「出任せ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「出任せ」という表現は「彼は出任せで根拠のない主張をしているだけです」などの文章で使われますが、「出任せ」にはどのような意味があるのでしょうか?
「出任せ」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「出任せ」の意味
- 「出任せ」の表現の使い方
- 「出任せ」を使った例文と意味を解釈
- 「出任せ」の類語や類義語
「出任せ」の意味
「出任せ」という表現は、「口から言葉が出るのにまかせて、いい加減なことを言うこと」を意味しています。
また「出任せ」には、「水などが出ている時に、出るままにしておくこと」の意味合いもあります。
「出任せ」とは「口から出任せ」の慣用句でよく使われるように、「客観的な根拠・証拠もないのに、口から出るのにまかせて適当・曖昧なことを言うこと」を意味している表現なのです。
- 「出任せ」の読み方
「出任せ」の読み方
「出任せ」の読み方は、「でまかせ」になります。
「出任せ」の表現の使い方
「出任せ」の表現の使い方を紹介します。
「出任せ」の表現の使い方は、「具体的な根拠(証拠)もなく、口から出るに任せていい加減な発言をする場合」に使うという使い方になります。
例えば、「その場の出任せで言い訳をしても、あとで関係者の証言を得たり現場を調べたりすれば、本当か嘘かすぐに分かります」といった文章で使うことができます。
「出任せ」を使った例文と意味を解釈
「出任せ」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「出任せ」を使った例文1
- 「出任せ」を使った例文2
「出任せ」を使った例文1
「彼はいつも口から出任せを言っていたので、最近は友達からも信用されなくなりました」
この「出任せ」を使った例文は、「彼はいつも口から言葉が出るのに任せて、(客観的事実でもない)いい加減なことばかり言っていたので」という意味を持つ文脈で、「出任せ」という表現を使っています。
「出任せ」を使った例文2
「出任せでも通用するのはその場だけで、後からしっかりチェックされればどんな嘘もばれるものです」
この「出任せ」を使った例文は、「出任せ」という表現を、「口から出るのに任せた適当・あやふやな言葉でも通用するのはその場だけで」という意味合いで使用しています。
「出任せ」の類語や類義語
「出任せ」の類語や類義語を紹介します。
- 「その場凌ぎの発言」【そのばしのぎのはつげん】
- 「はったり」【はったり】
「その場凌ぎの発言」【そのばしのぎのはつげん】
「出任せ」という表現には、「口から出るのにまかせて、その場を凌ぐためのいい加減な発言を無根拠にすること」の意味があります。
その意味合いから、「出任せ」とほとんど同じような意味を持つ類語(シソーラス)として、「その場凌ぎの発言」を上げることができます。
「はったり」【はったり】
「はったり」という表現は、「虚勢や空威張りで、事実とは異なるいい加減な発言をすること」を意味しています。
「出任せ」という言葉は、「口から言葉が出るままに、その場凌ぎの適当な発言をすること」を示しています。
これらの意味から、「出任せ」と良く似た意味を持つ類義語として、「はったり」を指摘できます。
この記事で紹介した「出任せ」の表現には、「口から言葉が出るのにまかせて、根拠もなくいい加減(適当)なことを言うこと」などの意味があります。
「出任せ」の類語・類義語として、「その場凌ぎの発言」「はったり」などがあります。
「出任せ」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。