「弧を描く」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「弧を描く」という表現は「サッカーの試合で蹴ったボールがゴールに向かって弧を描きました」などの文章で使われますが、「弧を描く」にはどんな意味があるのでしょうか?
「弧を描く」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「弧を描く」の意味
- 「弧を描く」の表現の使い方
- 「弧を描く」を使った例文と意味を解釈
- 「弧を描く」の類語や類義語
「弧を描く」の意味
「弧を描く」という表現は、「丸みを帯びた曲線のような軌跡を描くこと」を意味しています。
「弧を描く」というのは、「投げたり蹴ったりした物体が、放物線を描いて飛ぶような形で軌跡が円弧(丸い曲線)になるさま」や「虹のようなアーチ状の軌跡を描くさま」を意味している表現なのです。
- 「弧を描く」の読み方
「弧を描く」の読み方
「弧を描く」の読み方は、「こをえがく」になります。
「弧を描く」の表現の使い方
「弧を描く」の表現の使い方を紹介します。
「弧を描く」の表現の使い方は、「投げたり蹴ったりした物体が、放物線を描いて飛ぶように軌跡が円弧(丸い曲線)になる場合」に使うという使い方になります。
例えば、「折れたバットが、弧を描いてピッチャーのほうに飛んで行きました」といった文章で使用することができます。
「弧を描く」を使った例文と意味を解釈
「弧を描く」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「弧を描く」を使った例文1
- 「弧を描く」を使った例文2
「弧を描く」を使った例文1
「バッティングが得意なその選手が完璧に打ち返した打球は、綺麗な弧を描いてバックスクリーンに突き刺さりました」
この「弧を描く」を使った例文は、「綺麗な放物線のような軌跡を残してバックスクリーンに突き刺さった」という意味を持つ文章で、「弧を描く」の表現を使っています。
「弧を描く」を使った例文2
「射程距離の長い長距離の弾道ミサイルは、巨大な弧を描いて目的地に着弾するように設計されています」
この「弧を描く」を使った例文は、「巨大なアーチ状(放物線状)の丸い曲線の軌跡を描いて」という意味を持つ文脈で、「弧を描く」の表現を使用しています。
「弧を描く」の類語や類義語
「弧を描く」の類語や類義語を紹介します。
- 「放物線を描く」【ほうぶつせんをえがく】
- 「アーチ状になる」【あーちじょうになる】
「放物線を描く」【ほうぶつせんをえがく】
「弧を描く」という表現は、「丸みを帯びた曲線である放物線のような軌跡を残すこと」を意味しています。
「放物線を描く」というのは、「重力が働いている場所で投げた物体が示す曲線の軌跡」を意味する言葉です。
それらの意味から、「放物線を描く」という表現を、「弧を描く」とほぼ同じ意味を持つ類語として考えることができます。
「アーチ状になる」【あーちじょうになる】
「弧を描く」という言葉は、「投げたり蹴ったりした物体が、アーチ状の軌跡を示すこと」を意味しています。
「アーチ状」というのは、「橋・門・窓などの建築物に見られる、上方へ弓形に曲がっているような形状」を意味する表現です。
その意味合いから、「弧を描く」と類似の意味を持っている類義語として、「アーチ状になる」の表現を指摘できるのです。
この記事で解説した「弧を描く」の表現には、「投げたり蹴ったりした物体が、丸みを帯びた曲線のような軌跡を残すこと」などの意味があります。
「弧を描く」の類語・類義語として、「放物線を描く」「アーチ状になる」などがあります。
「弧を描く」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。