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「どちゃくそ」の意味とは?類語、使い方や例文、言い換えを紹介!

最近、よく耳にする言葉に「どちゃくそ」という言葉があります。

「くそ」がつくあたり、あまり綺麗な感じの言葉ではありませんが、この言葉には一体どのような意味があるのでしょう。

どちゃくそ

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「どちゃくそ」の意味とは?類語、使い方や例文、言い換えを紹介!>


目次

  • 「どちゃくそ」の意味とは?
  • 「どちゃくそ」の類語や言い換え
  • 「どちゃくそ」の使い方
  • 「どちゃくそ」の元ネタ
  • 「どちゃくそ」と言葉を使う人のイメージ


「どちゃくそ」の意味とは?

最近、SNSなどに書き込まれている「どちゃくそ」という言葉、「どういう意味だろう?」と疑問に思っている人も多いはず。

分かっている人も多いかもしれませんが、この言葉は正しい日本語ではありません。

いわゆる俗語。

流行りすたりのある若者言葉です。

どのような意味を持つのかというと、「めちゃくちゃ最高!」という意味になります。

「非常に」「とても」という意味を若者の間で「くそ」とか「くっそ」などと言いますが、この「くそ」「くっそ」を上回る言い回しとなります。

どういうことかというと、例えば、「くっそ、つまらん。」は、「非常につまらない」という意味ですが、これが「どちゃくそ、つまらない。」となると、「めちゃくちゃ非常につまらない」といったところでしょうか。

「とても」「非常に」という言葉が「くそ」「くっそ」よりも強調された言葉となります。



「どちゃくそ」の類語や言い換え

「どちゃくそ」の類語や言い換えについてみていきます。

  • 「ゲロ○○」
  • 「鬼やべぇ」【おにやべぇ】
  • 「ウルトラスーパー」

「ゲロ○○」

もはや死語の言葉です。

「ゲロ○○」という言葉が「どちゃくそ」の類語だと聞いてピンときている人は、ずいぶん昔の若者言葉を知っている人でしょう。

「ゲロ○○」とは、「どちゃくそ」と同じく、「非常に」「最高に」を強調している言葉です。

バブルの時代に使われていました。

美人をみて「ゲロまぶ〜」(最高に眩しい!美しい!綺麗!)とか、美味しい物を食べて「ゲロうま〜」(最高に旨すぎる!)とか、「ゲロまず〜」(とてもまずい!)などと使います。

