「俺の時代が来たか」の意味とは?心理や具体例を紹介!
「俺の時代が来たか」という口癖のある人は周りにいませんか?
その意味や心理、仕事や恋愛での具体例を紹介します。
目次
- 「俺の時代が来たか」の意味とは?
- 「俺の時代」とはどういう時代?
- 「俺の時代が来たか」と言う心理
- 「俺の時代が来たか」の仕事での具体例
- 「俺の時代が来たか」の恋愛での具体例
「俺の時代が来たか」の意味とは?
「俺の時代が来たか」というのは、自分にチャンスがやってきた、調子が良くなってきた、運が回ってきた、という意味で使われます。
「俺の時代が来たか」という言葉をよく使う人は希望や夢を持った野心家で、努力家でもあります。
やりたいと思ったことや目標にしたことは必ず実現させる実行力と根気と強い信念を持っています。
大抵の場合はポジティブ思考で、自分に自信がある人です。
成功すると疑わずに努力を続けているので、多くの人は成功を手にいれます。
そんな人にとっては「俺の時代が来たか」という言葉は「努力が報われる」「今までよく頑張った」という自分への労いの意味合いを持っています。
「俺の時代」とはどういう時代?
- 自分が活躍できる時代
- 自分が受け入れられる時代
- 自分が成功できる時代
自分が活躍できる時代
ずっと誰かの下で働いていた人が独り立ちして新しい仕事を始め、それが軌道に乗った時には、「ようやく自分が活躍できる環境が整った」という意味合いで「俺の時代」という言葉が使われます。
下積み生活のような時代というのは、決して楽しい物ではありません。
自分は裏方のような存在で脚光を浴びることも、自分の思ったことを自由にすることもできません。
満足のいく収入もないでしょう。
でもそれは自分を成長させる時代で、それを自覚している人は、人よりも多くの事を吸収して貪欲に学びます。
積極的な姿勢で自分を成長させようとするのです。
そんな人が、伸び伸びと自由に活躍できる環境が整えば、これまでの経験を糧に、大きく羽ばたいて、多くの人から脚光を浴びることになります。
努力は報われることを知っている人だけが手に入れることのできるものです。
自分が受け入れられる時代
今まで周りから、ファッションセンスが悪いとか残念などと言われてきても、自分が好きなファッションをやめない人がいます。
独自の価値観をもっていて、流行に左右されない人は周りから何を言われようと、自分の好きなファッションに拘り続けます。
そんな「センスが悪い」と評されてきたファッションのテイストが、世間で流行になることがあります。
そんな時には、「俺の時代が来た」「時代が俺のセンスに追い付いてきた」ということになります。
これまで世間に受け入れられなかったセンスが、広く受け入れられる時代がやってきたということになるのですが、流行を嫌うタイプの人は、ようやく受け入れられたにも拘わらず、そのファッションをやめてしまうこともあります。
自分が成功できる時代
何をやってもぱっとしない、何をやっても上手くいかない人生を送ってきた人にもチャンスが訪れることがあります。
予想もしなかったことがきっかけとなり脚光を浴びたり、奇跡とも思えるような展開から成功を収めることもあります。
そんな時には、「俺の時代が来たか」と切実に思うでしょう。
人生に無駄な時間はありません。
自分に起こったことは、全て将来に繋がっています。
どんな展開が待っているのか分からないのが人生です。
一日一日を前向きに過ごしていれば、大きなチャンスはやってくるものです。
「俺の時代が来たか」と言う心理
- 冗談
- チャンスだと思っている
- 自分の評価を確かめたい
- 自分を持ち上げてもらいたい
- 自分を鼓舞している
冗談
「俺の時代が来たか」と冗談で言う人は、実は心の底には野心があるものです。
本人も自覚してないことが多いものですが、自分の時代を迎えてみたいという気持ちがまったくなければ、そんな言葉は出てきません。
また、本気度は低くても、たびたび言葉に出して言うことで、それは実現するものです。
言霊の力は無意識の内に人に行動を起こさせるものです。
チャンスだと思っている
自分にとって大きなチャンスがやって来たと思っています。
「俺の時代が来たか」というのが口癖になっている人は、元々野心が強く、自分の時代が来るように努力を続けている人です。
野心家は信念も強いので、いつでも物事を冷静に見ています。
また、勘が鋭いところもあり、自分にチャンスがやってくる兆しを見逃しません。
上手く良い波を捉えて、確実にチャンスを手にすることができます。
自分の評価を確かめたい
自分に自信がなく、いつも周りの評価を気にしてしまう人でも「俺の時代が来たか」と口にすることがあります。
ただ、自分に自信がある野心家の人が同じ言葉を使うのとは意味合いが違ってきます。
自分に自信がない人は、周囲から自分はどう評価されているのかが気になって仕方ありません。
どんな評価をされているのか伺う意味で「俺の時代が来たか」という強気の言葉を使うことがあります。
周りの反応を確かめたいのです。
自分を持ち上げてもらいたい
他人の目を気にする人は、他人に褒められたいという願望が強いものです。
