「舞い込む」とは!意味や使い方!例文と解釈
日常会話や小説などで「舞い込む」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「舞い込む」の意味
- 「舞い込む」の表現の使い方
- 「舞い込む」を使った例文と意味を解釈
- 「舞い込む」の類語
「舞い込む」の意味
「舞い込む」の意味は以下の2つです。
1つ目は「回り踊る様にして中に入ってくる」という意味で、軽いものや細かいものが、ひらひらとまるで舞う様に中に入ってくることを言います。
2つ目は「思い掛けないものや人が、急に入ってくること」という意味で、自分にとって有利なものや有り難い人などが、ひょっこりと自宅や自分の側ににやってくることを言います。
- 「舞い込む」の読み方
- 「舞い込む」を分解して解釈
「舞い込む」の読み方
「舞い込む」の読み方は「まいこむ」になります。
特に難しい漢字ではないので、読み書きできる様にしておきましょう。
「舞い込む」を分解して解釈
「舞い込む」は「舞い+込む」で成り立っています。
「舞い」は動詞「舞う」の連用形で「音楽やリズムに合わせて手足を動かし、踊り回る」「円を描く様に空中を漂う」「くるくる回る」「慌ただしく動き回る」という意味があります。
「込む」は「一箇所に多くの人や物が集結する」という意味の他に、動詞の連用形に付いて「中に入る・入れる」「すっかりその状態になる」「有る状態をずっと続ける」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「踊り回って中に入る」「漂う様に入っくる」という意味で使われています。
「舞い込む」の表現の使い方
「舞い込む」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 予想していないものがやってきたことに対して使う
文法的な使い方
「舞い込む」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「舞い込み」になります。
予想していないものがやってきたことに対して使う
「舞い込む」は、全く予想していなかったものが、何かの偶然や流れで自分の元にやって来た時に使います。
そのものが、自分に良い結果をもたらす時の表現です。
「舞い込む」を使った例文と意味を解釈
「舞い込む」を使った例文と意味を解釈します。
- 「舞い込む」を使った例文1
- 「舞い込む」を使った例文2
「舞い込む」を使った例文1
「特に何もしていないのに思わぬ幸運が舞い込んだ」
毎日特に何か努力をしている訳でもないのに、非常に幸運な出来事が起きたことを表しています。
「舞い込む」を使った例文2
「さっき突然良いニュースが舞い込んできた」
少し前に突然、自分にとって喜ばしいニュースが入って来たことを表しています。
「舞い込む」の類語
「舞い込む」の類語を紹介します。
- 「転がり込む」【ころがりこむ】
- 「飛び込む」【とびこむ】
「転がり込む」【ころがりこむ】
「予期していなかったものが急に手に入ること」という意味です。
「飛び込む」【とびこむ】
「思いもよらないことが突然やってくること」という意味です。
「舞い込む」は「回り踊る様にして中に入ってくる」「思い掛けないものや人が、急に入ってくること」という2つの意味があります。
全く予想していないのに幸運なことや良い知らせが入って来た時に使いましょう。