「草生える」の意味とは?読み方、語源や類語、進化系や使い方を紹介!
日本語の使い方にも色々なパターンがありますね。
特にインターネットが普及・拡大してからは、メールがコミュニケーションの有効な手段となりましたが、それも今では、TwitterやLINEなどのSNSが、ポピュラーな手段です。
手軽にスマートに会話を楽しめるのが、魅力的です。
特にインターネットらしく、スラング的な言葉がたくさんあります。
比喩的な言葉もあれば、略称的な言葉など色々な言葉が使われるようになっています。
目次
- 「草生える」の意味とは?
- 「草生える」の類語や言い換え
- 「草生える」の進化系
- 「草生える」について徹底解説
「草生える」の意味とは?
インターネット上のブログやSNSでよく目にすることになったのが、「草生える」です。
この他にも「草不可避」という言葉もよく使われています。
40代、50代の人は、「なんのこっちゃ?」と疑問に思う人もいるかもしれませんね。
何となく使っている人は、その言葉の意味や、どのようなシチュエーションで使われるのかを知らないと、会話に乗り遅れてしまっているかもしれませんよ。
意味は、めちゃくちゃ面白いことを指す時に使います。
大爆笑している様を伝える言葉です。
- 「草生える」の使い方
- 「草生える」の使い方
「草生える」の使い方
そんなネットスラングの中で、よく目にする「草生える」
「あいつの顔を見てると、もう面白くて、草花生えるよ。」
普段からユニークな顔をしている友人。
癒し系の顔とは言い難く、とはいっても完全なブサイクでもありません。
ともかく言葉では言い難い顔なのですが、見ているだけで抱腹絶倒。
お腹を抱えて笑いたくなくらいに面白いのです。
こんな時に「草生える」を使ったりします。
「草生える」の使い方
この頃とテレビはあまり面白いと感じる楽しい番組が少なくなりました。
「昔はなぁ。草生えてたコント番組が多かったけど、今は全然草生えないなぁ。」
「昨日のコメディって、全然草生えてなかったよ。去年まではとても草生えてたけどね。」
こんな使い方がありますね。
「草生える」の類語や言い換え
「草生える」が、すごく面白い空気や雰囲気を表す言葉として使われるのですが、他にも似ている意味を持っている言葉が色々とあります。
- 「ワロタ」
- 「草」
- 「WWW」
「ワロタ」
「ワロタ」も面白すぎて、笑ってしまうことを指しています。
語源は「笑った」から派生した言葉ですが、インターネットスラングでは、TwitterやYouTubeでも目にすることがよくあります。
「ワロタ」は、関西系の方言の「わろた」や「わろうた」から来ていると思われます。
「笑った」と言う意味ですが、「笑った」→「ワラタ」→「ワロタ」と変化してきた言葉でしょう。
「予想外の結果にワロタ。」や、「あいつのブログ読んでると、結果が可笑しすぎてワロタ。」
こんなふうに使っているパターンが多いかもしれません。
「草」
「草」これも面白いことを指しています。
「草生える」の短縮形というのが正しいかもしれません。「あそこの店のマスターって、めちゃくちゃ草。」
「昨日買ったラノベが、とても草だよ。」
「WWW」
でも、どうして「草生える」や、「草」が大爆笑名のか、よく理解できない人もかなりいるのではないでしょうか?
