「スタ連」の意味とは?心理や類語、使い方や例文とは?
時々耳にする「スタ連」とはどんな意味なのでしょう?LINEを使うなら知っておきたい言い方です。
目次
- 「スタ連」の意味とは?
- 「スタ連」の類語や同義語
- 「スタ連」の使い方
- 「スタ連」の心理
「スタ連」の意味とは?
スタ連とは、スタンプを連続して送信することを言います。
ふつう、やりとりの〆としてスタンプを貼ったり、お気に入りのキャラクターのものを交互に貼りあって会話代わりにしたりという使い方をすることが多いものです。
または、LINEの着信音を連続で鳴らして、モーニングコール代わりにするといった場合もあり、そんな連続してスタンプを送信する状態は、「スタ連」なのです。
ただ、連続して鳴らしてほしいときや、シリーズのスタンプをまとめて送ってもらうという時以外は、何度も鳴るのでめんどくさいし、検索中やメッセージを書いている途中だと邪魔で仕方ないというケースもでてきます。
相手が迷惑しないように気を使って、意味の無い「スタ連」は避けるのがマナーと言えるでしょう。
「スタ連」の類語や同義語
LINEを使うときの用語では、普通の話し言葉にはない表現があるので、年齢層が高い人や、LINEに馴染みのない人に取っては、よくわからない言葉があります。
「スタ連」や「スタ爆」など、今さら聞けないLINE用語について解説していきましょう。
簡単にすぐ貼り付けることができるので、メッセージとは違った気遣いが必要なこともポイントです。
- 「スタ爆」
- 「スタンプ連打」
「スタ爆」
「スタ連」を上回る激しさで、次々とLINEスタンプが送られてくることを「スタ爆」と言います。
もし、スマホを開いていなくても、通知がONになっている場合が多いですから、数個以上連続で送られてくると、バイブレーションが鳴りっぱなし、着信通知音が連続でなります。
もし、LINEのトーク画面を開いている場合に、音声つきのスタンプが連続で送られると、スタンプの音声が連続で鳴ることになります。
ポプデピピックの場合、「エイサーイ、ハラマスコーイ」、「サソリだよ」、「いいずぇ」など連続で」鳴ることになるのです。
場面によっては面白いですが、そういったシチュエーションでは無い時に「スタ爆」されるとイラッとするかもしれません。
「スタンプ連打」
「スタンプ連打」は、「スタ連」と同義語です。
「スタンプ連打」を短縮したいいかたが「スタ連」です。
言葉は、慣れてくるとインパクトが薄れてくる事があり、表現がエスカレートしていきます。
連打するだけでもインパクトが強くなる効果がありますが、さらにそれを上回るイメージの「爆」を使うことで、ものすごくエネルギッシュにガッツリという印象を加えているのです。
無音のスタンプが単純に連続で送られてくると、「ワ〜連打されたわ」となりますが、トークを開いている時に、音声スタンプの連続が来ると、さらに「スタ爆」のニュアンスが強くなるかもしれません。
「スタ連」の使い方
「スタ連」の意味について説明してきましたが、メッセージを打ち込むよりも短時間で高速返信、送信が可能なので、スタンプは素早いリアクションに欠かせません。
手が離せない時にとりあえずリアクションするときはもちろん、メッセージの応酬でコミュニケーションを取る時にも活躍します。
また、スタンプで返信を催促したり、モーニングコール代わり、嫌がらせなど、シチュエーションによって意味合いも変わってきます。
「スタ連」という表現をどんなふうに使うのか解説していきましょう。
- 「スタ連」を使った例文1
- 「スタ連」を使った例文2
「スタ連」を使った例文1
「明日の朝起きれるかマジ自信ないからスタ連頼むわー」
(明日の朝、おきれるか自信が無いので、LINEのスタンプ連打でおこしてね)
モーニングコール代わりのLINEをスタンプ連打で送ってほしい時にこんな言い方をします。
