「ちょw」「おまw」の意味とは?関連語や使い方、例文や具体例を紹介!
インターネットで使われる言葉がずいぶんと増えてきました。
インターネットスラングとでも呼べるのでしょうか?
昔から伝わることわざならば、語源を理解することで、理解できるのですが、ネットスラング等は、人の感性に訴えた意味になっているものもあります。
「WWW」なんて言葉もよく目にしますが、ちょっと前に流行ったスラングで「草生える」=「面白い」という意味です。
この頃は、ネットのニコニコ動画等でよく見る言葉に「ちょw」、「おまw」があります。
一体どんな意味なのでしょうか?
目次
- 「ちょw」「おまw」の意味とは?
- 「ちょw」「おまw」に関連する言葉
- 「ちょw」「おまw」の使い方
- 「ちょw」「おまw」が使われるようになったのは二ちゃん
- 「ちょw」「おまw」となる具体例
「ちょw」「おまw」の意味とは?
「ちょw」とは、どうも「ちょっと」という意味があります。
「おまw」は、「お前なぁ。」や「お前ってやつは!」とネット上では、急に驚かされたり、ひどい状況に呆れ果てたことに対しての表現を指しています。
この言葉の裏には、「すごっくびっくりしたじゃないか。」や、「いい加減にしろな!」と言った意味が略されていたり、ツッコミ的な表現として用いられることもあります。
ニコニコ動画等では、「ちょwwwおまwwww」と言葉を引っ張るようにのように、「www」が長く引っ張られますが、「ちょっとまて」の短縮形の表現で「ちょ」や、笑いの略語を意味する「w」を組み合わせて使われるが多いです。
動画コンテンツの中には、「ちょw」か「おまw」の片方を略式でコメントされる場合が多くなっています。
特にニコニコ動画では、コンテンツを見ながら、同時にコメントを打ち込んだりするので、「おま」ような短縮形の言葉は、短く打ち込みやすい言葉なのでしょう。
それで、「おま」の後に「w」をプラスすることで驚きや笑いやツッコミを表すことができるので、とても便利な言葉なのです。
「ちょw」「おまw」に関連する言葉
でも、あまり慣れない言葉かもしれませんが、使いようによってはとても便利な言葉かもしれません。
- 「ちょwおまw有名人じゃんw」
- 「ちょwおまwマジかw」
「ちょwおまw有名人じゃんw」
昔は全く目立たなかったクラスメート。
教室に居るか居ないか、全く分からない程、空気に溶け込んで存在感のなかった人間。
でも、高校を卒業してから数年後、テレビに出ているではありませんか。
事件を起こしたのではなく、売れっ子コメディアンとして、超有名でビックになったのです。
「ちょwおまw有名人じゃんw」=「何、ちょっとお前さぁ、すんごい有名人じゃんか!」
こんな言葉がLINEで立ち上がったクラス会グループで出てきそうです。
クラスメートでも、友人でも全く目立たなかった人が、急にメジャーになってしまうと、こんな言葉がでてしまいそうですね。
「ちょwおまwマジかw」
この言葉には、予想外の驚きと意外性か込められている感じかしますね。
全く予想だにもしなかった結果に驚きの言葉が思わず出てしまいした。
大学受験で絶対に合格しないと思っていた学校に合格!
高校の時、成績が自分よりも下だったので、「あいつだけには、勝てる!」と安心しきっていただけに、クラスメートの合格したことを聞いて、卒倒したのです。
思わず、Twitterでぼやきの言葉。
「ちょwおまwマジかw」
(ちょっと勘弁してよ。お前が合格するなんて。マジかよ!)
こんなショックと驚きの気持ちが入っていますね。
野球の試合でも、ダメピッチャーのはずだったあいつが、いきなり時速150kmのストレートを投げてきました。
それをベンチで見ていた同級生の部員。
やっぱり「ちょwおまwマジかw」と、仲間内のLINEでボヤキたくなるでしょう。
「マジかよ。」が「マジかw」と表現してしまうと、かなりショックで落ち込みそうな気持ちがヒシヒシと伝わってきそうです。
「ちょw」「おまw」の使い方
ニコニコ同額だけでなくても、LINEやTwitterなどのSNSでも、よく使われそうです。
「ちょw」「おまw」には、どんな使い方があるでしょうか?
- 「ちょw」「おまw」の例文1
- 「ちょw」「おまw」の例文2
「ちょw」「おまw」の例文1
文化祭でどんなイベントをしようかと悩んでいるバンドサークルのメンバー。
「80年代のロックやろうよ。」
「いや、ダメだよ。」
もめにもめてきまった曲のコピー。
あんまり意見しなかったヤツが、何故かボーカルに担ぎ上げられて、嫌々ながら歌い始めたのです。
すると、誰も予想だにしなかった展開となったのです。
頭のてっぺんから、甲高い声で会場全体に声が響き渡ったからです。
会場からは、拍手と声援、アンコールの嵐。
このステージは、彼の独壇場となったのです。
「ちょwww、おまww、さいこwww」(なんだよ。ちょっとお前、最高じゃないかぁ。)
この時も誰も予想しなかったラッキーハプニングでした。
「ちょw」「おまw」の例文2
明日は英語の試験。
これで60点以上取らないともう単位が取れず、卒業できずに留年。
しかし、英語の先生は情け洋書はしません。
試験の内容が難しくて、点数が取れそうもないと焦るのです。
「ちょw」「おまw」が使われるようになったのは二ちゃん
「ちょw」「おまw」は、ネットスラングでも、意味が理解できれば、とても使い勝手のいい言葉かもしれません。
でも、いつ頃から使われるようになったのでしょうか?
