「アナザースカイ」の意味・類語【使い方や例文】
「アナザースカイ」の意味と類語を紹介します。
また「アナザースカイ」の使い方や例文を紹介して行きます。
目次
- 「アナザースカイ」の意味とは?
- 「アナザースカイ」の類語や言い換え
- 「アナザースカイ」の使い方
- 「アナザースカイ」を使った例文
「アナザースカイ」の意味とは?
「アナザースカイ」という言葉は、すでにみなさんの中で定番のような言葉になっているでしょう。
日本テレビで放送されているテレビ番組「アナザースカイ」で、「アナザースカイ」という言葉は、すっかりお茶の間に浸透しました。
「アナザースカイ」は英語で表記すると“another sky”となります。
直訳すると「別の空」という意味ですが、テレビ番組の影響から「第二のふるさと」や「あこがれの場所」「懐かしい場所」などという意味として定着しています。
誰にでも故郷と呼べるような街があると思います。
それは子供の頃に住んだ場所であったり、祖父や祖母の家かもしれません。
引越しを繰り返している人は、初期に住んだ場所かもしれません。
それぞれの故郷には、たくさんの思い出があり、良い思い出も辛い思い出もあるでしょう。
様々な出来事が起こり、印象的で、思い出がたくさんある場所のひとつが「アナザースカイ」です。
番組で取り扱われている「アナザースカイ」的な場所は、本当のふるさとではなく、海外留学先などが多いです。
そのため「アナザースカイ」と聞かれた時は、故郷以外のどこか、しかもできれば海外の国、街を選ぶとベターです。
「アナザースカイはどこ?」と質問する人の、望む答えになるからです。
しかも景色が素晴らしく、「行ってみたい」と思えるような場所がぴったりです。
「アナザースカイ」の類語や言い換え
続いて「アナザースカイ」の類語や言い換えをチェックしてみましょう。
「アナザースカイ」とは何か、言い換えた言葉を見ると深く理解できるはずです。
- 「第二のふるさと」【だいにのふるさと】
- 「セカンドホーム」【せかんどほーむ】
- 「あこがれの場所」【あこがれのばしょ】
「第二のふるさと」【だいにのふるさと】
「アナザースカイ」といえば、「第二のふるさと」です。
誰にでも故郷があるように、「第二のふるさと」と呼べるような場所があるはずです。
実家暮らしが長かった人は、その次に生活した期間が長い街が「第二のふるさと」になるかもしれません。
また大学時代に、大学時代のアパートや学生寮に住んだ経験がある人は、そこが「第二のふるさと」になりそうです。
また実家から大学に通っていても、大学周辺の一帯を「第二のふるさと」と呼ぶ事は可能です。
また会社員歴が長い人なら、初めて勤務した勤務地が「第二のふるさと」になるかもしれません。
また、お母さんのお父さん、お父さんのお父さんの家がある街も、「第二のふるさと」にふさわしいでしょう。
特に子供時代の夏休みは、決まって祖父や祖母のいる家でひと夏を過ごす事になっていた人は、そこが「第二のふるさと」になりやすいです。
留学先やホームステイ先も「第二のふるさと」にピッタリですし、初めて海外旅行に行った場所も、印象的であれば「第二のふるさと」になります。
このように「第二のふるさと」は、「第一のふるさと」を除いた、「印象深い街」「遠くの街」はすべて候補になります。
「セカンドホーム」【せかんどほーむ】
「セカンドホーム」は“Second home”という英語の綴りになります。
「第二のふるさと」という意味の英語です。
世界的に見ると、「第二のふるさと」を英語にする時に、「アナザースカイ」よりも「セカンドホーム」の方が一般的です。
そのため、日本に住んだ経験のない外国人に「第二のふるさと」の話をする時は、「セカンドホーム」を選んだ方が意味が通じやすいです。
「あこがれの場所」【あこがれのばしょ】
テレビ番組の「アナザースカイ」で取り扱われる街は「あこがれの場所」というケースもあります。
