「ラブみが深い」の意味とは?使い方や例文を紹介!
SNSのスタンプにもなっている「ラブみ」、「つらみ」、「わかりみ」など「〜み」という言い回しが広がっています。
「ラブみが深い」について解説していきましょう。
目次
- 「ラブみ」の意味とは?
- 「ラブみが深い」の意味(好きが深い)
- 「ラブみが深い」の使い方
- 「ラブみ」を使った例文
- 「ラブみが深い」の関連語
「ラブみ」の意味とは?
「love=ラブ=愛」ですから、「〜み」と合わせて、「だいすき」、「愛がある」、「惚れている」という意味に使います。
もともと日本語の言い回しの中には、「赤み」や「柔らかみ」など、様子を表す言葉に「〜み」をつけてそういったものの量感を感じさせる表現として使われています。
「つらい+〜み=つらみ」で「つらさを感じている」、「わかる+〜み=わかりみ」で「わかりました」です。
LINEの返信で「了解しました」を「わかりみ」で返すこともあります。
「ラブみが深い」の意味(好きが深い)
「愛情が深い」という言い方がもともとありますが、「ラブみが深い」と同義になります。
「ラブみが深い=好きが深い=大きな愛を感じている」といった意味合いになります。
とっても好きな相手に対して「ラブみが深い」と表現されることがあります。
一般的な大人の言い回しから少しだけ外すことで、若者言葉ならではのニュアンスを醸し出しているといえます。
若者の間では、ツイッターやLINEのやり取りのなかで、とても好き、愛してやまないというものに対して、「ラブみが深い」と表現します。
「ラブみが深い」の使い方
恋人や、大好きな心惹かれる相手に対して「ラブみが深い」が使われるのはもちろん、お気に入りや心惹かれるアイドルのファンだと言う場合にも、「ラブみが深い」を使うことがあります。
また、もともと愛情、愛着があるという意味から派生して、お気に入りのものに対しても「好きすぎる」気持ちを表して「ラブみが深い」を使うことがあります。
「深い」は「とてもすごい」という表現として「わかりみが深い(大変わかる=とっても共感できる)」などに使われることがり、派生的に「深い=マリアナ海溝」などに言い換えられることがあります。
「ラブみ」を使った例文
「ラブみ」は、若者の間で話し言葉、SNSなどで使われていますが、実際のいまわしはどのようになっているのでしょう?
本当に愛情を感じている場合、友情がある・理解し合っている、とってもおきい入りなど、恋愛感情に限定されていない使われ方をすることを押さえておきましょう。
「ラブみ」についてどんな例文があるのかみていきましょう。
- 「ラブみ」の例文1「〇〇へのラブみ深すぎ」
- 「ラブみ」の例文2「うちらほんまにラブみが深い」
- 「ラブみ」の例文3「ガチやば。ラブみ深すぎ」
「ラブみ」の例文1「〇〇へのラブみ深すぎ」
好きなアイドルがいて、誰にも負けないほど大好きだと言う人に、「〇〇へのラブみ深すぎ」と表現することがあります。
グッズやCDを買い漁る姿に、「ラブみ深すぎで草」だなんてちょっとバカにされてしまうことがあるかも…。
好きでたまらないもの、人に対して「〇〇へのラブみが深いわ」と使います。
「ラブみ」の例文2「うちらほんまにラブみが深い」
「love=ラブ」で、恋人などへの愛が中心なのかと思いきや、「友情」の場合にも「ラブみ」が使われます。
同じクラスの子同志や、会社の同期などで「うちらほんまにラブみが深い」といえば、「私達、本当に仲良しで友情にあつい、わかりあえる仲だよね」という意味になるのです。
「ラブみ」の例文3「ガチやば。ラブみ深すぎ」
「ほんとうに困ってしまうほど、心に刺さってしまって大好きだ!」といった意味です。
言葉は、最大級の表現をしようとしてインフレを起こしがちです。
小学生が持ち物自慢で、いっぱい持っている⇒100個持っている⇒百万個持っている⇒一億個持っていると凄さを表す言葉が大げさになって行くのと似ています。
「本当に大好き」が、「ガチやば。
ラブみ深すぎてマリアナ海溝」まで行くと、好きの度合いが計り知れないということです。
(仲良しの意味で使われることもあり)
「ラブみが深い」の関連語
「ラブみが深い」というのは、愛情、大事に思う気持ちがとても大きいと言うことです。
「〜み」という言い回しは、2016年頃にはすでに登場しており、その量感は「深い」や「強い」という言葉で表されています。
「高い」や「大きい」はあまり使われず、「ラブみが深い」、「ラブみが強い」と表現されます。
- 「ラブみが強い」
「ラブみが強い」
好きな芸能人の話題で「ラブみがとてもとても強いです」といえば、「好きで好きでたまらない」、「ものすごくファンだ」ということです。
愛情や大好きな気持ちがとても強いという意味ですから、「ラブみが深い」と同義です。
ツイッターで、ものすごくファンだというアピールに対して「ラブみが強い!」、そのコメントに対して「ラブみが強いを頂いて嬉しい!」などというやり取りが見られます。
この他にも、「人の名前+みが強い」でそのひとの特徴が強く感じられる、「ラブコメみが強い」でラブコメっぽさがあるなど、便利に「〜み」を使った表現が頻出しています。
「〜み」をつけると、もともとの言葉の特徴的な部分を、そっくり引用するかたちで使い回わすことができます。
なんとなく雰囲気もかわいい印象を受けるということで、若者の間で広がっています。
従来の使い方とはやや違って、変化しているので戸惑うことがあるかもしれませんが、「〜み」の表現が便利に使われていることを知っているとうまく話を合わせることができるかもしれませんね。