「問い質す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「問い質す」という表現は「この問題についてその人が考えていることを問い質しました」などの文章で使われますが、「問い質す」にはどのような意味があるのでしょうか?
「問い質す」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「問い質す」の意味
- 「問い質す」の表現の使い方
- 「問い質す」を使った例文と意味を解釈
- 「問い質す」の類語や類義語
「問い質す」の意味
「問い質す」という表現は、「疑問や不審を感じる点について、よく分かるまで質問してその内容を明らかにすること」を意味しています。
また「問い質す」というのは、「相手に本当のこと(真実・事実)を言わせようとして、厳しく追及すること」を意味している表現でもあります。
- 「問い質す」の読み方
「問い質す」の読み方
「問い質す」の読み方は、「といただす」になります。
「問い質す」の表現の使い方
「問い質す」の表現の使い方を紹介します。
「問い質す」の表現の使い方は、「はっきりとしない疑問・不審に思う部分について、納得するまで尋ねて明らかにする場合」に使うという使い方になります。
例えば、「経理担当者に会社のお金の使い道について問い質しました」といった文章で、「問い質す」という表現を使用することができます。
「問い質す」を使った例文と意味を解釈
「問い質す」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「問い質す」を使った例文1
- 「問い質す」を使った例文2
「問い質す」を使った例文1
「刑事裁判では検事である私が、被告人がその犯罪を犯した真意や動機を問い質したいと考えています」
この「問い質す」を使った例文は、「被告人がその犯罪を犯した真意や動機を納得できるまで尋ねて明らかにしたいと考えている」という意味合いで、「問い質す」という表現を使っています。
「問い質す」を使った例文2
「自分のことについて全く話してくれない彼女に、今までどのような人生を生きてきたのかを問い質しました」
この「問い質す」を使った例文は、「問い質す」という表現を、「今までどのような人生を生きてきたのかを詳しく尋ねて明らかにしようとした」という意味を持つ文脈で使用しています。
「問い質す」の類語や類義語
「問い質す」の類語や類義語を紹介します。
- 「問い詰める」【といつめる】
- 「追及する」【ついきゅうする】
「問い詰める」【といつめる】
「問い詰める」という表現は、「真実(本当のこと)を知るために、相手に厳しい口調で質問・尋問をすること」を意味しています。
その意味合いから、「疑問・不審な点を納得できるまで尋ねること」を示す「問い質す」と良く似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「問い詰める」の表現を指摘することができます。
「追及する」【ついきゅうする】
「問い質す」という表現には、「疑問点について本当のことが明らかになるまで、厳しい調子で追及すること」という意味があります。
「追及する」というのは、「厳しく追い詰めて、責任や落ち度を問い質すこと」を意味する表現です。
これらの意味から、「追及する」という表現を、「問い質す」の類義語として解釈することができます。
この記事で解説した「問い質す」の表現には、「疑問や不審な点について、よく分かるまで尋ねて明らかにしようとすること」などの意味があります。
「問い質す」の類語・類義語として、「問い詰める」「追及する」などがあります。
「問い質す」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。