「構いません」とは！意味や使い方！「差し支えありません」「結構です」も解釈

「構いません」の意味

「構いません」の意味は以下の2つです。

1つ目は「気にしません」「大丈夫です」という意味です。

相手から何かの許可を求められた時に、「OK」の意味を表します。

基本的に親しい関係ではなく、初対面の人やビジネスの関係の人に対して使う言葉です。

2つ目は「問題ありません」「気にしていません」という意味です。

相手から謝罪やお詫びを言われた時に、どの様に返せば良いか分らないことがあります。

その様な時に「私は気にしませんので大丈夫でう」という意味で使うのです。

• 「構いません」の読み方
• 「構う」の意味

「構いません」の読み方

「構いません」の読み方は「かまいません」になります。

特に難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。

「構う」の意味

「構いません」は動詞「構う」の否定形「構わない」の丁寧語です。

「構う」の意味は「気にする」「気を使う」「差支えが生じる」「世話を焼く」「弱い者をからかう」という意味があります。

「構いません」の表現の使い方

「構いません」の表現の使い方を紹介します。

• 目上の人には使えない
• 「構いませんか」と使う場合

目上の人には使えない

「構いません」は、丁寧語であることから、目上の人に使えるのではと思う人もいるでしょう。

しかし「OK」の意味ですから、相手に対して許可を与えるニュアンスが含まれていて、目上の人に使うと失礼になります。

「構いませんか」と使う場合

自分から許可を求める時には、疑問形で「構いませんか」と使います。

こちらは初対面の人や目上の人に対して許可を求める表現で、相手は「構いません」「ご遠慮ください」等と返事をするでしょう。

「構いません」を使った例文と意味を解釈

「構いません」を使った例文と意味を解釈します。

• 「構いません」を使った例文1
• 「構いません」を使った例文2

「構いません」を使った例文1

「私はちっとも構いません」

相手が何かしたい時に許可を取ってきた時に「自分は全く気にしないので大丈夫」と伝えています。

「構いません」を使った例文2

「必要なければ破棄して頂いて構いません」

相手に送った書類に対して興味がないと言われたので、そのまま捨てて問題ないと言っています。

「構いません」の類語と解釈

「構いません」の類語と解釈を紹介します。

• 「結構です」【けっこうです】
• 「差し支えありません」【さしつかえありません】

「結構です」【けっこうです】

意味は2つあり、「肯定」では「それで申し分ない」「満足である」という意味です。

「否定」では「必要ありません」「いりません」という意味です。

「差し支えありません」【さしつかえありません】

「特に支障があったり、都合が悪いということはない様子」という意味です。