意味解説の読み物

meaning-book

meaning-bookは意味解説の読み物です

「腕を振るう」とは!意味や使い方など例文も解釈

ビジネスや日常会話で「腕を振るう」という言葉が使われることがあります。

一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。

腕を振るう

Meaning-Book
「腕を振るう」とは!意味や使い方など例文も解釈>


目次

  • 「腕を振るう」の意味
  • 「腕を振るう」の表現の使い方
  • 「腕を振るう」を使った例文と意味を解釈
  • 「腕を振るう」の類語と解釈


「腕を振るう」の意味

「腕を振るう」の意味

「腕を振るう」の意味は、「自分の腕前や技能を、人に存分に見せること」です。

何かの技能に優れている人が、機会を与えられた時に、人前でその能力を発揮して素晴らしいパフォーマンスをすることを言います。

芸事だけではなく、趣味として続けてきて一般の人よりもそのものごとに長けた存在である人などが、優れた腕前を知らしめる時の表現です。

  • 「腕を振るう」の読み方
  • 「腕を振るう」を分解して解釈
  • 「振るう」と「奮う」の違い

「腕を振るう」の読み方

「腕を振るう」「うでをふるう」と読みます。

特に難しい漢字ではなので読み書きできる様にしておきましょう。

「腕を振るう」を分解して解釈

「腕を振るう」「腕+を(助詞)+振るう」で成り立っています。

「腕」「肩から手首までの部分」「腕力」「能力や技能」という意味があります。

「振るう」「充実して勢いが盛んなこと」「ものを大きく勢い良く左右に動かすこと」「思う存分に力を発揮する」という意味です。

これらの言葉が組み合わさり「能力や技能を思う存分発揮すること」という意味で使われています。

「振るう」と「奮う」の違い

「腕を振るう」「腕を奮う」はどちらが正しいのでしょうか。

「振るう」「勢いよく振り動かすこと」という意味から転じて、「勢いが盛んになる」「力を発揮する」という意味で使われます。

「奮う」「勇み立つ」「気力に満ちる」という意味です。

「腕をふるう」「技能を発揮する」という意味ですので、「腕を振るう」が正解です。



「腕を振るう」の表現の使い方

「腕を振るう」の表現の使い方

「腕を振るう」の表現の使い方を紹介します。

  • 文法的な使い方
  • 自分に自信がある時の表現

文法的な使い方

「腕を振るう」は動詞を伴った慣用句である、文末にそのまま使えます。

副詞として使う時には「腕を振るって」になります。

自分に自信がある時の表現

「腕を振るう」は他人から見てその人が技量を発揮している様子に使われますが、その人も自分に自信があり、「是非見て欲しい」と思っている意味が含まれます。

「腕を振るう」を使った例文と意味を解釈

「腕を振るう」を使った例文と意味を解釈

「腕を振るう」を使った例文と意味を解釈します。

  • 「腕を振るう」を使った例文1

「腕を振るう」を使った例文1

「彼女はホームパーティーで料理の腕を振るった」

友達を自宅に招き、パーティを開いた時に、自慢の料理を作って振る舞ったことを表しています。



「腕を振るう」の類語と解釈

「腕を振るう」の類語と解釈

「元板前の腕を振るい、魚を見事にさばいて皆を感動させた」

元板前であった人が、生魚を見事にさばいて刺身にしたことで周囲が感動したことを表しています。

  • 「意気込む」【いきごむ】
  • 「腕前を披露する」【うでまえをひろうする】

「意気込む」【いきごむ】

「張りきった気持ちで積極的にものごとに当たること」という意味です。

「腕前を披露する」【うでまえをひろうする】

「すばらしい技能があることを人に知らしめること」という意味です。

icon まとめ

「腕を振るう」「自分の腕前や技能を、人に存分に見せること」という意味です。

特技を人前で披露する人に対して使いましょう。