「恋い焦がれる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
小説や物語などで「恋い焦がれる」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「恋い焦がれる」の意味
- 「恋い焦がれる」の表現の使い方
- 「恋い焦がれる」を使った例文と意味を解釈
- 「恋い焦がれる」の類語や類義語
「恋い焦がれる」の意味
「恋い焦がれる」の意味は以下の2つです。
1つ目は「相手のことが好きで、酷く思い悩んで苦しむこと」という意味で、相手に対して恋愛感情を持ち、寝て覚めても相手のことしか考えれず、「自分のことをどう思っているか」「告白するべきか」「誰かに奪われてしまわないか」など、次々と考えてしまい気持ちが乱れて辛い思いをすることを言います。
2つ目「相手のことが好きでたまらないこと」という意味で、相手のことが好きで「今頃何をしているだろう」「会いたい」などと、相手を欲する気持ちを言います。
どちらも「相手を非常に好きな気持ち」という点で同じですが、ネガティブに捉えるかポジティブに捉えるかの違いがあります。
- 「恋い焦がれる」の読み方
- 「恋い焦がれる」を分解して解釈
「恋い焦がれる」の読み方
「恋い焦がれる」の読み方は、「こいこがれる」になります。
「恋い焦がれる」を分解して解釈
「恋い焦がれる」は「恋い+焦がれる」で成り立っています。
「恋い」は動詞「恋う」の連用形で、「ある相手に心を引かれて強く思い慕うこと」「距離や気持ちが離れている相手や場所などを強く慕うこと」「自然界のものをめでること」という意味があります。
「焦がれる」は、これだけでも「一途に恋い慕う」という意味がありますが、動詞の連用形に付き「望みが一刻も早く実現して欲しいと思い、いてもたってもいられない様子」という意味もあります。
これらの言葉が組み合わさり「相手に心を引かれ、両想いになりたくていても立ってもいられなくなること」として使われています。
「恋い焦がれる」の表現の使い方
「恋い焦がれる」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- かなりのめり込んでいる状態に使う
文法的な使い方
「恋い焦がれる」は動詞を含んだ表現ですので、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「恋い焦がれて」になります。
かなりのめり込んでいる状態に使う
「恋い焦がれる」は、ただ「恋い慕う」だけではなく、「じれったくていてもたってももいられない状態」という意味が含まれています。
相手に対してかなりのめり込んでいる時に使う表現です。
「恋い焦がれる」を使った例文と意味を解釈
「恋い焦がれる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「恋い焦がれる」を使った例文1
- 「恋い焦がれる」を使った例文2
「恋い焦がれる」を使った例文1
「アイドルに恋い焦がれて追っかけにハマっている」
アイドルが好きになってしまい、追っかけになり毎回コンサートに出かけたり、ファンクラブに入ってイベントに出席している様子を表しています。
「恋い焦がれる」を使った例文2
「隣の部署の先輩に恋い焦がれて、やたらと質問ばかりしに行っている」
隣の部署の先輩を好きになり、何度も質問をしに押しかけていることを表しています。
「恋い焦がれる」の類語や類義語
「恋い焦がれる」の類語や類義語を紹介します。
- 「首ったけ」【くびったけ】
- 「心を奪われる」【こころをうばわれる】
「首ったけ」【くびったけ】
「異性に心を引かれてしまい、夢中になっている様子」という意味です。
「心を奪われる」【こころをうばわれる】
「ある人やものに魅了され、夢中になること」という意味です。
「恋い焦がれる」は「相手のことが好きで、酷く思い悩んで苦しむこと」「相手のことが好きでたまらないこと」という意味があります。
相手のことが好きでたまらない時に使いましょう。