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「降りかかる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈

「降りかかる」という表現は「火事で燃えている家から、火の粉が降りかかってきました」などの文章で使われますが、「降りかかる」の表現はどのような意味を持っているのでしょうか?

「降りかかる」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。

降りかかる

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目次

  • 「降りかかる」の意味
  • 「降りかかる」の表現の使い方
  • 「降りかかる」を使った例文と意味を解釈
  • 「降りかかる」の類語や類義語


「降りかかる」の意味

「降りかかる」の意味

「降りかかる」という表現は、「雨(水滴)・火の粉などが、上から落ちてきて体・物などにかかること」を意味しています。

その意味が転じて、「降りかかる」の表現には、「好ましくない出来事がその人に及ぶさま」「悪いこと(災難・病気など)が身の上に起こること」の意味合いもあります。

  • 「降りかかる」の読み方

「降りかかる」の読み方

「降りかかる」の読み方は、「ふりかかる」になります。



「降りかかる」の表現の使い方

「降りかかる」の表現の使い方

「降りかかる」の表現の使い方を紹介します。

「降りかかる」の表現の使い方は、「雨・火の粉などが上のほうから落ちてきて身体などにかかる場合」に使うという使い方になります。

また「降りかかる」という表現には、「災難・事故・病気などの良くない出来事が、身の上に起こる場合」に使うという使い方もあります。

例えば、「思いもしなかった災難が、家族の身に降りかかりました」などの文章で使えます。

「降りかかる」を使った例文と意味を解釈

「降りかかる」を使った例文と意味を解釈

「降りかかる」を使った例文とその意味を解釈していきます。

  • 「降りかかる」を使った例文1
  • 「降りかかる」を使った例文2

「降りかかる」を使った例文1

「子供たちがプールでばしゃばしゃとバタ足をしていたので、周囲にいる母親にその水が降りかかりました」

この「降りかかる」を使った例文は、「降りかかる」の表現を、「周囲にいる母親の顔・体に、そのプールの水が上や横のほうからかかりました」という意味を持つ文脈で使用しています。

「降りかかる」を使った例文2

「とばっちりの災難が降りかかる前に、喧嘩をしている二人の前から姿を消したほうが良さそうです」

この「降りかかる」を使った例文は、「とばっちりの災難(危害を加えられる悪い出来事)が、自分の身の上に起こる前に」という意味合いで、「降りかかる」という表現を使っています。



「降りかかる」の類語や類義語

「降りかかる」の類語や類義語

「降りかかる」の類語や類義語を紹介します。

  • 「降り注ぐ」【ふりそそぐ】
  • 「巻き込まれる」【まきこまれる】

「降り注ぐ」【ふりそそぐ】

「降り注ぐ」という表現は、「水・雨・火の粉などが、上の方向からたくさん落ちてきて身体・物にかかること」を意味しています。

その意味合いから、「雨・雪・火の粉などが、上から落ちてきて身体・ものにかかるさま」を示す「降りかかる」とほぼ同じような意味を持つ類語として、「降り注ぐ」の表現を上げることができます。

「巻き込まれる」【まきこまれる】

「巻き込まれる」という表現は、「事件・災難・喧嘩などの悪い影響がその人に及ぶこと」「元々は無関係な人が事件・事故などの被害に遭ってしまうさま」を意味しています。

これらの意味から、「巻き込まれる」という表現は、「好ましくない出来事が身の上に起こるさま」を示す「降りかかる」の類義語として解釈できます。

icon まとめ

この記事で説明した「降りかかる」の表現には、「雨・火の粉などが、上のほうから体・顔・物などに落ちてきてかかること」「好ましくない出来事(災難・悪事・病気)がのしかかってくるさま」などの意味があります。

「降りかかる」の類語・類義語として、「降り注ぐ」「巻き込まれる」などがあります。

「降りかかる」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。