自分の基準がないので、他人の評価を気にしてしまうのです。
自分を褒めることができるほど自分には自信がなく、自分のマイナスな面ばかりに目を向けてしまう習慣がある人に多い特徴です。
冗談まじりな口調で「俺の時代が来たか」と言えば、きっぱりと否定する人は少ないでしょう。
多くの人は冗談には冗談で返すくらいの軽い気持ちで、同意してくれます。
周囲の同意をもらえることで安心し、上機嫌になります。
自分を鼓舞している
人は、弱気になっている自分を励ますために敢えて強気な発言をすることがあります。
仕事でミスが続いて弱気になっている人、慕っていた上司が移動になって心細くなっている人、心の支えになっていた人が離れて行って落ち込んでいる人、など、マイナスな感情を引きずり続けてしまう人もいますが、このままではいけないと思っている人は、自分に暗示をかけるように強気なことを口にします。
「俺の時代が来たか」というのはとても強い言葉なので、口にしただけで、本当に気持ちが前向きになってきます。
強気な言葉で自分に言い聞かせることによって、弱っていた心は徐々に回復してきます。
「俺の時代が来たか」の仕事での具体例
- 上司が退社
- プロジェクトが軌道に乗る
- ライバル会社が撤退
上司が退社
上司の退社によって「俺の時代が来る」ことがあります。
反りの合わない上司から常に頭を押さえつけられて窮屈な思いをして、思うように実力を発揮できずにいる人にとっては、これからは思う存分に実力を発揮して、周りから高い評価を得ることができるという意味になります。
長い間ナンバー2の地位に甘んじていた人にとっては、越えられないと思っていた上司がいなくなることによって、ナンバー1の座が手に入ることがあります。
これこそまさに「俺の時代が来た」ということになります。
プロジェクトが軌道に乗る
プロジェクトとは、立ち上げてから成果がでるまでに長い時間がかかるものもあります。
何年もかけて準備をし、その間は目に見える結果は出ません。
会社から評価されるような成果も利益もでません。
部外者からは、何年も利益の出ないことに携わっているプロジェクト関係者のことを、会社のお荷物と思われてしまうこともあります。
そんな長期間の不遇の時代を乗り越えてプロジェクトが軌道に乗った時には、「ついに俺たちの時代が来た」という、これまでの努力や忍耐を労う言葉が出るでしょう。
継続は力なりです。
ライバル会社が撤退
ライバル会社が撤退することで、有利に仕事を進めることができます。
同業他社の店舗が近いエリアにあったとしたら、客の取り合いになり、客が分散してしまいます。
そのライバル会社が撤退するということで、分散していたそのエリアの客を一手に扱えるようになります。
ライバル会社の撤退というのは、望んだからといって必ず実現するものではありません。
棚ぼた的な幸運がやってきたと感じることもあるでしょう。
これからは他社に邪魔をされずに仕事ができるという意味で「俺の時代が来た」という言葉が出てくるのでしょう。
「俺の時代が来たか」の恋愛での具体例
- 好きな女性が彼氏と別れる
- 好きな女性から好意の目を感じた
- 好きな女性とデートが決まった
好きな女性が彼氏と別れる
好きな女性に彼氏がいることが分かったら、諦めるか、時期が来るまで待とうと思うでしょう。
時期が来るまで待つという選択をした人にとっては、いつまで待てばよいのか、期限の区切りのない忍耐を強いられることになります。
近い将来チャンスが来るかもしれませんし、もしかしたら一生チャンスがこないかもしれません。
そんな不確実な状態で、チャンスを待ち続けている人にとっては、好きな女性が彼氏と別れたという情報は、これ以上ない朗報となります。
「俺の時代が来たか」と思わず口走ってしまうでしょう。
ただ、その女性と上手くいくとは限らないので、「俺の時代が来た」とはならないのです。
好きな女性から好意の目を感じた
好きな女性からの好意を感じたら、それは大きなチャンスだと思うでしょう。
その女性と上手くいく可能性があるのですから。
好きな女性が自分に興味があるかどうかも分からない状態では、なかなか望みを持つことはできませんが、好意を感じたら、期待度は格段に上がります。
自分の思う結果を手に入れることができるかもしれないという気持ちになります。
好きな女性とデートが決まった
好きな女性とデートが決まったら、一歩前進です。
上手くいく可能性が大幅にアップすることになります。
相手の女性も男性に好意を持っていて、お互いの相性を確かめるという段階に進むことになります。
好きな女性と付き合えるというチャンスは目の前にきている状態なので、「俺の時代が来たか」と思うのは当然のことです。
この時点ではまだ安心はできないので、「俺の時代が来た」とはならないのです。
「俺の時代が来たか」という言葉は、そのままの意味で使われることが多い言葉ですが、その言葉を使う人の立場や境遇、心持ちによって、意味合いが変化する言葉でもあります。
人に元気を与えてくれる言葉ですので、気持ちが沈んでいる時には、敢えて強気な「俺の時代が来たか」という言葉を使ってみてはいかがでしょうか。