「ちょw」「おまw」が使われるようになったのは、恐らく二ちゃんが始まりとも言われています。
今ではTwitterやLINEで使われていますが、SNSでは、二ちゃんねんが元祖。
それを考えると、これもここから広がってきても不思議ではありませんね。
「ちょw」「おまw」となる具体例
「ちょw」「おまw」の意味を知ると、自分とちょっとしたところで、使いたくなってくるネットスラング。
でも、似たような変遷で生まれてきたり、ネットならではの生い立ちの言葉もいくつがあります。
どんな言葉が使われいるか、もう少し見てみましょう。
- 「ツイートがバズる」
- 「不覚に面白い時」
「ツイートがバズる」
この頃、よく耳にすることが増えてきたのが、「バズる」という言葉。
「ツイートがハズる」という言葉を何度か聞いたり見たことがあるかもしれません。
実は会社のようなビジネスでも、バズらせるようなことがあったり。
「バズる」は、TwitterなどのSNSで良くて使われているのですが、SNSで流行っている話題や単語のことを意味しています。
特に、企業においては、インターネットを使ったWeb広告が重要な広告戦略になっていますかま、ここでも、「バズらせる」ことが、重要な宣伝手法になっています。
元々「バズる」の語源は、英語の“Buzz”から来ています。
マーケティングの専門用語なのですが、“Buzz”の意味は、蜂がブンブンと羽音を鳴らして飛びま回ることから、あるでしょう。
特定の場所で、ざわめいていることから来ています。
ブンブンと耳障りになるくらいに耳に残る音なのかもしれません。
噂話、口コミでうるさいくらいに話題になってしまうことから、「ハズる」に変容してきたのです。
これが、Twitterの中でも、「ハズる」として使われるようになっています。
広告戦略の中では、口コミを利用したマーケティング戦術で、「バズマーケティング」という考えさえあるほどです。
ネット上の記事やコンテンツが広がることことによって、多くの人に読まれている状態を「バズる」と呼んでいます。
「バズマーケティング」は、Twitter、Facebookと言ったSNSを利用して、有効的なソーシャルメディアマーケティングとして活用されています。
それまで漠然とネット上で使われていた決まった単語を使う人が増えたことで、テレビ、ネットの記事を介して、爆発的に広がってきた状態を「バズる」や「バズっている」というふうに言っていたのが、今ではネット広告戦略の本流とまでなっているのですから、ちょっとした驚きです。
但し、特定の人気ブログ記事にアクセスが集中してから不特定多数の人に読まれるTwitterのツイートがさらに多くの人からのリツイートになったり、Facebook投稿が、多数の人にシェアされたりと、バズるきっかけは様々です。
「不覚に面白い時」
「不覚に面白い時」の言葉を聞くと、何となく変なニュアンスなのですが、それでも意味が通じるのですから、不思議です。
自分が予想しない言葉だったり、落ち込んでいる時に思わずツボにハマって、お腹を抱えて笑ってしまうくらいにおかしい言葉ですね。
例えば、バックドロップというキーワード。
30kg の米俵を担いで、倉庫に運び入れようとしたのに、バランスを崩して、落としてしまいました。
「バックドロップのように米俵が落ちちゃった。」
何気ない表現なのですが、不覚にも笑ってしまうのでした。
カップルの夜の話。
その夜地震が起きて、震度6の揺れ。
でも、2人のベッドは震度7。
不覚にも笑ってしまいました。
これもまた、特異な表現ですが、とても不思議な感覚です。
日本語はとても難しいと言われています。
その意味を知るには、その言葉やことわざに使われている文字から、深い意味を理解する必要があります。
ネットスラングは、どちらかというと、感性に訴える言葉かもしれません。
文法があまり通用しない、あるいは関係のないことで、言葉の流れや何となく使ってしまった言葉が、たまたまヒットして、スラング化したり、業界的な用語に進化していったりと、色々な変化や効果が出てくるのかもしれません。
それでも、「ちょw」、「おまw」のように言葉を略しても、十分に意味が通じてしまうことが、インターネット時代らしい使われ方だと思います。
もしかすると、これ以上の使われ方がないかもしれないと思ったりもしますが、人の感性に感性に訴える言葉は、これまでの常識を越えた感覚でどんどんと新しい使われ方が出てくるのかもしれません。
SNSで多くの人のツイートが集まれば集まる程、これまで以上に予想できなかった新語が出てくることでしょう。
その時にどんな使われ方になるのか、かなり興味深くなってきます。
人を励ますスラングができるのであれば、その言葉を使うことが、とても楽しみに感じてくるはずです。
そんな新しいスラングを期待して待ちたいところです。