「デブ活」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!
「デブ活」の意味と類語を紹介します。
さらに「デブ活」を使った例文や、「デブ活」の使い方を紹介します。
目次
- 「デブ活」の意味とは?
- 「デブ活」は言い訳
- 「デブ活」は前フリ
- 「デブ活」はモテるため
- 「デブ活」の類語や言い換え
- 「デブ活」を使った例文
「デブ活」の意味とは?
「デブ活」という言葉を、耳にした事があるでしょうか。
特に若い女性が使う言葉で、直接耳にしなくても、SNSに登場するのを見た経験があるかもしれません。
そこで気になる「デブ活」の意味を紹介します。
「デブ活」は言い訳
「デブ活」とは、カロリーが高い物を食べる、たくさん食べる、思い切りはめをはずして食事をするという意味で、「デブになるための活動」を短くしたものです。
とはいえ、本気でデブになろうとしているかと言えば、そんな事はありません。
基本的に「デブ活」という言葉を使う女性は、女性らしくメリハリのある魅力的なボディラインを理想としています。
基本的に「デブ活」という言葉を使うのは、理想のボディラインから逸脱してしまった時の言い訳のため、というケースが多いです。
簡単に言えば、太った時の言い訳です。
例えば春に、ツイッターなどで「デブ活中」などの記事を発表しておけば、夏になり薄着になった季節がきても安心です。
ボディラインが崩れてしまっても「あの頃のデブ活が良くなかった」と言い訳をする事ができるからです。
「デブ活」は前フリ
「デブ活」は、ボディラインが崩れてしまった時のための言い訳に使う事ができます。
一方で、「デブ活」は、前フリにも使う事ができます。
「デブ活」をしていることをSNSなどでアピールして、ボディラインがはっきりした服を着た時に、ウエストがくびれた、魅力的なボディラインだったら「あんなに食べても、痩せてる」と言われます。
これは、ある意味女性にとって、いちばん嬉しい褒め言葉かもしれません。
必死でダイエットをして痩せるのは、ある意味当たり前でインパクトがありませんが、「デブ活」からの女性らしいボディラインはサプライズです。
「デブ活」をアピールし、日頃はカロリー摂取量を控えたり、有酸素運動をして節制し、「デブ活したのに、痩せている」を演出するのが、スタイルが良い女性の最高の楽しみになります。
「デブ活」はモテるため
また「豪快に食べる女子は男性に人気がある」という事実があります。
Youtubeなどでも大食いの女性の動画は再生回数が多く、人気があります。
また食事が楽しみな男性は、一緒に食事に行った女性がたくさん食べてくれると食事の時間が充実して嬉しいという意見もあります。
男性へのモテを意識する女性は、「デブ活」をすることで、気になる男性に、「私はたくさん食べますよ」とアピールする事ができます。
さらに「デブ活」には、ドカ食いをしてしまう罪悪感を消す意味もあります。
「デブ活」と行ってしまえば、単なるドカ食いが「お祭り」になるからです。
また「デブ活」という楽しい言葉を使って、ストレスから大食いという、悲しい雰囲気を消す効果も期待できます。
このように様々な意図があり、若い女性は「デブ活」という言葉を使います。
「デブ活」の類語や言い換え
次に「デブ活」の類語や、似たような意味の言葉に言い換えたものを、紹介していきます。
「デブ活」に似ていますが、微妙にニュアンスが違うのでチェックしてみましょう。
- 「デブエット」【でぶえっと】
- 「ドカ食い」【どかぐい】
- 「ストレス食い」【すとれすぐい】
「デブエット」【でぶえっと】
「デブエット」は「ダイエット」の反対の意味で使う言葉です。
「デブエット」は「太るための活動」を意味します。
「デブ活」は、あくまで方便で、基本的に太る目的で行いませんが、「デブエット」は本気で太ろうとする人が行います。
