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「あぼーん」の意味とは?使い方や例文を紹介!

掲示板は、よくよく考えてみれば、どこの誰が投稿したのかも分からない、ある意味では、書き放題の落書き板です。

書き込んだ人物は、どこの国の人なのか、男なのか女なのか、年齢はいくつなのか、好きな食べ物は、嫌いな食べ物は、既婚なのか、未婚なのか、分からないことばかりです。

ネットの上の名前だけでは、男女の区別も怪しいものです。

そんな世界だからこそ、ある一定のルールを設けることが必要です。

あぼーん

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「あぼーん」の意味とは?使い方や例文を紹介!>


目次

  • 「あぼーん」の意味とは?
  • 「あぼーん」と似た言葉や語源
  • 「あぼーん」の言葉の使い方
  • 「あぼーん」のつく言葉
  • 「あぼーん」は、最近では死語扱いされている?


「あぼーん」の意味とは?

2ちゃんねるで使われている用語です。

書き込みの中に、実名や電話番号が載せられていたり、ある特定の人物に対する中傷であったり、社会的に好ましくない表現や、明らかに間違った情報、ウソの情報などの他にも、意図的に悪意をもって、コミュニティーに入り込む「荒し」と呼ばれる人達の書き込みなどを、管理者やブラウザの検索機能などで、削除した跡に、「削除しましたよ」の意味をこめて「あぼーん」の文字が浮かぶように、プログラムされています。

つまり、ある種の発言削除記号、または発言を削除する行為そのものを指す言葉です。

「あぼーん」と記されていますが、「あぽーん」と書かれることもあります。

  • 「あぼーん」の語源

「あぼーん」の語源

週刊ヤングマガジンの漫画「行け!稲中卓球部」の中に1回だけ出てくる大砲の音に由来しているといわれます。

「稲中卓球部」に出てくるキャラクターの「あぼーん」の画像は、実に個性的で、印象に残る顔立ちをしていますので、ここから、削除されて残念がるキャラクターの表情が採用されたのかもしれません。

また綴りが“A BONE”だったことから、それとは別に、削除をされて、跡に残るものは?の発想で、削除や消去された後に入る文字の語源として、記載内容は食べ尽くして、“a bone”(一個の骨だけが残る)」とする方が、すっきりとしたストリー性があります。

それに、「ア ボーン」と読むのにも何の矛盾もありません。

“a bone”が、語源だとする説が、適切なように思われますが、もともとは「行け!稲中卓球部」を語源とする言葉のようです。



「あぼーん」と似た言葉や語源

何かを削除する、消去するという意味で、一時期「ポア」という言葉も出ましたが、社会的な大事件に関連する言葉として、その言葉自体が「あぼーん」されるケースもでてきましたので、ここでは、消去します。

  • 「あぼーん・移転しました」
  • 「きぼーん」
  • 「リム」

「あぼーん・移転しました」

レスだけでなく、投稿日にも「あぼーん」が付いていれば、それは、本物です。

にせの「あぼーん」もでまわっていますので、落ち着いて、「あぼーん」が、どこに付いているか、場所をよく確認してください。

その印が「あぼーん」した痕跡、つまりは、証拠です。

「移転しました」というのは、スレの内容が場違いなので、場所を移動しました。

という意味ですが、移動先が、ゴミ箱に移されていたら、消去の意味で、完全な「あぼーん」に近い状態ですので、要注意です。

「きぼーん」

同じ三文字で、「き」「あ」の違いだけです。

声に出してみると、何となく意味が想像できそうな言葉ですが、「〇〇してください」という希望を伝える言葉で、もちろん「希望」を語源としています。

同じ希望するという意味の言葉に、「きぼんぬ」があります。

この言葉の語源は、陸上の女子ハードルの金沢イボンヌ選手の名前に由来するもので、「イボンヌ」「キボンヌ」という語呂合わせからの発想です。

しかし、現在では、イボンヌ選手を知る人も少なくなり、だんだん使われなくなってきています。

また、「要望する」という意味から「ようぼーん」と、「あぼーん」から、同様に発想された、似たような言葉があります。

「リム」

削除や消去するものの意味合いが、少し違いますが、英語の「取り除く」という意味の(remove)を語源としている言葉です。

英語の意味通りで、「取り除く」ことを指していますが、その対象となるものが、ツイッターで言えば、フォローしているユーザーであり、SNSやFacebookであれば、登録している友達になります。