メッセージだと了解を「り」で表現など1文字で済ませることもありますが、連続でどんどん送信するのはめんどくさいし、パッとみてインパクトのあるスタンプが便利です。
ふざけて脱力するほどくだらないものを使うのも、親しい仲ならではと言えるでしょう。
「スタ連」を使った例文2
「ほんと、既読スルーだからさ。スタ連しといたわ」
(トーク開いてメッセージに気づいているのに返信よこさないから、スタンプの連打でからかっておいたよ)
LINEは、トーク画面を開くと「既読」マークがつきます。
これは、東日本大震災の時に相手が返信しなくても見ていることがわかるアイディアとして生まれたものです。
ただし、トーク画面を開かずに通知だけで内容を確認している場合、既読すらつきません。
手元にスマホをおいている場合は、メッセージが着信したらだいたい分かるものですが、何分経ってもリアクションがない場合には、「スタ連」で返信を要求するケースがあります。
ちょっとからかってるというニュアンスのときもありますし、怒っているという気持ちを表しているときもあります。
「スタ連」の心理
なぜ仏のメッセージではなく「スタ連」してしまうのでしょうか。
スタンプ送信がとても簡単だということと、相手との特別なルールが成立しているからこそメッセージのニュアンスが特別なものになると行った側面があります。
「スタンプ連打=スタ連」や「スタ爆」したくなる心理について解説していきましょう。
- 「親しみを込めている・からかい半分」
- 「スタンプの種類が豊富で連続するとかわいい」
- 「相手に振り向いてほしい・怒り半分」
「親しみを込めている・からかい半分」
メッセージをやりとりする相手との距離が近いと、かしこまったパブリックな雰囲気から一歩踏み込んで、自分たちの中だけで通じるルールや、流行っているフレーズが存在するものです。
「少々お待ち下さい」と落ち着いたイラストと文字で返すところを、銀魂の「ジャストウェイトッ!」などを「スタ連」から「ありがとよォォォォ!!」などキャラクターを連投するなど自分たちの趣味に走ったスタンプの使い方をする場合もあるでしょう。
メッセージの相手との親密度が、「スタ連」、「スタ爆」での頻度で測れるかもしれません。
「スタンプの種類が豊富で連続するとかわいい」
女子などは、スタンプの種類が豊富に連投されてかわいさを楽しむ場合もあります。
無料の「楽天お買い物パンダスタンプ」を使っている人は多いですが、新作が通知されるとダウンロードして即座に「スタ連」してしまうという女子は多いようです。
お気に入りの新作を「スタ連」、相手が気に入っているキャラクターを見つけて「スタ連」など、つい、意味もなく連投してしまうというLINEユーザーは多いものです。
(*連投:連続投稿、連続してメッセージやスタンプを送信すること)
「相手に振り向いてほしい・怒り半分」
付き合ってすぐのカップルなどで多いのが、既読から返信が遅い、既読スルーかもしれないといった場合の「スタ連」です。
少ししつこく連投して、「やば、返信しとかなきゃ」というあたりを狙っています。
それに、スタンプは簡単に送信できるので、「ちょっと早くしてよー」というイラッとした気持ちに任せて連打してしまうという側面もあります。
ただ、あまりしつこく連打すると、相手の態度を硬化させてしまったり、逆に怒りを買うこともあるので注意が必要です。
相手がどんなシチュエーションにあるのか、気遣いの上「スタ連」を使いましょう。
気安く「スタ連」ができるということは、普段からよく話す相手だったり、気兼ねない相手、「スタ連」の意図に気づいてくれる相手ということになります。
いきなり先輩や職場の上司に「スタ連」はしませんから、親しい友人の間や、距離が縮まったカップル、家族という間柄で成立するものでしょう。
そんな面からいうと「スタ連」ができる間柄は、親しい仲間の証拠だとも言えます。
ただし、相手への気遣いもお忘れなく!