ガリガリに痩せていて、標準体重になれないタイプの人が、ちょうどいい体型を目指して、「デブエット」に挑みます。
カロリーの高い食事をして、筋トレを中心に身体を大きくしていきます。
運動後にはプロテインを飲むなどして、本格的に太る事、体を大きくする事にチャレンジします。
「デブエット」というと、おもしろいイメージになりますが、実はかなりストイックな行動です。
「ドカ食い」【どかぐい】
ダイエット中などに、反動でたくさん食べてしまう事があります。
空腹に耐えきれず気が付いたら食べ放題の焼肉店に行ってしまい、数日分のカロリーを摂取するくらい、食べ過ぎてしまう事があります。
このように、ダイエットなどの反動で食べ過ぎてしまう事を「ドカ食い」と呼びます。
夜中に牛丼を食べたり、大盛り焼きそばを食べたりする行為は、典型的な「ドカ食い」です。
「ドカ食い」は「デブ活」の一連の行動のひとつですが、このような本気の「ドカ食い」はSNSなどにはアップしないかもしれません。
「ストレス食い」【すとれすぐい】
会社で仕事を頑張った後、ストレスからついつい食べ過ぎてしまう事があります。
このようなストレスからくる大食いを「ストレス食い」といいます。
「ストレス食い」と表現すると、同じ職場の人から、仕事に文句があると思われてしまい、波風が立ってしまいます。
そこで「デブ活」という楽しい表現をして、ストレスのはけ口にしている女性がいます。
「デブ活」を使った例文
続いて「デブ活」を使った例文を見て行きましょう。
「デブ活」をする理由は様々ですが、「デブ活」という言葉を使うと楽しい雰囲気にする事ができます。
- 「デブ活」を使った例文1
- 「デブ活」を使った例文2
- 「デブ活」を使った例文3
「デブ活」を使った例文1
ストレス解消のための「ストレス食い」を、「デブ活」という言葉を使ってマイルドに表現したい時の例文を見て行きましょう。
「仕事が終わったから、職場の女子で『デブ活中』です」とか、「ふー、やっと仕事が終わった!これから焼肉屋さんで『デブ活』します!」などという文章になります。
美味しそうな食事の写真や、楽しそうな仲間たちの食事会の風景の写真と、「デブ活」を使った文章をセットにして、SNSなどにアップします。
「ストレス食い」の悲しさが消えて、楽しい雰囲気になります。
「デブ活」を使った例文2
太った時の言い訳として「デブ活」という言葉を使う事があります。
例えば「春先に『デブ活』したから、少し太ったかも」とか、「最近週末ごとに絶賛『デブ活中』だから、ボディラインが崩れまくってる」などと使います。
「デブ活」という言葉を使えば、「あえて太るような行為をしたから」というポジティブな感じがします。
意志が弱くてダイエットが続かなかったとか、欲望に負けて食べ過ぎてしまったというネガティブなイメージがないので明るいイメージになるでしょう。
「デブ活」を使った例文3
「あんなに食べたのに、痩せてると言われたい」ために、「デブ活」を前フリに使う事もできます。
「デブ活」をしている事をSNSなどで印象付けておき、痩せている自分の姿を見せます。
すると、友達や気になる男性から「あんなに『デブ活』してたのに、痩せてるね」「あれだけ『デブ活』してるのに痩せてるなんて、太らない体質なんだね」などと言われます。
ボディラインが整っている事をアイデンティティにしている女性は、この褒め言葉がなによりうれしいため、「デブ活」を使ってサプライズを演出します。
「デブ活」を使う女性は、基本的に「太る気がない」事が分かります。
「太った時の言い訳」や「食べても太らない体質」を演出するために「デブ活」という言葉を使います。
また「ストレス食い」を周囲の人に知られてはいけない気遣いから、「デブ活」という言葉を使う人もいます。
「デブ活」という言葉には、楽しくて明るい印象があります。
「ドカ食い」や「ストレス食い」などのネガティブなイメージを消してくれる、使い勝手の良い言葉ではないでしょうか。