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「恩を仇で返す」の意味とは?使い方や例文・類語まで詳しく解説

「恩を仇で返す」という表現は「恩を仇で返された時の恨みつらみを忘れることができません」などの文章で使われますが、「恩を仇で返す」はどんな意味を持っているのでしょうか?

「恩を仇で返す」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。

恩を仇で返す

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目次

  • 「恩を仇で返す」の意味
  • 「恩を仇で返す」の表現の使い方
  • 「恩を仇で返す」を使った例文と意味を解釈
  • 「恩を仇で返す」の類語や類義語


「恩を仇で返す」の意味

「恩を仇で返す」の意味

「恩を仇で返す」という表現は、「何らかの利益を与えてくれたり便宜を図ってくれたりした相手(恩人)に対して、(感謝するのではなく)裏切りを働いたり害のある仕打ちをしたりするさま」を意味しています。

「恩を仇で返す」というのは、「自分に良くしてくれた恩義のある相手のことを、裏切ったり攻撃(否定)したりすること」「恩人に恩返しをせずに、逆に裏切って害を与えること」を意味している表現なのです。

  • 「恩を仇で返す」の読み方

「恩を仇で返す」の読み方

「恩を仇で返す」の読み方は、「おんをあだでかえす」になります。



「恩を仇で返す」の表現の使い方

「恩を仇で返す」の表現の使い方

「恩を仇で返す」の表現の使い方を紹介します。

「恩を仇で返す」の表現の使い方は、「自分に恩義をかけて良くしてくれた相手のことを、裏切ったり酷いことをしたりした場合」に使うという使い方になります。

例えば、「恩を仇で返すような人と、今後、付き合いを続けるつもりはありません」といった文章で使うことができます。

「恩を仇で返す」を使った例文と意味を解釈

「恩を仇で返す」を使った例文と意味を解釈

「恩を仇で返す」を使った例文とその意味を解釈していきます。

  • 「恩を仇で返す」を使った例文1
  • 「恩を仇で返す」を使った例文2

「恩を仇で返す」を使った例文1

「恩を仇で返すつもりは無かったのですが、どうしても味方になることができない事情ができたのです」

この「恩を仇で返す」を使った例文は、「恩義をかけてくれた恩人を裏切って攻撃するつもりは無かったのですが」という意味合いで、「恩を仇で返す」の表現を使っています。

「恩を仇で返す」を使った例文2

「彼女は恩を仇で返しても、何ら良心の呵責を感じることもない心が冷たい女性なのだと思いました」

この「恩を仇で返す」を使った例文は、「恩を仇で返す」という表現を、「彼女は自分に良くしてくれた相手を裏切ったりひどい仕打ちをしたりしても」という意味を持つ文脈で使用しています。



「恩を仇で返す」の類語や類義語

「恩を仇で返す」の類語や類義語

「恩を仇で返す」の類語や類義語を紹介します。

  • 「恩知らず」【おんしらず】
  • 「裏切り者」【うらぎりもの】

「恩知らず」【おんしらず】

「恩を仇で返す」という表現は、「相手に良くしてもらったのに、そのことに感謝することがなくて逆に危害を与えようとする恩知らずな行動をする」ということを意味しています。

この意味合いから、「恩を仇で返す」と良く似た類似の意味を持つ類語として、「恩知らず」を上げられます。

「裏切り者」【うらぎりもの】

「恩を仇で返す」という言葉は、「自分に恩義をかけてくれた恩人を裏切って、冷たい仕打ちをすること」を意味しています。

その意味から、「仲間・恩人・大切な人を裏切る人」を示す「裏切り者」を、「恩を仇で返す」の類義語として解釈することができるのです。

icon まとめ

この記事で説明した「恩を仇で返す」の表現には、「自分に恩義をかけて良くしてくれた相手のことを、手ひどく裏切ったり冷淡な仕打ちをしたりすること」などの意味があります。

「恩を仇で返す」の類語・類義語として、「恩知らず」「裏切り者」などがあります。

「恩を仇で返す」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。