「飛び込む」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話や小説などで「飛び込む」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「飛び込む」の意味
- 「飛び込む」の表現の使い方
- 「飛び込む」を使った例文と意味を解釈
- 「飛び込む」の類語や類義語
「飛び込む」の意味
「飛び込む」の意味は以下の4つです。
1つ目は「勢いよく中に入ること」という意味で、外から中に弾みをつけて入ることを言います。
2つ目は「ある場所に急いで入ること」という意味で、何らかの急用があり、すぐにその場所に駆けつけて中に入ることを言います。
3つ目は「積極的に仕事や困難な状況に取り組むこと」という意味で、思い切って難しいものごとに身を投じることを言います。
4つ目は「思いもよらないことが突然やってくること」という意味で、予測できない急な知らせが来たり、幸運なことが起きることを言います。
- 「飛び込む」の読み方
- 「飛び込む」を分解して解釈
「飛び込む」の読み方
「飛び込む」の読み方は、「とびこむ」になります。
特に難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
「飛び込む」を分解して解釈
「飛び込む」は「飛び+込む」で成り立っています。
「飛び」は動詞「飛ぶ」の連用形で、「空中を移動する」とい意味の他に「大急ぎである場所へ行く」「素早くある行動が起きる」「急に大声で話し掛ける」「うわさや命令などがたちまち伝わる」「間を抜かして次へ行く」という意味があります。
「込む」は「仕組みが複雑なこと」という意味の他に、「動詞の連用形に付き「中に入る」という意味があります。
これらの言葉が組合わさり「素早く中に入る」「大急ぎである場所に入る」「勢いよくある状況に入る」「噂や情報が耳に入る」という意味で使われています。
「飛び込む」の表現の使い方
「飛び込む」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- ビジネスでの飛び込む
文法的な使い方
「飛び込む」は動詞を含んだ表現ですので、文末にそのまま使えます。
副詞、または名詞として使う時には「飛び込み」になります。
ビジネスでの飛び込む
ビジネスで「飛び込む」と使う場合には、「飛び込み(セールス)」として使われます。
「飛び込み」とは、アポを取っていない企業をその場で訪問する営業活動です。
生活用品などは「飛び込み」で売り上げを伸ばす可能性もあるのです。
「飛び込む」を使った例文と意味を解釈
「飛び込む」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「飛び込む」を使った例文1
- 「飛び込む」を使った例文2
「飛び込む」を使った例文1
「激しい夕立が起きたので、近くのファッションビルに飛び込んだ」
急に激しい夕立が起きて傘が役に立たない程だったので、近くにあったファッションビルに慌てて入ったことを表しています。
「飛び込む」を使った例文2
「自分から忙しい業界に飛び込んだ」
マスコミ関係や雑誌編集など、あえて忙しいと言われている業界に、自分から希望して就職したことを表しています。
「飛び込む」の類語や類義語
「飛び込む」の類語や類義語を紹介します。
- 「転がり込む」【ころがりこむ】
- 「舞い込む」【まいこむ】
「転がり込む」【ころがりこむ】
「予測していないものがタイミング良く入ってくること」という意味です。
「舞い込む」【まいこむ】
「思いがけない人やものが、ひらりと入ってくること」という意味です。
「飛び込む」は「勢いよく中に入ること」「ある場所に急いで入ること」「積極的に仕事や困難な状況に取り組むこと」「思いもよらないことが突然やってくること」という4つの意味があります。
勢いよくどこかに入っていく時に使いましょう。