「取り挙げる」とは!意味や使い方!類語も解釈
この「取り挙げる」は、同音の言葉の中でも意味が狭いのですぐに理解できるでしょう。
目次
- 「取り挙げる」の意味とは?
- 「取り挙げる」の表現の使い方
- 「取り挙げる」の類語や言い換え
- 「取り挙げる」を使った例文と意味を解釈
「取り挙げる」の意味とは?
「取り挙げる」は、「テーマとして扱う」ことだと解釈してください。
「今回は○○を取り挙げることにした」のように使われた場合、その○○がテーマになる話などが始まると考えていいでしょう。
文章中で多い「先に取り挙げた~」という使い方でも、少し前にテーマにした、そのように述べたという意味になり、このような使い方や意味に限られる言葉となっています。
- 「取り挙げる」の読み方
「取り挙げる」の読み方
「取り挙げる」は、「とりあげる」と読んでください。
読み方としてはそれ以外にないのでとても簡単ですが、表記する時に「取りあげる」としてしまうと、それ以外の色々な意味にもとれてしまうので注意が必要になります。
そちらの場合、相手から奪うこと、手に取って上に移動すること、採用とすることなど色々な解釈ができ、「取りあげる」とあった時には使われるシチュエーション次第でどの意味で使っているのか推察しないといけません。
つまり、「取りあげる」と使う中の一部の意味の場合に「取り挙げる」と表記されます。
「取り挙げる」の表現の使い方
「取り挙げる」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は「テーマにする」ことが意味になりますが、「議題にする」、「詳しく扱う」といったような少し広い使い方もできる言葉です。
ですが、基本的な意味としては変わらないので、どのように使われていても解釈に困ることはないでしょう。
「取り挙げる」の類語や言い換え
「取り挙げる」と似た意味で使える言葉です。
既にいくつか広い解釈として挙げていますが、次のような意味としても使えます。
- 「例にする」【れいにする】
- 「取り扱う」【とりあつかう】
「例にする」【れいにする】
「○○を取り挙げると、この部分が~」などという使い方では、この「例にする」と言い換えるのが一番適している場合があります。
それでも基本となる意味の「テーマにする」からきていることには変わりません。
「取り扱う」【とりあつかう】
こちらも広い解釈の1つで、「取り挙げることにした○○は~」のような使われ方の言い換えになります。
やはり「テーマ」からきていると考えることができます。
「取り挙げる」を使った例文と意味を解釈
「取り挙げる」を使った例文と、その意味の解釈になります。
どれも解釈的に難しいことはないでしょう。
- 「取り挙げる」を使った例文1
- 「取り挙げる」を使った例文2
「取り挙げる」を使った例文1
「今回はこのテーマを取り挙げる」
このように「テーマ」と一緒に使うこともできる言葉です。
この場合はそのままテーマとして扱うと言っています。
「取り挙げる」を使った例文2
「それについては取り挙げるつもりはない」
議題にすることはないと言い換えるとちょうどいい解釈になります。
この手の使われ方もよく見聞きします。
「取り挙げる」は、主となる意味が1つしかない言葉なので、見聞きした時の解釈で困ることはまずないでしょう。