「はったり」の意味とは!類語や言い換え
「はったり」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「はったり」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「はったり」とは?
- 「はったり」の語源や表現の使い方
- 「はったり」を使った例文と意味を解釈
- 「はったり」の類語や類義語・言い換え
「はったり」とは?
「はったり」という表現は「いい加減なことをいかにもに本当らしく大げさに話す」こという意味があります。
「ない物事をあるかのように見せかけたりする」こと、「嘘などで他人を圧倒しようとする」こと、という意味があるのです。
例えば、「はったりをかます」「はったりを利かせる」などという表現がありますね。
ありもしないことを本当に存在するかのように話すことですが、悪い意味だけで使われるというわけではありません。
「はったり」をかました後、実際にその「はったり」を確実なものにすることで信頼を得ることが可能になります。
そのため、ビジネスマンには「はったり」が必要だと考える人もいます。
「はったり」の語源や表現の使い方
「はったり」という語源には諸説ありますが、賭場で客に勝負を促す「張ったり張ったり」という掛け声から来たいう説があります。
それ以外にも「張る」という表現には殴るという意味があるところから脅かしやゆすりのことが「張ったり」と言われるようになったいう説があります
「はったり」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「はったり」を使った例文1
- 「はったり」を使った例文2
「はったり」を使った例文1
「はったりをはったりで終わらせたらただの嘘つきになってしまいます」
「はったり」というのはありもしないことを大げさにいう、という意味ですが、ビジネス等においては「はったり」をかましたとしても、後でその「はったり」を本当のものにすれば何の問題もないケースもあります。
その一方で、「はったり」をかましたにもかかわらずそれを「はったり」で終わらせてしまい、現実のものにしなかったらただの嘘つきになってしまいますから、注意が必要です。
「はったり」を使った例文2
「彼女はどんな質問をされてもはったりでうまく乗り切っている」
会議などでしっかりと準備していなかった質問などをされた場合は返答に困りますよね。
しかし、そのような時にもうまく「はったり」を使って乗り切ることが可能です。
そのような「はったり」は後から本物にすれば良いだけですので、その時点ではとりあえずうまく言い逃れるということも重要です。
「はったり」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「いかさま」
- 「いんちき」
「いかさま」
「イカサマ」という言葉には「いかにもそのものらしい様子」という意味があります。
そこから転じ、偽物やインチキという意味で使われてます。
「いんちき」
「インチキ」というのは賭博の隠語で、不正な手段を使う詐欺的な賭博を指します。
「イカサマ」と同じような意味があります。
「はったり」という表現は良くないイメージで使われることもありますが、ビジネスマンには「はったり」が重要なのだと考える人もいます。
常に機転を聞かせることを忘れないようにしたいものです。