つまり行った事はないけれど、ずっと行きたいと思っている場所になります。
番組がお茶の間に浸透している事から、「アナザースカイ」という言葉の中には「あこがれの場所」という意味も含まれます。
例えばサッカー選手を目指している人なら、まだ行った事がなくても、リーガ・エスパニョーラがあるスペインは「アナザースカイ」になるでしょう。
特にFCバルセロナがあるバルセロナ地方は、一度は言ってみたい「あこがれの場所」だと思います。
野球選手なら、行った事がないけれど、ヤンキースタジアムのあるニューヨークは「あこがれの場所」になりそうです。
ミュージカルや音楽が好きな人ならオーストリアのウィーン、歴史好きの人ならエジプトのカイロなどが「あこがれの場所」で、「アナザースカイ」になりそうです。
「アナザースカイ」の使い方
「アナザースカイ」という言葉を使う時は、やはりテレビ番組を抜きには語れません。
番組の「アナザースカイ」を見ていない人には、「アナザースカイ」という言葉は使わない方がベターかもしれません。
「第二のふるさと」はどこ?とか、「あこがれの場所」はどこ?と話しかけてみましょう。
あくまで、番組を知っている事を前提に「アナザースカイ」という言葉を使います。
そのため、「決め台詞」を使うような雰囲気で「アナザースカイ」という言葉を使った方が楽しいでしょう。
例えば、お付き合いを始めた彼を、子供時代に過ごした思い出の場所に連れて行くとします。
彼に「第二のふるさと」だと伝える時は、番組の決め台詞のように伝えましょう。
例えばそこが京都なら、雰囲気の良い場所に立ち、彼に向かって「ここが私のアナザースカイ、『京都』です」という感じで話しましょう。
「アナザースカイ」を使った例文
次に「アナザースカイ」という言葉を使った例文を紹介します。
「第二のふるさと」や「あこがれの場所」など、印象深い場所を説明する時に「アナザースカイ」という言葉を使って文章にしましょう。
- 「アナザースカイ」を使った例文1
- 「アナザースカイ」を使った例文2
- 「アナザースカイ」を使った例文3
「アナザースカイ」を使った例文1
例えば学生時代に住んだ街は「アナザースカイ」という言葉を使って文章にしやすいです。
一緒に街を訪れた彼女に、「アナザースカイ」という言葉を使って文章にして説明しましょう。
「ここは、俺が学生時代に住んでいた街。ほら、あそこの食堂なんて、週に3回のペースで通ってた。ああ、本当に懐かしいな…。ここが俺の『アナザースカイ』だよ」という感じです。
「アナザースカイ」を使った例文2
ホームステイをした街は、「アナザースカイ」と呼ぶのにぴったりです。
例えば社会人になった女性がホームステイをした街の思い出を、友達に話す時に「アナザースカイ」という言葉を文章に入れてみましょう。
「カナダのトロントに、高校時代にホームステイしたの。同い年の男の子がいてさ…ちょっと好きだった。今でも、朝食で食べたメープルシロップ付きのトーストの味を思い出すなぁ。トロントが私にとっての『アナザースカイ』なんだ」という感じです。
「アナザースカイ」を使った例文3
修業時代を過ごした街は思い出がいっぱいです。
「アナザースカイ」と呼ぶのにふさわしい場所でしょう。
例えばラーメン屋のオーナーとして成功した人が、ラーメン修行をしたお店を訪れた時の様子を、「アナザースカイ」を使った文章でまとめてみましょう。
「彼は修業時代を過ごしたラーメン店の前に立ち、若かったころの自分を思い出していた。そして彼は目を潤ませて、ハンカチを取り出して涙を拭いた。思い出の場所…このラーメン店が彼にとっての『アナザースカイ』なのだ」という感じです。
「アナザースカイ」は、テレビ番組の影響で、たくさんの日本人が共有する言葉になっています。
みなさんの思い出の場所、懐かしい場所を、あなたのとっての「アナザースカイ」認定をして、再び訪れてみてはいかがでしょうか。