「フラゲ日」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!
SNS上などで、フラゲやフラゲ日という言葉を目にしたことはないでしょうか。
どういった意味で使用しているか分からない、何のことか知りたいという人にフラゲ日の意味や使い方を紹介していきます。
目次
- 「フラゲ日」の意味とは?
- 「フラゲ日」の類語や言い換え
- 「フラゲ日」の使い方
- 「フラゲ日」を使った例文
- 「フラゲ日」ができる理由
- フラゲ日に違法性はある?
- フラゲ日に購入するには
「フラゲ日」の意味とは?
フラゲ日とは、CDやゲーム、また書籍などを発売日よりも前に入手出来る日という意味になります。
つまり、正規の発売日よりも1日以上前のフライング販売日のことを指します。
フラゲとはフライングゲットの略となり、そこにひにちを表す日という漢字をプラスしてフラゲ日というわけです。
世間一般的にみると、まだまだその意味が浸透しているとは言えませんが、アニメやゲーム好きの人達の間ではよく使用される言葉と言えます。
- 「フラゲ日」の読み方
「フラゲ日」の読み方
フラゲ日は、日をどのように読むかで全く違う言葉になります。
日という漢字は単純ですが、読み方は実に様々です。
フラゲ日は、フライングゲット購入が出来る日のことですから、その意味から考えるとにち、ひ、じつ、かのどれかを当てはめのが適切でしょう。
そして、実際にはフラゲ日は、発売日や記念日と同じように日をびと読みます。
多くの人が、フラゲびという認識で使用していると言えるでしょう。
ただし、そもそもフラゲ日自体が俗語ですから正しい読み方というよりも広く使われている読み方といった方が適しています。
「フラゲ日」の類語や言い換え
正規の販売日ではなく、それよりも1日以上前の販売日は、フラゲ日以外にどのような言葉があるのでしょう。
類似している言葉や、言い換えが可能な言葉を探してみました。
- フライング販売日
- 先駆け販売日もしくは購入日
- 早売り
- 早バレ
フライング販売日
フラゲ日の代わりに、フライング販売日と少し丁寧な言い方をするケースも実際によく見かけることが出来ます。
フライングという言葉は共通していますから、フラゲ日と同じような意味を持っていることは想像がつきやすいでしょう。
先駆け販売日もしくは購入日
フラゲ日は、先駆け販売日または先駆け購入日といった言葉に言い換えても意味が通じます。
先駆けとは、他より先んじて物事の起こること、先んずることを意味する言葉です。
つまり、他よりも先に販売または購入出来るという意味でフラゲ日と同じ用途が可能になります。
早売り
フラゲ日を早売りという言い方で表す場合もあります。
フラゲ日とは、お店側が発売日よりも早く商品を売り出すことですから、早売りという言葉は適当です。
フラゲ日よりも世代を問わずに伝わり易い言い換えだといえるでしょう。
相手やシーンによっては、こちらの言い方に換えることをオススメします。
早バレ
一部の間では、フラゲ日を早バレという違った言い方をすることがあります。
これはどういう意味かというと、フラゲ日に商品を購入すると発売日よりも前にその内容を知ることが出来ます。
そのため、販売日よりも早く内容がバレるということから、早バレが使われるのです。
「フラゲ日」の使い方
フラゲ日という言葉を使ったことがない人でも、日常生活の中でフラゲをしている事もあるでしょう。
特にSNSで呟く時には、こうした俗語の方が、人目をひくケースもあります。
そこでフラゲ日の使い方を覚えておくと便利でしょう。
「フラゲ日」を使った例文
フラゲ日を使用する際の参考になるように使用例を見ていくことにしましょう。
一般的には、こんな風に使っているんだと参考にしてみてください。
- 「今日はフラゲ日」
- 「明日は好きなアーティストのフラゲ日だ」
- 「フラゲ日にゲームを買って友達に自慢する」
「今日はフラゲ日」
とても短い例文ですが、SNSのタグ付けとして非常に使われている文になります。
CDやゲームのフラゲ日に、フライングゲット出来た商品の写真と共に今日はフラゲ日という文をタグ付けしてアップします。
もし、発売日よりも先駆けて購入したものがあったら、この例文と一緒にアップしてみましょう。
「明日は好きなアーティストのフラゲ日だ」
好きなアーティストの作品が、明日フライングで入手出来るという意味となります。
フラゲ日という言葉が何を指しているのかが分かっていれば、明日が何の日かは一目瞭然です。
ファン同士の間では、例文のような情報交換やつぶやきが頻繁に行われることでしょう。
「フラゲ日にゲームを買って友達に自慢する」
フラゲ日という言葉で、いつゲームを買ったかという日時を表しています。
発売日よりも前に買ったと言わなくても、フラゲ日という言葉を使うだけで手にいれた状況がよく分かる例文です。
言葉の意味が知らないと全くいつ購入したかが分かりません。
フラゲ日を知っている人に対して使うと良いでしょう。
「フラゲ日」ができる理由
フライングゲットできるなら、発売日の意味がないじゃないかという言葉も聞こえてくるでしょう。
実際に発売日が決まっているのにも拘わらず、なぜフラゲ日なんていうもができてしまうのと疑問に思っている人も少なくありません。
