哲学(人生論)などの話題で「ktkr」が使われることもありますが、一般に「ktkr」が使われることが多いのは「好きな芸能人の写真・動画+シリーズになっているアニメやドラマの続編+アダルト系の写真・動画+犯罪やマナー違反に関連する暴露情報」などです。
「ktkr」の類語や言い換え
「ktkr」と似たような意味を持つ類語や言い換えにはどのようなものがあるのでしょうか?「ktkr」の類語・言い換えについて紹介していきます。
- 欲しかった情報(コンテンツ)が出てきて嬉しい
- ずっとこれを待ってました!
- 予定調和の投稿が来た・予定調和
欲しかった情報(コンテンツ)が出てきて嬉しい
「ktkr」の言い換えの表現として、「欲しかった情報(コンテンツ)が出てきて嬉しい」があります。
「ktkr」は自分が待ち望んでいた情報や発言、コンテンツが出てきた時に、「キターーー!」と感じて喜ぶ意味の言葉ですから、これを別の表現で分かりやすく言い換えると「欲しかった情報やコンテンツが出てきて嬉しい」ということになります。
「ktkr」はウェブ上の掲示板やSNSに、自分が欲しかった情報・画像・動画などが出てきた時に書き込まれる言葉で、欲しいものを手に入れた喜びを表現しています。
ずっとこれを待ってました!
「ktkr」の類語・言い換えとして、「ずっとこれを待ってました!」があります。
著作権法上の問題が出てくる恐れがありますが、自分がドラマやアニメ作品の続きを見たいと思っているような時に、その続編のリンクがアップロードされたりすると「ktkr」という書き込みが増えてきます。
この場合の「ktkr(キタコレ)」は、「ずっとこれを待ってました!」という意味になっていると言えるでしょう。
見たい作品や情報などがようやくアップされた時に、「ずっとこれを待ってました!」とばかりに「ktkr」と書き込むのです。
予定調和の投稿が来た・予定調和
「予定調和の投稿が来た・予定調和」が、「ktkr」の類語・言い換えとして上げられます。
「ktkr」にはこのアニメ作品のシリーズであれば、このキャラクターのお決まりのセリフを、誰かがアップしてくるに違いないという「合理的・期待的な予測」が働いています。
その意味で「ktkr」には、この内容やこの話の文脈であれば、アップされるべきものがいずれアップされるであろうというある種の「予定調和」が働いているのです。
「ktkr」は「予定調和の投稿が来た」という表現に置き換えることができます。
「ktkr」の使い方
「ktkr」の使い方は、「自分が欲しいと思っていた情報・作品・画像・動画(コンテンツ)」がネット上にアップされた時に、できるだけ時間を置かずに「ktkr」を使うことがポイントになります。
例えば、自分が楽しみにしていたテレビドラマの最終回を見逃して、誰かがそのドラマの最終回のあらすじや動画をアップした場合に、「見たかったドラマktkr」のような使い方をします。
また掲示板やSNSで、他人の心を感動させるような素晴らしい格言めいた発言を誰かがした時には、「凄い名言(格言)ktkr」という感じで使うことができます。
誰かが自分やみんなが待ち望んでいた発言をしたりコンテンツをアップしたりした時に、「ktkr」を使うことができるのです。
「ktkr」を使った例文
「ktkr」を使った例文としては、以下のような掲示板でのやり取りを想定することができます。
A「あぁ、見たかった「ラブライブ」の前回を見逃してしまった…つらすぎる」
B「しょうがないな。これでもチェックしてみろよ(動画投稿サイトのURL)」
A「神アップロードktkr」
「ktkr」と同じく2ちゃんで使われる略英語
「ktkr」と同じように2ちゃんで使われる略英語のネットスラングには、以下のようなものがあります。
- 「kwsk(詳しく)」
- 「ksk(加速)」
- 「wktk(ワクテカ)」
「kwsk(詳しく)」
2ちゃんで使われる略英語として、「kwsk(詳しく)」があります。
「kwsk」は「kuwasiku」を略した言葉です。
kwskは誰かが何かのトピック(話題)を提示した時に、「断片的・部分的な情報」しか出ておらず、「全体の詳しい情報」がもっと欲しいと思った時に使う略英語のネットスラングです。
例えば、「昨日、秋葉原で無差別事件が発生して街が大パニックになったというニュースがあっていたよ」「一体、どんな奴がそんな事件をしでかしたんだよ」「犯人の情報kwsk」といった感じで使うことができます。
「ksk(加速)」
2ちゃんで使われる略英語として、「ksk(加速)」があります。
「ksk」は「kasoku」を略した言葉です。
kskは、2ちゃんねるなどの掲示板のレスを埋める速度をアップさせることを意味しています。
特定の投稿番号になれば重要な情報を教えるとか、早く次の新しい掲示板(板)に切り替えたいなどの条件がある時に「ksk」を使って、無意味にどんどんレスを埋めて投稿番号を進めていくのです。
例えば、「1000になったらお前らの欲しい情報をアップする。ksk希望」「ksk」「ksk」「ksk」「ksk速めで」……というようにどんどん掲示板のレス(投稿番号)を先に進めていくような使い方をするのです。
「wktk(ワクテカ)」
2ちゃんで使われる略英語として、「wktk(ワクテカ)」があります。
「wktk」は「wakuwakutekateka(ワクワクテカテカ)」を略した言葉です。
「wktk(ワクテカ)」の意味は、「ワクワクした気持ちで、顔・体がテカテカするほど期待して興奮している」という意味になります。
「次の投稿の展開を期待している・楽しみにしている気持ち」が強い時に、「wktk(ワクテカ)」という言葉を使うのです。
例えば、「あいつ、マジですげー」「今後の展開にwktkしてきた」「神展開で、wktkが止まらない」「wktk、早く次」というような相手の次の発言や行動に期待する使い方をするのです。
「ktkr(キタコレ)」という2ちゃんねるの掲示板で使われることが多い、略英語のネットスラングにして詳しく解説してきましたがいかがだったでしょうか?
「ktkr(キタコレ)」は、自分が欲しいと思っていた情報・発言や自分が待ち望んでいたコンテンツが掲示板にアップされた時に、反射的に使うことのできるネットスラングです。
「ktkr」について調べたい時は、この記事を参考にして下さい。