ここで消去するのは、レスや品物などではなく、友達を消去することを意味しています。

つまり、友達関係や人間関係を切ることになりますので、慎重の上にも慎重を重ねて、使用することが、大事な言葉だと言えます。

「あぼーん」の言葉の使い方

「あぼ-ん」は、ネット上に存在すると、当事者に、迷惑がかかったり、参加者に、不快感をあたえたりする「書き込み」「レス」を、消去や削除するものですが、そのことを広義にとらえて、データーが消えた場合やPCを検索しても見つからずに、もはや絶望的な状態になった時などに、使うこともあります。

  • 「あぼーん」を使った文例1
  • 「あぼーん」を使った文例2

「あぼーん」を使った文例1

突然「横レス」してきて、それも何かと「ひy」なレスばかり送ってきて、「自宅警備員」による「荒らし」のたぐいかなと思っていたら、今日は、「あぼーん」に代わっていたので、「ワロタ」

「あぼーん」を使った文例2

三日三晩、苦労して作ったプレゼンが、どこへいったか、PCもサーバーも、LANで繋がったPCを検索しても、どこを探してもやっぱり「あぼーん」

この三日間はなんだったのかと「メンホー」状態です。



「あぼーん」のつく言葉

  • 「自動あぼーん」
  • 「透明あぼーん」

「自動あぼーん」

自動「あぼーん」とは、個人名、住所、電話番号、ある個人が特定できる記載内容、特定の人物や団体に対する、誹謗中傷につながる言葉など、そうした言葉を含む文字列を自動的に「あぼーん」に変換する機能です。

読む前に変換されていますから、嫌な思いをすることもありません。

嫌いな固定ハンドルネームや荒らしの決まりのフレーズを登録したりしておくと、自動で「あぼーん」が作動し、快適にレスを読むことが出来ます。

「透明あぼーん」

不適切な書き込みやレスに対して、該当する語の跡には「あぼーん」の文字が記載されるようになっています。

しかし、レスの内容が、同じ言葉の大量なくり返しであったり、スタンプのくり返しであったりした場合には、画面上に「あぼーん」の文字が、意味もなく大量に並ぶことになるので、そのレスをそっくりそのまま、消してしまうことがあります。

だから、なにも残らずに消えて、そこに何があったのかさえ、見えなくなるので、「透明あぼーん」と言います。

ただし、掲示場によっては、レス番号やアンカの番号がズレてしまって、混乱をきたす原因となることがあります。

「あぼーん」は、最近では死語扱いされている?

「あぼーん」が変化して「あぽーん」になったり、「あぼん」と短く発音したりと、長く使われてくる中で、言葉は変化していきます。

と同時に、新しい表現の仕方をする言葉が生まれてきます。

そんな、新旧交代の激しい、ネット社会の中で、2011年に、2ちゃんねるで、最近見なくなった、死語に近づいている言葉のランキングが、発表されました。

その結果、「キボンヌ」「逝ってよし」に続く、見事、第三位に「あぼーん」が、輝きました。

着実に死語の世界へと向かっているようです。

「あぼーん」に取って代わる、明るく、軽快な言葉はないでしょうか。

icon まとめ

巨大な落書き場には、様々な人間が出入りします。

善良な人達だけではありません。

茶化したり、冷やかしたり、難癖を付けてきたり、顔が見えないだけに、やりたい放題です。

それによって、コミュニティーが混乱するのが、おもしろい、愉快犯です。

その「釣り」にのてっては、相手の思うつぼです。

最初から、迷惑メールを切るように、排除システムを組んでおくことが、快適なネット社会で暮らすコツのようです。