「選び難い」とは!意味や使い方!類語や言い換えを解釈
世の中には、数々のこの「選び難い」ことがあるものです。
目次
- 「選び難い」の意味とは?
- 「選び難い」の表現の使い方
- 「選び難い」を使った例文と意味を解釈
- 「選び難い」の類語や言い換え
「選び難い」の意味とは?
「選び難い」は、「どれを選べばいいか分からない」という意味で使います。
つまり、選択できる対象が複数ある状態で、魅力的な対象がいくつか存在する為に選ぶことができないと言っている表現になります。
選ぶ数が1つなら、1つに決められない、いくつか選べる状態であれば、その数に絞れないといったように解釈してください。
- 「選び難い」の読み方
「選び難い」の読み方
「選び難い」は、「えらびがたい」と読んでください。
ポイントは「難い」の読み方になり、この言葉は「にくい」と読むこともできます。
そちらで読んで「えらびにくい」としても間違いとは言い切れませんが、そう使う場合には「選びにくい」と平仮名で表記するのが一般的です。
「選び難い」とあった場合には、「えらびがたい」と読むと覚えておいてください。
尚、どちらの読みをするかで意味が多少違ってきます。
「えらびにくい」とした時には、「できればどれも選びたくない(どれも魅力的ではない、もしくは選んでしまうと問題がある)」というニュアンスが強くなるので注意してください。
「選び難い」の表現の使い方
「選び難い」の表現の使い方を紹介します。
先の「選びにくい」とは違い、この「選び難い」は選べる中にいくつも魅力的なものがあるという意味になります。
その為に選べないという意味を表現したい場合に使ってください。
「選び難い」では「えらびにくい」の方と間違えられる可能性があると思った時には、「選びがたい」と平仮名にして使うといいでしょう。
「選び難い」を使った例文と意味を解釈
「選び難い」を使った例文と、その意味の解釈になります。
そのようなシチュエーションはいくらでもあるものです。
- 「選び難い」を使った例文1
- 「選び難い」を使った例文2
「選び難い」を使った例文1
「どれも欲しいものばかりで選び難い」
「選び難い」という言葉を使う時とは、このような場合です。
逆に、このような場面でしか使わない言葉だと考えていいでしょう。
「選び難い」を使った例文2
「かなり選び難い選択だったが、これに決めることにした」
選ばなかった対象も充分に魅力的だったと分かる使い方です。
それでも選ばなくてはいけない場面も多々あるのが世の中というものです。
「選び難い」の類語や言い換え
「選び難い」と同様に使うことができる言葉になります。
こちらでもほとんど意味は変わりません。
- 「決めかねる」【きめかねる】
「決めかねる」【きめかねる】
「決めることができない」という意味で、「いずれも魅力的で選び難い」は「~で決めかねる」とそのまま置き換えられます。
ニュアンス的にも選びたくないという意味になる「決めにくい」の方ではなく、「決めがたい」にとても近いと解釈していいでしょう。
「選び難い」は、いずれも選択したい(または、いくつかそのような対象がある)為に、決まった数に絞れないという意味だと覚えておきまそゆ。