「忍耐力」とは!意味や使い方!類語も解釈
「忍耐力」という言葉は仕事や日常的会話の中で聞く機会が多いのではないでしょうか。
言葉の意味、使い方を詳しく解説していきますので一緒に見ていきましょう。
目次
- 「忍耐力」の意味
- 「忍耐力」の表現の使い方
- 「忍耐力」の類語
- 「忍耐力」を使った例文と意味を解釈
「忍耐力」の意味
「忍耐力」とは苦しいこと、辛いことに耐える力という意味になります。
- 「忍耐力」の読み方
「忍耐力」の読み方
「忍耐力」は「にんたいりょく」と読みます。
「忍耐力」の表現の使い方
「忍耐力」の表現の使い方を紹介します。
「忍耐力」の「忍耐」とは苦しいこと、辛いこと、怒りといった気持ちを表に出さずに耐えて忍ぶという意味があります。
つまり「忍耐力」とはそのような苦しいこと全般を我慢する力という意味になるのです。
使い方としては「忍耐力がある」「忍耐力がない」「忍耐力を鍛える」といった言い方が多いでしょうか。
一般的には「忍耐力がある」ことが美徳とされることが多く、「忍耐力がない」というのは、嫌なことからすぐに逃げる、ちょっとしたことで辛いと言う、すぐに怒るなど、悪いイメージがある言葉となります。
そのような意味から考えますと「忍耐力がある」は褒め言葉ともなります。
一方で「忍耐力がない」とは欠点という見方もできるでしょう。
「彼は忍耐力があるから、どんなことがあっても大丈夫という気がする」「今回の件だけど、彼女に忍耐力が足りないと思った」などと使います。
「忍耐力」の類語
「忍耐力」の類語、言い換えなどを見ていきましょう。
- 「粘り強さ」【ねばりづよさ】
- 「こらえ性」【こらえしょう】
「粘り強さ」【ねばりづよさ】
「粘り強さ」とは物事に対して、耐え忍ぶこと、根気強いという意味になります。
「あの人、大人しそうだけどとんでもない粘り強さを持っている」「能力自体は高くないが、圧倒的な粘り強さでここまできた人だ」などと使います。
「こらえ性」【こらえしょう】
「こらえ性」とは、我慢強い性質、耐える気力といった意味になります。
「どこまでも、こらえ性のない男だ、こんなにすぐに仕事を辞めるなんて何を考えている」「今は辛いかもしれないが、ここはこらえ性で乗り越えるしかない」などと使います。
「忍耐力」を使った例文と意味を解釈
「忍耐力」を使った例文と意味を見ていきましょう。
- 「忍耐力」を使った例文1
- 「忍耐力」を使った例文2
「忍耐力」を使った例文1
「忍耐力がなく、転職を繰り返す人にアドバイスできることを教えて欲しい」
「忍耐力」とは辛いこと、嫌なことに耐える力という意味になります。
例文のように「忍耐力」がないとは、ちょっとしたことで物事を投げ出したり、嫌になったり、腹を立てたりという性格のことを言い表すのです。
我慢する力が弱いことから、物事が長続きしないという傾向もあることを例文は言い表しているのです。
「忍耐力」を使った例文2
「彼女の忍耐力の勝利だ、本当にメンタルが強い」
「忍耐力」とは苦しいこと、辛いことに耐える力という意味です。
例文は、その力が強く、何かに打ち勝ったことを言い表しています。
「忍耐力」がある人というのは、弱く見えても、実は内面は強い人とも言えるでしょう。
いかがでしたか。
「忍耐力」という言葉の意味をしっかりと理解できたでしょうか。
「忍耐力がある」は褒め言葉としても使えますし、「忍耐力がない」とは相手を責める言い方ともなります。
使い方には注意をしておきましょう。