「ひとりぼっち」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「ひとりぼっち」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、語源や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「ひとりぼっち」とは?意味
- 「ひとりぼっち」の表現の使い方
- 「ひとりぼっち」を使った例文と意味を解釈
- 「ひとりぼっち」の類語や類義語
「ひとりぼっち」とは?意味
「ひとりぼっち」の意味は以下の3つです。
1つ目は「周囲に誰もいなくて自分一人であること」という意味で、全く人気のない場所にぽつんと一人でいる状態を表します。
2つ目は「人と一緒に行動せずに孤立していること」という意味で、自分から好んで単独で行動している人のことを言います。
3つ目は「仲間や頼れる人がいなくて孤独なこと」という意味で、友達が欲しい、誰かと一緒にいたいと思いながらも性格的なことが原因で友達ができず、一人で寂しく過ごしている人のことを言います。
- 「ひとりぼっち」の漢字表記
「ひとりぼっち」の漢字表記
「ひとりぼっち」は漢字にすると「独りぼっち」ですが、「一人ぼっち」と表記することもあります。
「一人ぼっち」は周囲に誰もいない様子、「独りぼっち」は孤立していたり独身の人に使われることが多くなります。
「ひとりぼっち」の語源
「ひとりぼっち」は、昔は「独り法師(ひとりほうし)」と表記されていました。
「独り法師」とは、破門されたり自ら脱退したりして、どこの宗派や教団にも属さずに一人で旅を続けている僧侶のことを言います。
「ひとりほうし」が「ひとりぼうし」になり、段々と変化して「ひとりぼっち」と言われる様になり、意味も僧侶だけではなく普通の人にも使われる様になったのです。
「ひとりぼっち」の表現の使い方
「ひとりぼっち」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「ぼっち」として使われる
文法的な使い方
「ひとりぼっち」は名詞・形容動詞であり、文末に使う時には「ひとりぼっちだ・である」になります。
副詞として使う時には「ひとりぼっちで」になります。
「ぼっち」として使われる
最近では「ひとりぼっち」を省略して「ぼっち」というスラングが使われています。
独身の人や恋人がいない人に対して使われる言葉ですが、一人で食事をすることを「ぼっち飯」と言うこともあります。
「ひとりぼっち」を使った例文と意味を解釈
「ひとりぼっち」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「ひとりぼっち」を使った例文1
- 「ひとりぼっち」を使った例文2
「ひとりぼっち」を使った例文1
「山にハイキングに来て取り残されてしまい、ひとりぼっちになってしまった」
山にハイキングに来たところ歩くのが遅くて他の人達を見失ってしまい、誰もいなくなってしまったことを表しています。
「ひとりぼっち」を使った例文2
「あの人はいつもひとりぼっちだ」
人と連れ立って行動せずに、常に孤立している人を表しています。
「ひとりぼっち」の類語や類義語
「ひとりぼっち」の類語や類義語を紹介します。
- 「一匹狼」【いっぴきおおかみ】
- 「お一人様」【おひとりさま】
「一匹狼」【いっぴきおおかみ】
「集団で行動せず、自ら選んで単独で行動する人」という意味です。
一般的に狼は群れで生活するのですが、成人すると群れを離れて伴侶を見つける習性があることからきています。
「お一人様」【おひとりさま】
「飲食店などで一人で食事をする人」「自立していて一人でも毎日が充実している人」という意味のスラングです。
「ひとりぼっち」「周囲に誰もいなくて自分一人であること」「人と一緒に行動せずに孤立していること」「仲間や頼れる人がいなくて孤独なこと」という意味があります。
常に一人でいることが多い人に対して使いましょう。