でも、「WWW」を知るとろ草も理解できると思います。
「WWW」も「面白すぎる」ことを言ってきますが、「WWW」は「笑い」→「Warai」の「W」から来ているとも言われています。
そして、これ「WWW」と続くことで、まるで「草」のように見えたことから、「大爆笑」的な意味になったと思います。
「あいつの話はWWWWWW」
Wの数が多いほど、爆笑度が高くなってきます。
「草生える」の進化系
「草生える」には、次のような進化系の言葉もあります。
- 「大草原不回避」
- 「竹生える」
- 「森生える」
「大草原不回避」
「だいそうげんふかひ」と読みますが、意味は
「トコトン笑ってしまうこと」や「爆笑せざるを得ない」という意味があります。
可笑しくて大爆笑笑の意味で「w」や「草」、「鎖生える」があまりにも大きな笑いにレベルアップしてくると、さらに大きな「草原」、「大草原」で例えるようになりました。
「これに笑わない人いない」という意味では、「草不可避」と表現されています。
「大草原不回避!5/30 ロードショー」
見て絶対に笑ってしまう映画のロードショーのキャッチコピーで使えるかもしれません。
「竹生える」
「竹生える」も「草生える」と同じように、可笑しくて笑ってしまうことを指していますね。
竹は、気付かない間に、急に生えて成長してしまう傾向があるのですが、それがとても可笑しくて感じることがあります。
そんな竹を比喩して「大爆笑」する意味として使っています。
「森生える」
「森生える」も、笑えるという意味で使われていますね。
「草」が生えてくると、次第に勝った「森」が生まれてきます。
「森生える」は、草がより生い茂っている状態を指しているので、さらにレベルアップした例えで使われるのでしょう。
「草生える」について徹底解説
草生えることが、笑いにつながることは、普通に考えても、すぐには連想できないかもしれませんね。
- 「草生える」の語源
- 「草生える」の使い方の例1
- 「草生える」の使い方の例2
「草生える」の語源
前述したように「笑い」が「Warai」になり、その中から短縮形として、「W」だけが取り出されて、「WWW」と連続的に使うことで、まるで「草」のように見えて、「草生える」となりました。
「草生える」の使い方の例1
「昨日さぁ。彼と初めてのデート立ったんだけど、すごくきごちなくって緊張感してるの。すごく草生えるわぁ。」
彼と付き合い出して、まだ1週間。
初めてデートすることとなったのですが、彼はデートコースを色々と準備していたのですが、気付かない始まると、かなり緊張しているのです。
それでもかなり一生懸命に頑張っている彼の姿に感動。
でも、何となくぎこちない行動がとても面白いかったのです。
「草生える」の使い方の例2
今日は、楽しみにしていた学園祭。
どの教室のイベントが面白そうか、クラスメートがツイート。
「1年3組じゃコントやってるけど、草生えてるよ。」
「そっか。私もそっちに参加してみようかな。」
「今、そっちは、どの教室に行ってるの?」
「うん。こっちは、2年1組の教室にいるよ。」
「何やってるんだっけ?草生えてる?」
「全然、草生えてない。つまんないの。」
「そっか。すぐにこっちにおいでよ。」
「そうする!」
こんな他愛もないやり取りの中で、さりげなく使われています。
こんなふうに、面白かったことを「草」や「草生える」で、サクッと伝えることができるのは、とてもインターネットのSNSらしいスラング的な使い方です。
中には「WWW」多用したり、「ワロタ」で例えることが、とても印象的です。
言葉を略して相手に伝えるスラングもありますが、「草生える」のように、「WWW」を草に例えるところなどは、とてもユニークな使い方です。
YouTubeでは、動画の他に、コメントが流れることが多いのですが、「草生える」や「WWW」賀出ているだけで、文の内容に思わない引き込まれてしまいます。
そのために、こんな言葉が使われることは、とても感性をくすぐる表現かもしれません。
特に「WWW」は、見た目の視覚的に理解しやすく、面白い使い方だと思います。
ブログやTwitterに投稿する際にも、こんな表現ができれば、会話することがとても楽しくなってくるはすです。
もし、自分の楽しい気持ちを、この言葉に込めて、ツイートしてみると、新しい楽しさに会えるかもしれません。
あなたも手元にあるスマホでツイートする時に、この言葉を使うことで、とても楽しくなってくると思いますね。
自分の心残り中にも、草生えるようになるくらいに、Twitterで楽しめるかもしめません。