CDを出しているアーティストであっても、何故フラゲ日ができるのが分かっていない人もいるくらいです。
何故フラゲ日ができてしまうのか、その答えを見ていきましょう。
- 消費者に求められているから
- 発売日より前に入荷するから
- フラゲ日は売れるから
消費者に求められているから
消費者の中には、少しでも早く商品を手にいれたい、まわりよりも先に買いたいという人たちが一定数存在します。
フラゲ日は基本的に発売日の1日前になることが多く、何日も前ということは少ないものです。
何週間というような大きな誤差は発生しません。
ですが、たった1日でもコアなファンにとっては待ちきれないものなのです。
また、まわりよりも先に手にいれる事に価値を置いている人もいます。
そうした一部の消費者達の要望に添うカタチで、フラゲ日を儲けているお店があるのです。
発売日より前に入荷するから
発売日の決まっているゲームやCD、また書籍などは発売日にお店に届くようでは販売が間に合わなくなってしまいます。
ですから、発売日よりも前にお店に入荷されるのが普通です。
そのため、お店側が発売日の前に商品を店頭に並べてしまうことが少なくありません。
こうしたことから、発売日前のフラゲ日が発生してしまうという訳です。
しかし、発売日よりも入荷が早いからといって、全てのお店でフラゲ日販売をするわけではありません。
フラゲ日は売れるから
もし、同じ商品を取り扱っている別々のお店で、一方は通常通り販売日に、もう一方はフラゲ日に手に入るとしたら消費者の反応はどうなるでしょうか。
当然フラゲ日に購入する人が多くなります。
ですから、フラゲ日はお店側からすると売り上げを伸ばすチャンスでもあるのです。
そのため発売日よりも前のフラゲ日を設けているお店も見られるというわけです。
フラゲ日に違法性はある?
もし、フラゲをするチャンスがあれば、深く考えることなく購入してしまう人もいるでしょう。
ですが、決められた発売日よりも前に商品を販売すること、そして購入することは法律的にどうなるのか気になるものです。
もし、知らないうちに法に違反していたなんて事があってはいけません。
フラゲ日に違法性があるのかないのか、はっきりさせておく必要があります。
- フラゲ日に購入した消費者はどうなる
- 販売するお店側の違法性は
- コピー商品などのフラゲは違法
- フラゲ日のネタバレの違法性は
フラゲ日に購入した消費者はどうなる
フラゲ日に購入した消費者が、法律に問われることはありません。
これは、フラゲだと分かっていて購入した場合でも、知らずに買った場合でも変わりません。
購入した側の消費者がフラゲをしたからといって罪になる心配はないのです。
販売するお店側の違法性は
購入側だけではなく、フラゲ販売をしているお店側も基本的に罪になることはありません。
つまり、通常のフラゲ日には違法性はないということになります。
しかし、商品の中には発売日よりも前に販売しないことを条件に取引をしている品もあるでしょう。
特にゲームの場合、こうした条件で取引をしているケースがとても多くなります。
もしこうした条件があるにも拘わらず、フラゲ日に商品を販売してしまった場合はどうなるのでしょう。
これは、契約違反として今後の取引の中止、契約解除や罰金といったペナルティが課せられる可能性は十分にあります。
コピー商品などのフラゲは違法
フラゲ日に購入しても、それが正規のルートで購入したなら問題はありません。
ただし、コピー品などをフラゲ日する場合は、販売側も購入側も罪に問われる可能性が高くなってしまいます。
また、フラゲ日に購入した正規品を違法アップロードした場合は当然違法となります。
フラゲ日のネタバレの違法性は
では、フラゲ日に購入した正規品の内容を発売日前にネタバラシする場合はどうなるのでしょう。
この場合、友達や家族に口頭でゲームや本の内容を話す程度では全く問題ありません。
しかし、発売日前にネットを介してシークレットとなる重大なネタバラシをした場合、著作権上の問題に引っ掛かってしまう可能性がないとは言い切れないのです。
ですから、フラゲ日に購入した場合は、発売日まであまりネタバレなどを拡散しない法が良いでしょう。
これは、違法に問われなくてもマナーとしても控えたい行動です。
フラゲ日に購入するには
フラゲ日に購入する方法は、店頭で通常購入するか指定された日時までに予約をするかになります。
予約をしなくてもお店が発売日前に店頭に並べた商品が、まだ残っていれば普通に買えるケースもあります。
しかし、お店によってはフラゲ日に購入するには、事前に予約をしなければいけないこともあるので注意しましょう。
確実にフラゲ日に手にいれたいなら、予約をしたほうが無難です。
予約はネットでも可能なお店が多くなっているので、フラゲ日にお店で受け取るか自宅に配送してもらうことが出来るのです。
それにより、近くにフラゲ日販売をしているお店がない地方などでも、フラゲすることが可能となります。
フラゲ日とは、発売日よりも前に先駆けてCDやゲーム、書籍の販売購入ができる日のことです。
フラゲ日自体に違法性はありませんから、少しでも早く商品を入手したいならルールやマナーを守りつつ利用すると良いでしょう。