なんでも「ゲロ」を前につければ、そのときの気持ちが強調されます。

今では滅多なことでは聞かない言葉です。

使っても「この人、なに言ってんの?」と思われるか、「死後使っている…」と呆れられるかのどちらかなので、使うのはおすすめしません。

「鬼やべぇ」【おにやべぇ】

アムラーなどと言われる子ギャル時代が流行っていた頃、「もすごい」とか「非常に」という言葉を「鬼(おに)」といって使っていました。

例えば、「とても可愛い」ことを「超可愛い」などとも言いましたが、「鬼可愛い」などとも表現していました。

そして「鬼やべぇ」はこの「鬼」をさらに上回る「とても」「非常に」が強調された言葉です。

でも、使い方としては、単品で使われることが多いです。

例えば、「鬼やべぇ可愛い」などという、会話をひと続きにして使う表現ではなく、「可愛い!鬼やべぇ!」などと、単語を一つずつ切り離して使います。

「鬼やべぇ」を使うときはこれ一つだけで言葉が成り立ちます。

「クソ」の最上級が「どちゃくそ」ならば、「鬼」の最上級は「鬼やべぇ」といったところです。

「ウルトラスーパー」

「ウルトラスーパー」「どちゃくそ」の類義語だと言えます。

読んで字のごとく、「ウルトラ」「スーパー」「非常に」「超」「とても」という意味になっています。

そして、「ウルトラ」「スーパー」がダブルで使用されているあたり、「非常に」「超」「とても」が強調された言葉であることが分かるでしょう。

使い方としては、「ウルトラスーパー可愛い」とか、「ウルトラスーパー最悪」とかでしょうか。

今も、たまに使っているのを見かけることはありますが、昔に比べて使用頻度はかなり減っていると思われます。

もう死後になりつつある言葉なのかもしれません。

しかし、「どちゃくそ」「ゲロ○○」「鬼やべぇ」などに比べると、「ウルトラスーパー」はお年寄りにも通じそうな言葉です。

文字をみれば察しのつく言葉なので、どの世代にも通じやすい言葉だと言えます。

「どちゃくそ」の使い方

「どちゃくそ」の使い方についてみていきましょう。

  • 「どちゃくそ」を使った例文1
  • 「どちゃくそ」を使った例文2

「どちゃくそ」を使った例文1

「どちゃくそ面白い画像ちょうだい!」などと使います。

意味としては、「めちゃくちゃ面白い画像をちょうだい」という意味になります。

「どちゃくそ」は、「面白い」「楽しい」「悲しい」といった形容詞の前につけ、形容詞を強調させる言葉となっています。

英語でいえば、“very”といったところ。

いや、“very”よりも、もっと心が高ぶった状態を表しているかもしれません。

若者言葉では気持ちを強調する言葉の最上級であるため、この例文でいえば、面白いことを非常に心から欲している様子が伺われます。

「どちゃくそ」を使った例文2

「どちゃくそ真面目!」(とてつもなく真面目)、「どちゃくそ不器用」(とてつもなく不器用)などが挙げられます。

そのものの性質を強調する表現です。

真面目、器用、不器用、上手、下手など、そのもの性質を強調する表現として使われる手法です。

「〜すぎる」といった感じで使われています。

名前などの名詞につける以外なら、なんでも文章の前に「どちゃくそ」を持ってくれば、使えそうです。

気持ちを強調して表現したいときに使ってみましょう。



「どちゃくそ」の元ネタ

「どちゃくそ」がどこから生まれた言葉なのか見てみましょう。

「どちゃくそ」の元ネタはお笑い芸人の「三四郎(さんしろう)」というコンビが発祥だと言われています。

決定的なことは分かりませんが、「三四郎」のツッコミ担当・小宮浩信が発祥だと思われます。

「三四郎」の小宮といえば、前歯が欠けていて、滑舌がとても悪い芸人さんです。

何をしゃべっているのか分からなくて、そこがまた面白い。

ツッコミ担当なはずなのに、ボケ担当のような芸人さんです。

最近では「アメトーク」などでよく見かけます。

本当に「三四郎」の小宮が発祥なのかは分かりませんが、芸風を見ていると、これまでも様々な言葉を生み出しているようなので、そう言われるのも納得です。

「三四郎」の小宮のワードセンスは面白いと評判です。

その神がかりに面白い言葉をいくつか紹介してみます。

「積極的にマヒしていこーぜ」「声が世に出ない」「制すな」などです。

まさに小宮ワールド全開な、個性的なワードセンスをしています。

これなら、「三四郎」の小宮が「どちゃくそ」という言葉を生み出したと思われても仕方がない気がします。

「どちゃくそ」と言葉を使う人のイメージ

「どちゃくそ」と言葉を使う人のイメージについて見ていきましょう。

  • フレンドリー
  • 下品な性格
  • 自分をイケていると思っている

フレンドリー

「どちゃくそ」は若者用語です。

そして、若者用語は「下品で汚い言葉」というのが定番です。

日本語の美しい響きなど求めず、簡単で伝わりやすい表現にしているところが特徴。

「どちゃくそ」「くそ」がついているあたり、決して綺麗な言葉ではありません。

ですが、あえて汚い言葉を使うということで、他人行儀ではない、親しみやすさを醸し出せる言葉でもあります。

まだ会って間もない人なら、「どちゃくそ」という表現を使うことで、自分と距離を縮めようと努力してくれているのだなと思うかもしれません。

ある意味、他人と距離を縮めるのに適した言葉です。

そのため、フレンドリーな性質の人は多用する傾向にあるでしょう。

しかし、言葉が言葉だけに「どちゃくそ」を使うことで、悪い印象を持つ人もいるでしょう。

フレンドリーも悪くみれば、「馴れ馴れしい」などと思われる可能性があります。

また、「言葉が汚い人」「馬鹿そう」などとも思われそうです。

使うときは使っても平気な人かどうか、見極める力が必要です。

また、どんなに親しくても、目上の人や立場が上の人に使うと失礼にあたるので、使わないようにしましょう。

下品な性格

「どちゃくそ」という言葉には「くそ」という言葉がつきます。

「くそ」は下品な言葉であるため、自然に「どちゃくそ」と使う人は下品に見えてしまいます。

ティーンエイジャーなどの若者たちが使用していると、「いまどきの言葉ってこうなんだ。」

とまだ納得して聞くことができますが、いい大人が真似して使っていると、「いい年して恥ずかしい。」と思うことがよくあります。

いい年をした大人が使うと、若い子が使っているときよりも増して下品さがアップします。

それなりの仕事についている人でも「薄っぺらい感じ」とか「信用できない人」などと人間性を疑われてしまうかもしれません。

成人して、責任のある年齢になったら、若者言葉はただ自らの下品さを露呈するだけなので、控えた方が身のためです。

自分をイケていると思っている

若者が「どちゃくそ」などと使うと、軽いノリで言っている言葉やちょっと羽目をはずしたいとき、あるいは粋がっているときに使っている言葉として聞こえます。

ですが、いい大人が「どちゃくそ」などと使っていたら、自分をイケていると勘違いした大人だと思われそうです。

そもそも「どちゃくそ」は、「2018年JK・JCトレンド予測」においてコトバ部門でランクインした言葉。

そのくらい女子中学生&高校生には旬な言葉なのです。

そのため、いい大人が、今が旬の「どちゃくそ」を使うと、「年齢を重ねたけれど、心はまだまだ若いのよ」という気持ちが見え隠れしているようで、みっともなく感じます。

綺麗な足をしている人がミニスカートを履くと、うっとりとして見てしまいますが、太くて短い人がミニスカートを履くと、痛々しくて見ていられなくなります。

要はそれと一緒です。

年齢を重ねた人は、その年齢に見合った言葉を使った方が、好感が持てます。

icon まとめ

「どちゃくそ」と聞いて意味が分からなかった人は、どのような意味なのか覚えておきましょう。

若者言葉を耳にするだけでも何を話しているのか、少しは理解できるかもしれません。

「どちゃくそ」という言葉を使わないまでも、心にとめているだけで時代遅れな人にはなりません。

使うかどうかは別にして覚えておきましょう。